購入から約11年、走行距離10万kmを突破した愛車の「CRF250L」に、モタードホイールを履かせてオン&オフを楽しんでいるカスタム与太話を聞いてくださいな。
文:岩瀬孝昌/写真:南 孝幸

愛車のホンダ「CRF250L」を紹介

僕の愛車は2012年5月に発売されたCRF250L(MD38)の初期型。2013年4月に発売されたCRF250Mの純正モタードホイールを某フリマアプリで購入し、走るシチュエーションに合わせてホールごと交換できるようにコンバージョンカスタムしています。

画像: 愛車のホンダ「CRF250L」を紹介

モタード化(コンバージョンカスタム)のメリット

LとMの共通部品で瞬時に変更可能。ブロックタイヤのスリ減りも軽減!

2012年5月の発売と同時に購入した愛車のCRF250Lは、今年で約11年を超え、走行距離は10万kmを突破するほど長い付き合いになっている。新型のCRF250Lも登場したし、そろそろ買い替えようかなぁ…… と思いつつも、全然壊れないし、色々とイジっていると、その1台に愛着が湧いてしまう性分なので、これがなかなか手放せない(笑)。

そんな、愛車の買い替えができなくなってしまっている大きな要因のひとつが、ホイールごと交換するだけでオンもオフも1台で楽しめるようになる「コンバージョンカスタム」だ。

僕は林道ツーリングはもちろん、オフロードの草レースや国内ラリーなどにも、このCRFで参加するほどオフ好き野郎だけれど、当然ながら普段は街乗りやツーリングで使っていることが圧倒的に長い。通勤でも毎日のように乗っているし、年間で1万5000km以上走ることはザラにあるから、比率にしたらオンロード8割、オフロード2割くらいかもしれない。

それだけブロックタイヤのまま走ると数千kmでタイヤの角がスリ減ってしまい、頻繁に交換が必要になってしまって実にもったいない。いざ林道やオフロード遊びに行こうと思った時にはブロックタイヤの〝美味しい角〟が全然残っていないことに気が付いたのだ。

そこで考えたのが普段はロードタイヤ、オフ遊びに行く時だけブロックタイヤにすると言う即席コンバージョン仕様。これなら20分くらいあればホイールごと簡単に交換できるのだ。

「CRF250M(現在は生産終了)」のホイールがネットオークションやフリマアプリに出品されていないかを常にチェックする日々が続き、喉から手が出るほど欲しかった〝ゴールドホイール〟が運よく7万円程度で購入できたので、晴れてオンオフ生活が始まったと言うワケ。

とは言え、サスペンション特性はオフロード仕様のままなので〝なんちゃってモタード〟ではあるけれど、もともとロード性能の高いCRFは街乗りやツーリングくらいなら全然平気。今後はサスペンションごと替えるフルモタードにしてサーキット遊びも考えています。

画像: ▲普通の林道走行だけでは飽き足らず、ブロックタイヤにスノーチェーンを装着して雪中ツーリングに行くことも。今冬はビスを打ってスパイクタイヤ仕様にするか検討中。

▲普通の林道走行だけでは飽き足らず、ブロックタイヤにスノーチェーンを装着して雪中ツーリングに行くことも。今冬はビスを打ってスパイクタイヤ仕様にするか検討中。

オフロード仕様とモタード仕様を比較

純正オフロード仕様

林道ツーリングやコース走行するときはブロックタイヤを履かせた、いわゆる〝純正オフ仕様〟に。さりげなくビッグタンクやツインサイレンサーなどにカスタム。

画像1: オフロード仕様とモタード仕様を比較

モタード仕様

CRF250Mの前後17インチホイールに変更した〝モタード仕様〟。普段は街乗りやロングツーリングが圧倒的に多いのでこっちの仕様にしていることがほとんど(笑)。

画像2: オフロード仕様とモタード仕様を比較

純正オフ仕様(左)とモタード仕様を並べて比較

画像1: ホンダ「CRF250L」をモタード化する方法|作業内容、必要なパーツ、メリット、注意点などを紹介
画像2: ホンダ「CRF250L」をモタード化する方法|作業内容、必要なパーツ、メリット、注意点などを紹介

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