雨上がりの未舗装路で結構汚れた
去年、
朝活カフェに行くときに「せっかくだから知らない道でいこう」って適当に走ったら、結構な未舗装路でドロドロになったのよ。
あんまり汚れを気にしない自分でも、さすがにこれはちょっとね。しかもこのちょっと前にSSTRで砂浜走ってたから砂も落とさなきゃ色々傷むし。
まずはコイン洗車場でやってみたけど、高圧洗浄機はNGらしい
手っ取り早く汚れを落としたかったので、とりあえずコイン洗車場にいってみた。
車用だけあって、不安になるくらいパワフル。
とりあえずすっきり。
で、よくよく調べたらバイクの洗車で高圧洗浄機は推奨されないらしい。エアクリとかまで水が入る可能性あるからね。あとステッカー剥がれたりする。
実際、ステッカーの剥がれは大きくなったね。
そのあたりの危険性をちゃんと注意して洗車しないといけない。
簡単に洗車をしたいのでフラットラボを試してみる
高圧洗浄は手軽だけど、汚れを落としたいだけなのでもっと気を遣わず簡単に済ませたい。
というわけで、コレ。フラットラボ。
フラットラボ BIKEWASH
泥汚れとかのオフの汚れ落としのために開発されたフラットラボ バイクウオッシュ。
タイヤ、金属、ゴム類など、使う場所を選ばないので超簡単。オフの泥汚れを落とせるくらいだから、頑固な汚れにも強そう。
しかも使い方が超簡単なのよ。水かけてフラットラボかけて水で流すだけ
詳しくは公式動画を。
のちほど実際に試してみるよ。
洗車場所なら、用品店も要チェック
洗車するにあたって、なにげに大変なのが場所探し。
自宅で洗車できれば楽だけど、それが難しければコイン洗車場が一番敷居が低いはず。
ただ世の中にはバイク利用不可のコイン洗車場もあるらしいので、利用ルールは要確認。
あと、コイン洗車場は四輪洗車に特化してるので、高圧洗浄機が強すぎたりするのも注意ポイント。
もし近所にバイク用品店があれば「セルフ洗車サービス」をやってるかチェックしてみると良いよ。
店にもよるけど、500円~1000円位で洗車場が利用できたりする。
そのほか、時間貸しのレンタルバイクガレージや、洗車場を併設したコインパーキングなんかもあったりするので、自分の活動範囲にある最適な洗車ポイントを探しておくと良いかも。
自分の場合は、周辺で調べてみたらダートバイクプラス瀬戸店でセルフ洗車スペースが用意されてた。
利用料は500円(洗車時間1時間以内)で、ダートバイクプラスのメンバーズが必要。
メンバーズカードの発行には300円必要だけど、店頭の買い物で3%オフされるので、割とすぐ回収できそう。
利用の際はダートバイクプラス瀬戸店のレジで受付してね。
マフラーからの水侵入防止にはサイレンサープラグ
さて、洗車用品はフラットラボのバイクウオッシュ。洗車場はダートバイクプラス。
最後に用意したいのは、水の侵入防止グッズ。
ここで紹介するのはいわゆるサイレンサープラグ。サイレンサーの蓋ですね。
エアクリは、蓋的なパーツはないので養生テープとかで。
色んなサイズ、形状があるので、いくつかピックアップして紹介。
DRC サイレンサープラグ
薄く二重になったリブで水の侵入をカット。とりあえずこれ買っとけば間違いなし。ちなみにカラーバリエーションで赤と黒が選べるよ。
デイトナ マフラープラグスモール
最小直径15mmのものが多いんだけど、こいつはなんと直径10mmから対応。最大は34mm。こんなニッチなアイテムもラインナップしててありがたい。もちろんスモールサイズだけじゃなくてビッグサイズ(Φ28~Φ53)も。
UNIT サイレンサープラグ
15-30mmと30-50mmの2種類をラインナップ。シンプルな形状なんだけど、これが意外と使いやすい。中空なのでぐいっと押し込めるよ。
あと縁の持ち手みたいな部分があるので、中にはまって抜けないなんてこともなさそう。見た目がカッコ良いので、個人的にイチオシ。
サイレンサープラグは適切なサイズ選びが大事
ある程度排気量のあるモデルならともかく、50ccの純正マフラーって、出口が相当小さいのよ。なので、小さいサイズのサイレンサープラグの出番。
林道走行で使ってるアメリカンダックス(50cc)純正マフラーの出口を測ってみたら約13mmだった。
UNITのサイレンサープラグSサイズは15mm~30mm対応ってあったけど、13mmでも使えた。
10mmから対応のデイトナ製ももちろんいけたし、DRCのSサイズ(15mm~30mm対応)でも。
15mmとはいいつつ、割と余裕持って設計されてるものなのかも。
社外マフラーとか排気量大きめの場合は、大きいサイズのマフラープラグ。
自分が使ってるマフラーは出口が約30mmと大口径なのよね。というわけで、大きめサイズ。
うん、ばっちり。
せっかくなのでデイトナのサイレンサープラグスモール(Φ10~Φ34)を差し込んだら、ジャストすぎてはまりこんだ。
ふざけてたら中でひっかかりそうになったので、適切なサイズ選びが大事ね。
実際に洗車してみた
前置きが長くなっちゃったけど、いよいよ洗車本番。
まずはシャワーで水をかけて、車体全体を濡れた状態にするよ。上からザーッと。
そしたらフラットラボを吹く。金属部品、樹脂部品、ゴム、塗装面に使用可能。つまりなんも考えずに吹きまくれば良い。
金属・樹脂・ゴム・塗装面ってことは、ニス塗りした木材はどうなんだろ。
ま、大丈夫でしょ。僕はニスを信じる。
ステッカーへの影響だけど、まくれ上がった「だっこ寿司ステッカー」があるので、これが目安になるはず。
全体に吹いたら5分放置。この5分間で汚れを浮き上がってくるという寸法ですよ。
待つのが大事。
5分経ったらシャワーで優しくすすぐよ。
一応動画撮ったけど、正直動画で説明する必要もないくらい簡単だった。
ちなみにここで、プロ技。
水を落とす時には、濡れた状態でシリコンディテイラーを吹くと良いですよ。水滴になって綺麗に落ちます。
シリコンコーティングされるので、汚れも付きにくくなりますし、付着した汚れも落としやすくなりますよ。
滑りやすくなるのでタイヤやシートには使わないでくださいね。
まだ水を拭き取ってないけど、すでに綺麗。
タイヤもやけに綺麗になった。
で、最後に拭き上げ。
吸水クロスは色んな種類があるけど、自分のオススメはPVAのタイプ。乾くとカッチカチになるやつね。昔、車屋さんにオススメしてもらったんだけど、めちゃめちゃ使いやすい。
洗車した結果、なんかレッグシールドがやたらとピカピカになった。スーパーカブの中では特に面積が大きいパーツだけに、めっちゃ気持ち良い。
というわけで予想以上に簡単だった。
お風呂掃除する時のルック バスタブクレンジングみたいな感じ。あれは放置1分だったかな。
エンジン下部を洗いたいときはこんなアイテムもあるよ
今回はささっと洗うだけだったけど、泥の水たまりや林道、砂浜走行なんかでエンジン下部の汚れを落としたいってこともあるはず。きっとある。
そこでこれ、グリップホルダー付きサイドスタンド。
グリップにこいつをはめることで、倒れそうなギリギリの状態で支えてくれるって案配ですよ。
オフロードライダーにとっては結構定番のアイテムらしい。
ただ、よく見たらステップが干渉してた。クロスカブは可倒式なのでギリ救われてる感じ。
残念ながら自分みたいな古いカブだと、完全にステップが接地して使えなかった。
それにしてもカブってこんな姿勢でも自立するのね。調子にのってるとステップ曲がりそうだけど。
綺麗になったらワックスも
今回はとにかく汚れを落としたかっただけなので、磨きについてはまた今度。
とはいえ、せっかくレッグシールドがピカピカになったので、洗車後の艶出しをカブ専門店のカビィさんに相談したらこいつをオススメされた。
榮技研 花咲かGワックス
どうも、カブ専門店です。
樹脂部分の艶出しですが、車の内装向けに開発されているのか、雨に濡れると落ちちゃうものもあるんですよ。
たしかに、艶出し剤のパッケージって車の内装使ってるの多いですね。
うちでは長い事「花咲かGワックス」を使ってますよ。レッグシールドだけじゃなく、ヘッドライトのプラスチックレンズなんかにも非常に効きます。やばいくらいピカピカになりますよ。
まとめ
自分みたいなズボラでも簡単に洗車できるのはありがたい。洗車する週間がついてきたら、こだわって綺麗にしていけば良いし。せっかく綺麗になったら、錆び取りとか磨きもしたくなるけど、とりあえず今回はざっくりと洗車だけ。
レポート:若林浩志