2022年8月5日に、東京日本橋の「お江戸 日本橋亭」で、落語家の桂三若氏がバイクツーリングをテーマとした創作落語を公演します。噺の原作を手掛けたのは、小説家の山田深夜氏。当日は両氏のバイク旅対談も開催予定!

日本一周ライダーでもある落語家・桂三若と、ツーリング小説の大家・山田深夜のコラボレーション

バイク旅の物語を、落語に。
そんな新たな試みを今年開始した落語家・桂三若(かつらさんじゃく)氏と、小説家・山田深夜(やまだしんや)氏。

2022年8月5日に、東京日本橋の「お江戸 日本橋亭」で行なわれる落語会「花のお江戸で三十六番勝負9」にて、両氏による創作落語が披露されます。

画像: 日本一周ライダーでもある落語家・桂三若と、ツーリング小説の大家・山田深夜のコラボレーション

桂三若氏は、バイクで各地を巡りながら、ゆく先々で落語を披露、そのまま日本一周までしたという経歴の持ち主。その旅の模様は、書籍にもなりました(『ニッポン落語むちゃ修行』寿郎社)。

▲桂三若 氏

当日披露される新作落語「最終地の贈りもの」は、現代のバイク小説の第一人者ともいえる山田深夜氏によって創作された演目。

山田深夜氏の小説は、『ロンツーは終わらない』『ひとたびバイクに ツーリングを愛する者たちへ』(いずれも双葉文庫)など、まっすぐにライダーへと向けた作品はもちろん、これまで発表してきた作品のほとんどにバイクが登場することで有名です。

▲山田深夜 氏|愛車はホンダ「ワルキューレ」

「最終地の贈りもの」は、キャンプツーリングを題材に扱っており、山田深夜氏ならではの笑えて泣けるエッセンスが詰まった作品。原作は「最終地のプレゼント」という題名の掌編小説で、『千マイルブルース』(著:山田深夜/幻冬舎文庫)にも収録されています。

今回の落語会では、桂三若氏が三席・三遊亭好志朗氏が一席の落語を公演。当日、最後の演目が「最終地の贈りもの」となる予定です。

そして、「最終地の贈りもの」の公演前には、桂三若氏と山田深夜氏による対談イベントも開催予定。バイク旅に魅了され、その面白さを伝え続けてきたおふたりが何を語るのかにも注目です。

山田深夜氏の小説作品には、熱烈なファンが多いことでも知られています。ご興味ある方は、当日券ではなく前売り券を確保しておくのがおすすめですよ!

花のお江戸で三十六番勝負9
出演:桂三若/三遊亭好志朗/ゲスト山田深夜
日時:2022年8月5日(金) 18時30分開場 19時開演
場所:お江戸日本橋亭(中央区日本橋本町3-1-6 日本橋永谷ビル1F)
料金:前売り2,500円 当日3,000円
▶▶▶前売り券のお買い求めはこちら「桂三若 オフィシャルサイト」

山田深夜氏からのメッセージ

今回は、今年2月28日にお江戸両国亭にて初披露した「最終地の贈りもの」が、どれだけ磨かれているかが見物になると思います。

あれから三若は何度も高座にかけ、噺を磨いておりました。笑って泣かせる人情噺に仕上がっていると思います。

そしてその前に、山田深夜がゲスト出演し、桂三若と対談します。
テーマは「旅とバイク」。

これは私が長年追い求めているテーマでもありまして、「人はなぜ旅をするのか?」を、いつも考えております。そして、なぜバイクなのかも。

落語にも旅を扱った噺がとても多く、それはなぜなのかとも考えています。

それらを日本一周した三若と話したいと考えております。

ただ時間調整的余白を使った対談なので、5分になるか15分以上になるのか、開演してみないとまったくわかりません。

今回は前回より来やすい状況(前回は飲食店規制があり月曜日だった)なので、キャンツー好きの皆様にぜひ観に来ていただきたいと願っております。

終演後に時間が取れれば、来場者の皆様と「旅とバイク」について、さらに語らいたいとも考えております。

まとめ:西野鉄兵

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