2021年9月14日、『ミスター・バイクBG』の最新号が全国の書店およびオンライン書店で発売されました。コンテンツを紹介します。

【特集】GS vs Mk.Ⅱ 直4DOHC 2バルブの名機

Z1000Mk.II
GS1000S

日本製ロードスポーツの代名詞ともいえる、直列4気筒エンジンモデル。1960年代末に生まれ、量産車として世界最速を奪取。各メーカーが競い合い次々とニューモデルが生まれ「速さ」を更新。競争は今なお続いています。

その歴史において、時代を彩ったカワサキ Z1系とスズキGSシリーズは、間違いなく名機といえるでしょう。

奇しくもシリーズ最終型であるZ1000Mk.IIとGS1000Sは、市場そしてレースにおいても同じ舞台を戦い、共にDOHC2バルブエンジンを搭載していました。今なお人気の衰えを知らない、際立った個性と魅力を、改めて探ってみました。

市川 仁が絶版車を斬る
YAMAHA YZF-R1 WGP50th ANNIVERSARY EDITION (2012)

画像: 市川 仁が絶版車を斬る YAMAHA YZF-R1 WGP50th ANNIVERSARY EDITION (2012)

1998年に登場し、現在に至るリッタースーパースポーツというジャンルを創り出したといえる、ヤマハYZF-R1。ライバルメーカーとの戦いの中でほぼ2年ごとにモデルチェンジを重ねながら「進化するスーパースポーツ」を提案してきました。

その歴史の中で大きな転機となったのが、4気筒でありつつ2気筒のようなトルク感を生み出す、クロスプレーン型クランクシャフトの採用。現行モデルにも引き継がれているこのクランク位相がもたらした、走りのフィーリングは何なのか。その初期モデルを思い切りテスト!

THE〝FACTORY STOCK〟
1980 KAWASAKI Z1000Mk.II A4

画像: THE〝FACTORY STOCK〟 1980 KAWASAKI Z1000Mk.II A4

1990年代初頭まで、輸出仕様のみだった日本製リッターバイク。当然、各モデルは輸出先の車両規定に合わせた仕様となっており「その違いは何か」も今やマニア心をくすぐる要素となっています。そしてもうひとつ、海外生産モデルがあったのをご存じの方も多いでしょう。

今回のZ1000Mk.Ⅱも当てはまります。1976年、カワサキは重要な市場であるアメリカに生産工場を創設。生まれたモデルの中には、日本生産車両には設定されていなかったカラーリングもあったのです。

その存在を当時日本にはほとんど知られていませんでしたが、近年の「輸入車」の増加に伴い知られるようになりました。「この姿をずっと保ちたい」と思う新オーナーは、なおさら多いと聞きます。その姿、違いをじっくり眺めるのも、楽しいひととき!

マニアックバイクコレクション

バイクメーカーとしては「売れるバイク」が良いのは当然です。ただし、結果としてあまり台数が出なかったモデルがあるのも事実。では売れなかったからダメなバイクなのかというと…そうとは言い切れませんよね。個性的過ぎた、時代が合わなかった……いろいろ理由はあるでしょう。でも魅力的であり、心の中で「キラ星のごとく輝くバイク」たちのコレクションです!

「雨は これから」東本昌平 第71話「蟬の口癖」

自分の周りで、いろんな音が勝手に騒ぎ出す。秋になろうとしているのに。

画像: 「雨は これから」東本昌平 第71話「蟬の口癖」

別冊付録
『フルサイズ ゼロハンスポーツ図鑑.1 ──ホンダ4ストローク編──』

バイクの楽しさを教えてくれた50ccバイク=ゼロハンの魅力が分かる保存版小冊子。第1回はホンダ4ストロークモデル。

『ミスター・バイクBG』2021年9月号/特別定価:680円(税込)

【定期購読のお申し込みはこちら】

月額払い:毎号価格
1年講読:7,560円 ⇒プラス1号贈呈

This article is a sponsored article by
''.