大人気ツーリングラリーイベントSSTRが今年も開催されるぞ。今回は5月開催。10周年ということで、よりコアなライダーに向けた追加ルールも設けられるなど、さらなる盛り上がりが期待されるぞ。

SSTR2022の概要

【エントリー期間】

エントリー開始は2022年2月20日(日)の6時41分より。エントリーは下記ページのリンクから。

エントリー受け付け終了は3月27日だけど、定員台数に達したら受け付け終了なので早めのエントリーがオススメ。

【開催期間】

2022年5月21日(土)から2022年5月29日(日)までの一週間。ただし21日と28日は定員が決まってるので、くれぐれもご注意を。

【参加費用】

【一般】【アンダー22】
(5月21日時点の年齢が満22歳以下)
・ソロ  12,000円・ソロ 11,000円
・タンデム:2名分 20,000円・タンデム:2名分 18,000円
(2名とも22歳以下)
【障がい者割引】
(障がい者手帳所持者)
【子連れ割引】
(同乗者が中学生以下。親子以外も可)
・ソロ  11,000円・タンデム:2名分 18,000円
・タンデム:2名分 18,000円
(どちらかの方が手帳所持者)

詳しくは公式サイトをご覧ください。

SSTR2021との違い

画像: SSTR2021との違い

チェックポイントをたくさん回ると良いことがあるぞ

全体の流れは昨年同様。

日本海の反対側海岸を日の出以降に出発。

指定道の駅を含むチェックポイントをまわって15pt以上貯める。

日没までに千里浜にゴール。

で、今回から追加ルールとして「びっくりボーナスポイント(3pt)」というチェックポイントが新設されたよ。これは通常のルールでは物足りない人向け。公式サイトよりそのあたりの解説を引用。

★☆追加ルール☆★・・・上記完走条件は簡単で物足りない、という方は、任意で挑戦してみてはいかがでしょうか。道の駅しかポイントが付かなかった第1回SSTR2013をリスペクトして、いずれも道の駅にこだわった課題となっております。見事クリアした方には、スペシャルデザインバージョンの完走記録証がダウンロードできます。
★☆☆:道の駅20カ所以上立ち寄り
★★☆:指定道の駅5カ所以上立ち寄り
★★★:石川県内の道の駅全26カ所制覇
★★★:びっくりボーナスポイント5カ所以上立ち寄り

5月なので昨年よりも日照時間が長い

画像: 5月なので昨年よりも日照時間が長い

昨年は10月開催だったけど、今回は5月。というわけで日照時間が変わってくるね。
ちなみに2022年10月にも「プレミアムSSTR」というものを開催予定らしい。

さて、日照時間。国立天文台のサイトを参考にしたらこんな感じ。あくまで昨年の数字だけど、およそ3時間くらい余裕ができるっぽい。これは出発地点の選定にもかなりの余裕ができそう。

2021年石川県日の出日の入り日照時間
5月21日4:4218:5914時間17分
10月16日6:0117:1611時間15分

出発地の日の出を調べるのにも便利なので、ぜひ。

ロングツーリングなので装備は入念に

画像: ロングツーリングなので装備は入念に

ゆうて結構な距離を走ることになるので、なるべく持ち物はこだわりたい。自分の場合、必須アイテムは下記のとおり。

・雨具
・防寒具
・着替え
・予備メガネ
・砂地でのサイドスタンド用下敷き

・プロテクター類
・スマホ
・カメラ類
・三脚
・予備バッテリー

三脚は記念写真用。あと、前回はタイヤチューブや予備レバー、工具も一揃い持っていった。
もしパンクしたら大変だからね。

千里浜で撮影するときって、道部分から横に逃げるのでかなり砂が緩い。サイドスタンドだと埋まっちゃうよ。カブくらい軽いバイクならセンタースタンドで着地できるけど、めり込みすぎると脱出がしんどくなる。下敷きはマストですよ。

画像: 一応センタースタンドで着地できた。正直人には勧められない。

一応センタースタンドで着地できた。正直人には勧められない。

ゼッケンの貼り付け位置

フロントにでかいゼッケンを貼る場合は、シールドに貼るのが一番楽。なんだけど、みんな色々工夫してる。ゼッケンをわかりやすくしておくことで、走行後の公式画像販売でも探しやすくなるぞ。

画像1: 今年も始まるSSTR2022。参加概要や前回の参加を踏まえての持ち物、ルートのコツをまとめてみる〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.122〉
画像2: 今年も始まるSSTR2022。参加概要や前回の参加を踏まえての持ち物、ルートのコツをまとめてみる〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.122〉
画像3: 今年も始まるSSTR2022。参加概要や前回の参加を踏まえての持ち物、ルートのコツをまとめてみる〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.122〉
画像4: 今年も始まるSSTR2022。参加概要や前回の参加を踏まえての持ち物、ルートのコツをまとめてみる〈若林浩志のスーパー・カブカブ・ダイアリーズ Vol.122〉

サイドのゼッケンは、割となんとでもなる。自分の場合、ゼッケンベースのあるカブラサイドカバーにしたら、ベース部分がでかすぎて数字が寂しかったので、公式ステッカー+自作ナンバーを装着していった。

運営の方に聞いてみたらこれはOKとのこと。
なお、公式ゼッケンの複製はNGよ。

画像: ゼッケンの貼り付け位置

ルート選定は事前の準備が大事かも

画像: ルート選定は事前の準備が大事かも

スタート地点を決めるのが悩ましい

まず悩むのがスタート地点の選び方。それで行程がほぼ決まってきちゃうからね。
道中をのんびり楽しむなら、なるべく無理のないルーティングを。スタート地点に前泊するという選択肢も良いぞ。

SNSで過去の参加者による事例を探すのも参考になるよ。

公式サイトには岬ポイントの設定もあるけど、原付の場合は難易度高そう。

画像: sstr.jp
sstr.jp

旅のしおりをつくっておくと便利かも

SSTR2021では、カブでの参加だったので間に合うようにそこそこ綿密にルートを選定したよ。

画像: こんな感じ。

こんな感じ。

で、これを印刷してハンドルバッグにいれていつでも見れるようにしておいた。

画像: 旅のしおりをつくっておくと便利かも

5分単位でスジュールを設定して、最終的にゴールでの誤差は15分くらい。もっとガチれば誤差5分くらいにできたかも。
ただ、正直ガチガチに決めすぎてツーリングの自由度があまりなかったのが反省点。もう少しダラダラと行けるようにした方が、より楽しかったかも。

グーグルマップの地点保存はお役立ち

ルート作りしてて便利だったのはやっぱりグーグルマップ。距離や所要時間の目安を調べておけるのは便利よね。

あと、スマホナビを活用する人が多いと思うんだけど、チェックポイントをあらかじめグーグルマップとかに保存しておくと便利よ。当日になって検索しなおすとバタバタしちゃうからね。

SSTRでの個人的なオススメポイント

能登半島ツーリングはめちゃ気持ちよい

SSTR当日はあまり時間に余裕がなかったので、翌日に野とツーリングしたんだけど、これがマジ最高。晴天に恵まれたってのも大きい。能登島も超オススメ。なにもかも最高ですぞ。

画像: 能登半島ツーリングはめちゃ気持ちよい
画像: 能登島を回るよ youtu.be

能登島を回るよ

youtu.be

すしべんサイコー

石川県といえば海の幸。お寿司屋さんとかに入るのも最高だけど、「すし+弁当」のすしべんもめちゃめちゃ美味かった。しかも安い。最高。

画像1: すしべんサイコー
画像2: すしべんサイコー

魚も釣れる

釣ーりんぐをこよなく愛するODA氏は、ロッドとリール、ルアーを持参して、ツーリングの合間に釣りしてた。正直、もう一泊してゆっくり釣りしたかった。

画像: 魚も釣れる

まとめ

往路も復路も楽しいSSTR。ゆうてツーリングなので、ルールを守って無理なく楽しむのが一番な気がします。あとエントリーはとにかく早めにこなしておくのがオススメ。

レポート:若林浩志

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