公道を走れるモトクロッサーとして、ホンダ最強の市販レーサー・CRF450Rをベースに誕生したトレールマシンがCRF450L。残念ながら、国内仕様は昨年販売終了となったが、逆輸入車ならまだまだ入手可能で、しかもフルパワー! 逆輸入したての1台を存分に走らせてみたぞ!
画像: キャスター角は国内29°30′に対して28.5°、トレール量は国内の127㎜に対して122㎜となっており、姿勢はやや高め。

キャスター角は国内29°30′に対して28.5°、トレール量は国内の127㎜に対して122㎜となっており、姿勢はやや高め。

画像: シート形状やサスペンションの仕様が異なるため、全体的に国内仕様よりも尻上がりぎみなフォルムとなっている。

シート形状やサスペンションの仕様が異なるため、全体的に国内仕様よりも尻上がりぎみなフォルムとなっている。

画像: φ49㎜の倒立フォークは国内仕様とは突き出しの量が異なっており、逆輸入車では目盛り1段分の位置にトップブリッジがくる。

φ49㎜の倒立フォークは国内仕様とは突き出しの量が異なっており、逆輸入車では目盛り1段分の位置にトップブリッジがくる。

画像: LEDヘッドライトを装備するが、顔つきはCRF450Rを彷彿させるもの。LEDウインカーは柔軟な素材のステーを採用。

LEDヘッドライトを装備するが、顔つきはCRF450Rを彷彿させるもの。LEDウインカーは柔軟な素材のステーを採用。

画像: テールランプは細身のLED。ステンレスマフラーの出口形状、サイズには国内仕様との大きな違いは見られなかった。

テールランプは細身のLED。ステンレスマフラーの出口形状、サイズには国内仕様との大きな違いは見られなかった。

画像: 試乗車はDIDのアルミリムにIRCのトレールマスターを履く。ブレーキディスクは260㎜径のウェーブディスクだ。

試乗車はDIDのアルミリムにIRCのトレールマスターを履く。ブレーキディスクは260㎜径のウェーブディスクだ。

画像: 非常に小ぶりなサイズのデジタルメーターだが、ツイントリップに時計、燃費計など、表示項目は意外にも多彩。

非常に小ぶりなサイズのデジタルメーターだが、ツイントリップに時計、燃費計など、表示項目は意外にも多彩。

画像: シート高は940㎜。シート形状は国内仕様とは若干異なっているようで、肉厚で盛り上がった座面となっている。

シート高は940㎜。シート形状は国内仕様とは若干異なっているようで、肉厚で盛り上がった座面となっている。

画像: スイングアームやホイールなどのパーツは基本的に国内仕様と同様。リアブレーキ径は240㎜のウェーブディスクで、こちらも同じ。

スイングアームやホイールなどのパーツは基本的に国内仕様と同様。リアブレーキ径は240㎜のウェーブディスクで、こちらも同じ。

画像: CRF450R譲りのユニカム4バルブエンジン。今回の試乗車は国内仕様とは吸排気系のダクトやコネクティングチューブ、ECUが異なる。

CRF450R譲りのユニカム4バルブエンジン。今回の試乗車は国内仕様とは吸排気系のダクトやコネクティングチューブ、ECUが異なる。

画像: リアサスペンションも国内仕様とは異なった仕様で部品番号も違うもの。ストローク量、セッティングともに異なる。

リアサスペンションも国内仕様とは異なった仕様で部品番号も違うもの。ストローク量、セッティングともに異なる。

ライディングポジションと足つき性
身長:182㎝ 体重:80㎏

画像1: ライディングポジションと足つき性 身長:182㎝ 体重:80㎏

国内仕様よりも若干高くなったシート高は、身長182cmのテスターでもカカトがやっとつく程度。しかし、これは足つきよりも、スタンディングポジションで走り回ることを優先したライポジ。オフロードを楽しみたいなら、細く軽い車体によってその恩恵を受けることもできる。

画像2: ライディングポジションと足つき性 身長:182㎝ 体重:80㎏

Honda CRF450L (逆輸入車)の主なスペック

SPECIFICATIONS
全長×全幅×全高 2280×825×1260㎜
ホイールベース 1500㎜
最低地上高 315㎜
シート高 940㎜
車両重量 130.8㎏
エンジン形式 水冷4ストOHC(ユニカム)4バルブ単気筒
総排気量 449㏄
ボア×ストローク 96×62.1㎜
圧縮比 12.0
最高出力/最大トルク NA
燃料タンク容量 7.6L
変速機形式 6速リターン
キャスター角/トレール量 28.5゜/122㎜
タイヤサイズ(前・後) 80/100-21・120/80-18
ブレーキ形式(前・後) ディスク・ディスク

文:三橋淳・月刊オートバイ編集部/写真:柴田直行

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