Amazonで販売されていたFOWAWUというメーカーの「ジャンプスターター」が機能もスペックも魅力的だった。実際にいろいろ使ってみたぞ。どんなものなのか詳しく紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

FOWAWU「ジャンプスターター」テスト&レポート

画像: FOWAWU ジャンプスターター 参考価格:税込8500円 本体サイズ:長さ170mm×幅88mm×厚さ39mm 重量:445g ※本体のみの実測値 バッテリー容量:22800mAh 販売元:FOWAWU

FOWAWU ジャンプスターター

参考価格:税込8500円
本体サイズ:長さ170mm×幅88mm×厚さ39mm
重量:445g ※本体のみの実測値
バッテリー容量:22800mAh
販売元:FOWAWU

停電時やキャンプサイトでも活躍

バッテリー電圧が下がってセル始動ができない場合、最もシンプルな対処法が自車と他車のバッテリー同士を繋ぐ「ジャンプスタート」。ただし出先で始動不能に陥ったとき、都合良く接続相手が見つかってジャンプケーブル(ブースターケーブルとも呼ぶ)があるかどうかは判らない。発電能力、バッテリー容量ともに小さい旧車や、電装系アクセサリーの複数装着でバッテリー負担が大きい車両ユーザーなら、バッテリーとケーブルがセットになったジャンプスターターのほうが現実的だ。

今回採りあげたのは22800mAh容量のリチウムイオンバッテリーを内蔵した本体と、クリップ付きのバッテリー接続ケーブル、シガーライターソケット、充電要USBタイプCケーブルのセット。本体は比較的大きめサイズだが、セット全体でも1kg程度なのでツーリング中はバッグに入れておけばいい。

テスターで出力電圧を計ると、バッテリー接続ケーブル、シガライターソケットともに約16V。経年劣化に冬の寒さが加わってセルモーターの回り方が少し弱った軽乗用車で試してみたところ新品バッテリー並みの勢いを取り戻したから、大排気量のオートバイでも充分な能力だ。

シガーライターソケット付きなので、自動車用電装品のテストやセットアップにも便利。災害時の備えにもなるから、1個持っておくといい。

画像: 本体は防水構造。上面には本体側のバッテリー残量表示インジケーター、LEDライトのスイッチ、方位磁石が並んでいる。本体にケーブルを接続してから車体側バッテリー端子にクリップを接続。極性の間違い、過電圧や過電流を検知したら自動的に保護する回路も備えている。

本体は防水構造。上面には本体側のバッテリー残量表示インジケーター、LEDライトのスイッチ、方位磁石が並んでいる。本体にケーブルを接続してから車体側バッテリー端子にクリップを接続。極性の間違い、過電圧や過電流を検知したら自動的に保護する回路も備えている。

画像: LEDライトは遠くまで届くスポットライト的な配光。赤と青の交互点滅モードもあり、非常時の被視認性アップにも役立つ。

LEDライトは遠くまで届くスポットライト的な配光。赤と青の交互点滅モードもあり、非常時の被視認性アップにも役立つ。

画像: ジャンプスターター(EC5規格)出力の他に、USB2.0と3.0、シガーソケット接続用端子を装備。本体への充電はUSB-Cケーブル経由で行う。

ジャンプスターター(EC5規格)出力の他に、USB2.0と3.0、シガーソケット接続用端子を装備。本体への充電はUSB-Cケーブル経由で行う。

画像: バッテリー上がり対策、災害時への備え、キャンプツーリングでも役立つFOWAWU「ジャンプスターター」

テスター太田安治の欲張りリクエスト
本体サイズが大画面スマホを4〜5個重ねたぐらいあるので、もっと小さくなれば持ち運びが楽。ケーブル類をスッキリ収められる防水の収納袋かケースも欲しいが、実勢価格6500円程度だから文句は言えないかな。

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