ピアッジオグループジャパンは、ピッアジオの3輪原付二種スクーター 「マイムーバー」を、2022年7月1日に全国のピアッジオ・ベスパ正規販売店で発売した。

ピアッジオ「マイムーバー」の特徴

画像: PIAGGIO Mymoover 総排気量:125cc エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ単気筒 シート高:760mm 車両重量:200kg 発売日:2022年7月1日 税込価格:91万3000円

PIAGGIO Mymoover

総排気量:125cc
エンジン形式:水冷4ストOHC4バルブ単気筒
シート高:760mm
車両重量:200kg

発売日:2022年7月1日
税込価格:91万3000円

容量261L! 巨大リアボックスを装備した125cc3輪スクーター

「マイムーバー」はフロント1輪・リア2輪レイアウトの3輪スクーターで、デリバリーなどの業務に向けたビジネスモデル。車体後部に容量261Lという大きなサイズのトランクを装備し、ボディマウントでハンドリングに影響のない作りのフロントラック、レッグシールド部分に装着されるセンターバッグと合わせ、クラス最高の積載能力を備えている。

安定性の高い3輪レイアウトに加え、ホイールのサイズはフロント16インチ、リア12インチを採用して、マンホールの蓋、道路の段差や舗装の継ぎ目、雨などによる転倒のリスクを軽減。ブレーキも3輪全てが制動性能に優れるディスクブレーキで、さらに前後連動のCBSも採用。エンジンは最高出力10.7HPと力強く、しかもクリーンな125cc水冷単気筒を搭載するなど、過酷な環境の都市部でのデリバリー用途には最適なパッケージ。

画像1: ピアッジオ「マイムーバー」の特徴

大きなサイズのトランクが、車体がバンクするのに合わせて片側45°まで傾くチルト機構を備えているのも「マイムーバー」の特徴。安定性や安全性を損なうことなく、2つの後輪を常に接地させ高いグリップをフルに活かすことが可能となり、積載能力と安全性を高いレベルで両立させている。

画像2: ピアッジオ「マイムーバー」の特徴

チルト機構をロックするシステムと駐車ブレーキの組み合わせで、駐車時にいちいちスタンドを使用する必要はなく、余計な負担や労力を省けるのもメリット。フラットで幅が広いステップボードを備え、シート高も760mmと低くて扱いやすさも良好。

さらに大型のフロントスクリーンとハンドガードで優れたプロテクション性能も実現し、スマートフォンなどのデバイスの充電・給電ができるUSBポートも装備するなど、細かな部分までスクーターとしての高い完成度を備えている。

この「マイムーバー」、ボディカラーはホワイトの1色のみ。税込価格は91万3000円に設定されている。

ピアッジオ「マイムーバー」の主なスペック

全長×全幅×全高2155×795×1690mm
ホイールベース1380mm
シート高760mm
車両重量200kg
エンジン形式水冷4ストOHC4バルブ単気筒
総排気量125cc
ボア×ストローク52×58.7mm
最高出力10.7HP/8750rpm
最大トルク10Nm/5250rpm
変速機形式オートマチック(CVT)
燃料タンク容量10L
タイヤサイズ(前・後)90/80-16・90/90-12
ブレーキ形式(前・後)ディスク・ディスク

まとめ:小松信夫

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