プロトによるカスタムコンセプト
日本最大級の遊びの祭典である「フィールドスタイルジャンボリー2021」にて、ベネリのニューモデル「125S」の発表を行ったプロト。
同会場では、プロトによるベネリをはじめとする各車種のカスタムコンセプトの展示も。イベントの性格にあわせ、アウトドアテイストを高めたカスタマイズにより、会場の注目を集めていた。

同社の提案する「カスタム・ビークル・ライフ」というテーマにより、多彩な展示が行われていた。

ベネリ「レオンチーノ」のカスタム
人気モデル「レオンチーノ」をベースにブロックタイヤの装着、サイドバッグなどを採用したカスタムコンセプトモデル。さらに愛知県豊明市のTon-Upによるカスタムペイントで印象を一変させている。
ストリート感あふれるモデルが、道を選ばない魅力的なオールラウンダーに仕上げられる。

カスタムペイントとブロックタイヤで、印象を一変させている。

シルエットの美しさとブロックタイヤのコントラストが個性を演出。

こちらはサンドカーキのカスタムペイントで、土感を強く連想させる。

レオンチーノ用サイドバッグ(日本未発売)を装着。サイドバッグステーはワンオフ。

シンコータイヤ E700で足下の印象を大きく変更。なお、装着のためフェンダー加工なども施されているという。

美しくマットにマットに仕上げられたスモークブルー。

サンドカーキも同様にマットペイント。
ゴッチア「GEV600」のカスタム
こちらはベネリ同様にプロトが取り扱う電動スクーター「GEV600」をベースにしたオフロードコンセプト「GEV600TRK」。
軽量コンパクトなだけでなく、完成度の高さが魅力なGEV600にアウトドアテイストを付与する。

カスタムスタイルに合わせて、キャンプイメージでディスプレイ。

手前がカスタムコンセプトのGEV600TRK。奥がノーマルのGEV600。

フェンダーは自転車用を加工して装着。

ペイントはレオンチーノ同様、愛知県豊明市のTon-Upによるカスタムペイント。

ブロックタイヤは、シンコータイヤのSR241を装着。
ホンダ「CT125・ハンターカブ」のカスタム
アウトドア的なイメージを強く持つハンターカブには、実際の使用をイメージしたリアルなカスタムが施される。

シートが目を引くが、メッシュホースなど、細部まで手が入れられている。

左サイドのリアビューは、ロトパックスの効果もありボリューム満点。

左サイドには、ロトパックスを装備。

RAMマウントを駆使して、スマートフォンやドリンクホルダーをマウント。

ミラーはRAMマウントを活用したダブルテイクミラー。

シートにはカブシリーズ専用設計の、ゲルザブCを装着。長距離ツーリングもこれで安心だ。

シートバッグは、IGAYAのキャンプツーリングシートバッグ。
中でも特に注目したいのが、開発試作品として展示されていた「シートロックを外すと自動で上がってくれる」というアイテム。
写真では伝わりにくいので、プロトツーリング部のTwitterの動画で動作を確認してほしい。要望が多ければ商品化の可能性も高まるとのことだ。
まとめ:webオートバイ編集部/写真:プロト