元SKE48の梅本まどかちゃんがお送りする連載コラム「梅ひよ」。今回は、ツーリングをしようと思ったところトラブル発生! というお話です。

バイクが異常に重く感じた原因は?

28歳最後の日の朝。 「よし!晴れてるし、最終日はずっと行きたくて、行けなかった『付知峡』(つけちきょう)に行ってリフレッシュしよう」と、朝6時から計画し始めました。

途中、道の駅に寄りたいから、どこに行くか目星をつけるのですが、「このルートがいいかな?」「この時間ならここに寄って、もし時間が経ちすぎてたらここは諦めて…」「え? ちょっと行けば、ここにも道の駅あるじゃん」となかなか決まらない。地図で見ると近そうに見えるのですが、ナビで時間を見ると、意外と30分かかったりするんですよね。自分の思っていた時間とのギャップが15分くらいあるのですが、わりと時間通りにツーリングしたい私にとっては、この15分が大事なんです。

ツーリング歴が浅い時に、その時間のロスが積もって暗くなり、怖かった覚えがあるのでトラウマなんです! 誰かと行くならいいのですが、暗い山道を1人で走るようなメンタルは持ち合わせていないのです。

いろいろ悩んだりしたのですが、もうわくわくが止まりません。なんだかんだ準備をして、8時過ぎに荷物を持って、愛車CB400SFのもとへ。まず、チェーンロックを外して、カバーを外して、とりあえず暖気するために広い場所へ出そうと、ハンドルを真っ直ぐに戻そうとしたら「あれ? ハンドル重い」。不思議な感覚でした。

ちょっと違和感を覚えながらも、とりあえず前に出そうとすると、進まない。チェーンロック、外し忘れたかな? と、再度確認。見ると、ちゃんと外れていました。「ん? 今日は力がないのかな? 最近痩せて体力なくなった?」と自分の身体の変化のせいかと考えながら、もう一度力を入れて押してみると進みましたが、すんごく重い‼「これはもしや!?」と、タイヤを手で触ると違和感もなく、穴も開いていない。ただ、ちょっと蹴ってみると“ぺこっ”って。フロントタイヤの空気が抜けていました。

初めてこんなにタイヤの空気が抜けているバイクを押したので、空気がないとこれほどにも重いのか! とびっくり。最初は「なるほど〜」と感心していたのですが、もうこの時点で、朝立てた予定は中止です。とりあえず、これはプロにお願いして原因を調べてもらわなくちゃ! とお店に電話。すぐ対応してもらえて、原因もわかり、タイヤを買い替えることなく、直してもらえることになりました。

画像1: バイクが異常に重く感じた原因は?

一時はどうなるかと思ったのですが、お店の対応が早く、午前中には愛車が元気になって戻ってきたのです。こうやって駆け込める、頼れるお店があるのってホントに助かる! と思うのと同時に「あれ? 今から近場なら行けるなぁ…」。どうしてもリフレッシュツーリングに行きたかったので、毎年夏に行っている『美浜』へプチツーリングへ。海沿いを走るのはすごく気持ちよくて、大好きな塩ソフトクリームを海を見ながら食べて、午後はすごく幸せな時間を過ごせました。

29歳のうちには『付知峡』に行けるといいなぁ。

文・写真:梅本まどか

画像2: バイクが異常に重く感じた原因は?

This article is a sponsored article by
''.