イタリアのバイクメーカー・イタルジェットの「ドラッグスター125/200」がいよいよ日本でも本格的にデビューを果たします。街でもツーリング先でも注目を集めること間違いなし、名古屋モーターサイクルショー2022でも行き交う人々の目をくぎ付けにしていました。現地で撮影できた写真をどどっとお見せします!
レポート:西野鉄兵

イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

画像: ITALJET DRAGSTER 125/200 総排気量:124cc/181cc エンジン型式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒 シート高:770mm 車両重量:124kg 税込価格:71万5000円/75万9000円

ITALJET DRAGSTER 125/200

総排気量:124cc/181cc
エンジン型式:水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
シート高:770mm
車両重量:124kg

税込価格:71万5000円/75万9000円

普通のスクーターじゃ物足りない! そんな人の選択肢となりそうなオリジナリティあふれる一台

2018年のEICMA(ミラノショー)でコンセプトモデルが公開されてから約3年、日本でもイタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファーストデリバリーが2021年末に始まりました。

ただはじめは限定モデルだったため、今後写真の通常モデルが普及していく見込み。4月~5月には正規ディーラーで試乗車も用意されるそうですよ。バッグオーダーは数百台抱えているとのことで、その人気ぶりがうかがえます。すでに予約している方は、試乗はせずに実車も見ていない人ばかりのはずですから、すごい!

画像1: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

なんといっても圧倒的な個性。これぞイタリアンデザイン、といった攻めに攻めまくったスタイリングが目を引きます。

トレリスフレーム、特徴的なサスペンション、エンジンまでむきだしの設計で、一見「これはスクーターなのかな」と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。私も念のため、「操作方法はスクーターだと思っていいんですか?」と現地で尋ねてしまいました。

安心してください。スロットルをひねって加速し、両手のブレーキで制動する、一般的なスクーターと操作方法は同じでした。AT限定の二輪免許でも運転できます。

画像2: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

車格や外観は125/200で共通。エンジンは水冷4ストDOHC4バルブ単気筒。ドラッグスター125の方は原付二種の上限である最高出力11kW(15hp)を発生。ドラッグスター200の最高出力は14.6kW(20hp)となります。

画像3: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

見れば見るほどいろいろな部分が気になるドラッグスター125/200。前側のウインカーはバーエンドに備わっていて、しかもシーケンシャルタイプなんですって。

画像4: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

シートの下部には貫通した空洞が設けられています。これはデザイン的なものだそう。

画像5: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

ちなみにシートの内部には小物入れが備わっていて、ドラッグスター200ならETC車載器を装着するのにもちょうどいいスペースなのだとか。

画像6: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

ブレンボのブレーキキャリパーやピレリのタイヤは標準装備! デザインへのこだわりだけでなく、装備も上質なものが採用されています。

画像7: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

燃料タンク容量が少なそう……と思ったら9Lも確保されていました。油種はハイオク指定です。

画像8: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のファースト・インプレッション(西野鉄兵)

日本では原付二種となる「125」と高速道路も走れる「200」では、どっちが人気なのか?

スタッフの方に尋ねたところ、「200の方がだいぶ多く選ばれています」との回答が。

ノーマル状態でも高級感たっぷりですが、オプションでオーリンズ製のサスペンションやアクラポビッチ製のマフラーなども用意。これらをはじめから全部ノセでオーダーする方もたくさんいらっしゃるそうです。

ノーマル状態の車両価格は「ドラッグスター125」が税込71万5000円。「ドラッグスター200」が税込75万9000円。

会場で可能な限り各部の写真を撮ってきました。興味のある方、ぜひポチポチご覧ください。

イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のカラーバリエーション

名古屋モーターサイクルショー2022では、ノーマル状態の「アンスラサイト/ホワイト/レッド」とオプションパーツを一部装備した「ブラック/グレー」の2色が展示されていました。このほかに「アンスラサイト/イエロー」もラインナップ。以下の写真は広報画像で、ミラーが備わっていないなど一部市販車と異なる部分があります。

アンスラサイト/ホワイト/レッド

画像1: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のカラーバリエーション

ブラック/グレー

画像2: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のカラーバリエーション

アンスラサイト/イエロー

画像3: イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」のカラーバリエーション

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  • 画像2: イタルジェット「ドラッグスター125/200」初撮りレポート|斬新奇抜、圧倒的な個性を放つイタリアンスクーター
    アンスラサイト/ホワイト/レッド
  • 画像3: イタルジェット「ドラッグスター125/200」初撮りレポート|斬新奇抜、圧倒的な個性を放つイタリアンスクーター
    ブラック/グレー
  • 画像4: イタルジェット「ドラッグスター125/200」初撮りレポート|斬新奇抜、圧倒的な個性を放つイタリアンスクーター
    アンスラサイト/イエロー
  • 画像5: イタルジェット「ドラッグスター125/200」初撮りレポート|斬新奇抜、圧倒的な個性を放つイタリアンスクーター
    アンスラサイト/ホワイト/レッド
    38
    468
  • 画像6: イタルジェット「ドラッグスター125/200」初撮りレポート|斬新奇抜、圧倒的な個性を放つイタリアンスクーター
    ブラック/グレー
    23
    279
  • 画像7: イタルジェット「ドラッグスター125/200」初撮りレポート|斬新奇抜、圧倒的な個性を放つイタリアンスクーター
    アンスラサイト/イエロー
    40
    493

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画像: ITALJET DRAGSTER www.youtube.com

ITALJET DRAGSTER

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画像: SPOT ITALJET DRAGSTER IMOLA TRACK www.youtube.com

SPOT ITALJET DRAGSTER IMOLA TRACK

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イタルジェット「ドラッグスター125」「ドラッグスター200」の主なスペック・価格

※《 》内はドラッグスター200

全長×全幅1890×750mm
ホイールベース1350mm
シート高770mm
車両重量124kg
エンジン形式水冷4ストDOHC4バルブ単気筒
総排気量124cc《181cc》
ボア×ストローク58×47mm《63×58mm》
最高出力9.2kW(12.5HP)/9500rpm《12.9kW(17.5HP)/8000rpm》
最大トルク10.5N・m《15.5N・m》/7750rpm
燃料タンク容量9L
変速機形式CVT式無段変速
タイヤサイズ(前・後)120-70-12・140-60-13
ブレーキ形式(前・後)シングルディスク・シングルディスク
乗車定員2人
メーカー希望小売価格71万5,000円《75万9,000円》(消費税10%込)

レポート:西野鉄兵

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