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コーナーについても、一つ得たことを教えてくれた。「ヤニングにコーチを戻してから言われたんですが、バイクを寝かしすぎだと。ペグが地面に擦れてスピードが落ちてると指摘されたんです。乗っていて、ペグが引っかかって減速するような感覚は感じていたんですが、今はワダチの状態をみてバンク角とコーナリングスピードを調整できるようにしています。勢いがありすぎてマイナスになってたわけです。まだ未完成ですが、だいぶ巧くなりました」

画像2: プロライダーの鋭いセンサー

ステップを擦ったからといって、ロスするタイムなんてあるのだろうか、と思う人もいるだろう。でも、下田が走っているスーパークロスは、そのコンマ0.1秒をつめていく世界である。ワダチにひっかかったセグメントでタイムが落ちていることが、体感できるというのだ。

「ウィールタップとかもそうですね。難しいし、自信がないと挑戦できない。レース本番でやろうとすると、条件がよくないとできないですし、実戦で使えるかどうかは別の話。ただ、タイムクオリファイなんかでは、そのくらいタイムを削る場所を入念に探していくんですよ。ヒューストン1はかなり荒れてたので、ラインもだいぶ変える必要がありました」と下田。タイムを出す作業というのは、そういうものなのだと。タイムクオリファイが終わったら、空き時間で走行のビデオを分析し、どこで削っていけるか研究し、実戦に移す。「ヒューストンでは、たとえばフープスの前のコーナーでライン取りが問題でした。コンマ2秒違いましたからね」

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