いまバイク用のナビゲーションガジェットとして注目を集めている「ビーライン モト」。スマホをホルダーで固定するのとどう違うのか、詳しく紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸/モデル:平嶋夏海

ビーライン「ビーライン モト」テスト&レポート

画像: BEELINE BeeLine Moto 本体セット 税込価格:2万7500円(ブラック)/3万3000円(ガンメタ、シルバー) 本体サイズ:直径約50mm×厚さ約19mm 重量:約30g(ガンメタとシルバーは約80g) 販売元: プロト

BEELINE BeeLine Moto
本体セット 

税込価格:2万7500円(ブラック)/3万3000円(ガンメタ、シルバー)
本体サイズ:直径約50mm×厚さ約19mm
重量:約30g(ガンメタとシルバーは約80g)
販売元: プロト 

曲がるポイントまでの距離と進行方向を表示するシンプルナビ

ツーリングのマストアイテムとなったナビゲーションシステムは、スマホ画面上に地図を表示し、到着時間予想や渋滞、取り締まりなどの情報まで報せてくれるナビアプリを使っているライダーがほとんど。ただ、本来は自動車用なのでライディング中だと不要な表示も多く、かえって必要な情報を得にくいことがある。

さまざまなオートバイ用品を扱うプロトが取り扱いを開始した「ビーライン モト」は、グーグルマップのデータを利用する専用アプリを使うことで、ハンドル部に取り付けた本体に必要最低限の案内情報を表示させるナビゲーションガジェット。

基本的には自車の進行方向、次の右左折ポイントまでの距離と曲がる方向、目的地までの進捗率のみのシンプル表示なので、走行中のチラ見でも確実な情報が得られる。一般道路と高速道路(自動車専用道路)で表示内容が変わり、分岐ポイントが判りやすいこともライダーに親切だ。

本体の取り付けは付属のユニバーサルマウント使ってハンドルバー部分にゴムバンドに固定するだけ。同梱のゴープロスタイルマウントを使えば、メーター周りやトップブリッジ、タンク上に取りつけることもできる。スマホナビで問題になっている振動によるカメラトラブルの心配がないこともメリット。「進行方向と距離がザッと判れば充分」というライダーには最適のアイテムだ。

画像: 本体はIP67の防水防塵仕様。ユニバーサルマウントとゴープロスタイルマウント、専用のUSB充電器が同梱されている。

本体はIP67の防水防塵仕様。ユニバーサルマウントとゴープロスタイルマウント、専用のUSB充電器が同梱されている。

ユニバーサルマウントはパイプハンドルにゴムバンドを使って固定。本体の着脱はひねるだけだが、意外なほどガッチリと固定される。

画像: 画面の表示内容。中央の「3」は日本に少ないランアバウト(ロータリー)。夜間は自動的にバックライトが点灯する。(写真は未点灯時)

画面の表示内容。中央の「3」は日本に少ないランアバウト(ロータリー)。夜間は自動的にバックライトが点灯する。(写真は未点灯時)

画像: シンプルなナビ「ビーライン モト」を使ってみた! バイクでの見やすさに特化したナビゲーションガジェット

テスター太田安治の欲張りリクエスト

付属の取扱説明書だけでは判りにくいので、詳細な設定と操作方法はプロトのホームページを参照するといい。本体にLEDを入れ、案内ポイント手前から点滅させるような機能があれば見落としが少なくなりそう。

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