※本記事の車両は2019年カラーです
SV650の美点だった『扱いやすさ』に磨きがかかった
![画像1: SV650の美点だった『扱いやすさ』に磨きがかかった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/0f08e0659695663bc5fbf81a6fd980302f5a4a8f_xlarge.jpg)
ブレーキによって本来のパフォーマンスをさらに引き出せるようになったSV650ですが、それは元々の素性の良さがあってこそ!
特にSV650で注目したいのはVツインというエンジン形式です。
650ccなどのミドルクラスではコスト問題から並列2気筒エンジンが主流ですが、スズキだけはVツインエンジンを貫いて採用しているんです。
これによってSV650は他にはないスリムなボディを手に入れています。
それがSVだけの扱いやすさとスポーティな走りを生んでいる。
スズキは走りのためにコストをかけるべきところには、きちんとかけているんです。
![画像2: SV650の美点だった『扱いやすさ』に磨きがかかった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/d2fb1d1fa41630f98f387f39ca3ba465fc0cfca2_xlarge.jpg)
ゴムではなく、先端まで滑り止めのローレットが刻まれた金属ステップだって、きっと同じ理由でしょう。
スポーティな走りを楽しむためには絶対に必要。車体のホールドに欠かせませんから。
![画像3: SV650の美点だった『扱いやすさ』に磨きがかかった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/9d2a0c8699ae5bdf339afd01884c390156674737_xlarge.jpg)
そこに加えて滑りにくいシート表皮を採用して、ライダーのホールド力を高めてもいます。
細部に至るまで走りには妥協しないんです。
実直で真面目なものづくり。
見た目こそオーソドックスなネイキッドですけど、SV650って『スズキらしさ』がたっぷりと詰まったバイクなんです。
シンプルに『バイクで走ること』は好きですか?
![画像1: シンプルに『バイクで走ること』は好きですか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/30f2a8a4262e37a5f3b526a106d48d5f76835471_xlarge.jpg)
そんなの『当たり前だよっ!』って声が聞こえてきそうですけど、わたし(キタオカ)は好きです。とにかく好き!
ツーリングでもワインディングでも街乗りでもいい。
バイクで走っていれば、嫌なことがあっても、だいたい忘れてしまう気がする(笑)
![画像2: シンプルに『バイクで走ること』は好きですか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/40f9534ae55a267f03f5442bcdda7bbbe3e9d6f8_xlarge.jpg)
その『走る』ことを直感的に、誰もが楽しめるのがSV650だと個人的には思っています。
過剰なパワーに恐れを為すこともなく、重量200kgを下回るスリムボディは女性にだって優しくて扱いやすい。
![画像3: シンプルに『バイクで走ること』は好きですか?](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/ad197bed553b56effced00d424ffd0fc26f92403_xlarge.jpg)
それでいて走りにスポーティさを求めるライダーにも、とことん応えるのがスズキ流です。
そのために必要だと考えたから、コストを鑑みず、SV650には4ポットのブレーキキャリパーが与えられたのだと思う訳です。
(下に続きます)
初期型を作ってみて『こうすると、もっと良くなるな』っていうことを実装する。
そういう部分でスズキは、けっこう対応がスピーディなメーカーだったりします。
あえて650ccの『SV650』を選ぶ理由
![画像1: あえて650ccの『SV650』を選ぶ理由](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/ee064db0d9e7692087f7b25c3f85919fe8e46ab1_xlarge.jpg)
愛車を選ぶ基準は十人十色ですから『このバイクすごくいいよ』って言われてもピンとこない人もたくさんいると思います。
バイクは趣味の乗り物なんだから、それでいい。
でも今回こうやって、改めてSV650に乗る機会があったから『ここは伝えておかねば!』と思うことをひとつだけ。
![画像2: あえて650ccの『SV650』を選ぶ理由](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/122ddeb8661205b0cef53a6c3eff0ab1b4221b6a_xlarge.jpg)
男も女も年齢もライディングスキルの違いも関係ありません。
このバイク、SV650に乗って『楽しい!』と感じないライダーはまず居ないと思う!
![画像3: あえて650ccの『SV650』を選ぶ理由](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783548/rc/2020/09/23/bc93598d02d7e257f48022f032d661e3f016583b_xlarge.jpg)
スズキの大型バイクのラインアップ中で、数としてSV650がいちばん売れてる理由はそういうこと!
バイクで走るのが大好き。
そうだったら、一度でいいからSV650に乗ってみてください。
迫力のリッタークラスも楽しいですけどね……
あえて、650ccっていう中間排気量のバイクを『選びたくなる理由』がわかると思いますから!
よろしければ【前編】から是非どうぞ!
【前編】はこちら!
【初期型SV650に乗った時の記事もどうぞ】
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