ETCを利用すれば、料金所の通過がスムーズになるだけでなく、料金がお得になる場合があり、「ツーリングプラン」「二輪車定率割引」などといった割引サービスを受けることもできる。この記事ではETC車載器の装着スペースの問題で困っている人へ向け、おすすめの製品を紹介しよう。
文:太田安治/写真:南 孝幸

タナックス「ETCポーチ」テスト&レポート

TANAX MOTOFIZZ ETCポーチ MF-4750

税込価格:3,520円

ETC車載器設置スペースの悩みを解消

高速道路料金所の無人化が進み、ツーリングライダーにとって今やETCは必須アイテムとなった。導入予定のライダーも多いはずだが、車種によってはシート下やカウル内にETC車載器が収まらず、設置場所に悩むことがある。

タナックスの新製品はアンテナ別体式のETC車載器に合わせたサイズと、ハンドル周りやグラブバー、キャリアなどに取り付けられる手軽さが特徴。特にオフロードモデルやクルーザー系モデルのユーザーには嬉しい製品だ。

メイン素材は防水性の高いターポリン。ファスナー開閉式なので完全防水構造ではないが、オートバイ用の車載器は防水構造なので現実的には問題なし。もし浸水しても水が溜まらないよう、ポーチ底面には水抜き穴が設けられている。もちろんETC車載器の収納が前提だが、ルックスを崩さないサイズなので工具や小物入れとして使うのもいいだろう。

車体への固定は車体ボルトとの共締めが確実だが、装着したい場所に適当なボルトがない場合は付属の結束バンドを使ってもいい。いずれにしても走行中に直接水が掛からず、振動の少ない場所を選ぶとい良い。

メイン素材に合皮を使い、金属製バックルを採用した姉妹品のMF-4706(税込3410円)はアメリカンにぴったりの雰囲気。機能的には大差ないので、オートバイのスタイルに合わせて選ぼう。

画像: サブフレームやグラブバーなど、固定場所の自由度は高い。電源やアンテナのコードはファスナーの隙間を通す構造。

サブフレームやグラブバーなど、固定場所の自由度は高い。電源やアンテナのコードはファスナーの隙間を通す構造。

画像: プラスチック製バックルとファスナーを開けば車載器にアクセス可能。カードの抜き差しも素早く行える。

プラスチック製バックルとファスナーを開けば車載器にアクセス可能。カードの抜き差しも素早く行える。

画像: 姉妹品のMF-4706(税込3410円)はクルーザーモデルにジャストマッチするデザイン。ヘッドライト下あたりに装着してもいいだろう。

姉妹品のMF-4706(税込3410円)はクルーザーモデルにジャストマッチするデザイン。ヘッドライト下あたりに装着してもいいだろう。

画像: バイクにETC車載器を装着するスペースがない、という人へおすすめの装着方法・ポーチ製品を紹介

テスター太田安治の欲張りリクエスト 
ETCカードの抜き差しも考えた形状と取り付け方法で実用性は不満なし。防水素材で雨や泥で汚れたらそのまま洗えるのもいい。機能はこのままで、より都会的、アウトドア的なバリエーションがあると楽しい。

文:太田安治/写真:南 孝幸

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