ポラリス本社スノーモービル部門のトップ エリック・P・ナルト氏

画像1: ポラリス本社スノーモービル部門のトップ エリック・P・ナルト氏

●エリックさんはスノーモービル部門のトップですが、今回札幌モーターショーにポラリスジャパンが参加し、どのように感じていますか?

「私は北海道に始めて来ました。昨日ニセコに行ってきたのですが、うわさに聞いていた通り、雪の量、雪質ともに素晴らしくて感激しました。これならばポラリスのスノーモービルやティンバースレッドをエンジョイしてもらえると確信できました。平野だけでなく深い雪山もあるので、色々な遊び方ができると思います。ニセコに行っただけでも私自身ワクワクさせられたので、日本国内のファンや海外から日本の雪山を求めてくる人たちにもポラリスを楽しんでもらえるでしょう」

●スノーモービルのマーケットといものは、世界的に考えた際、現在どのような状況なのでしょうか。また、日本のマーケットをどのようにお考えですか?

「先ほども言いましたが日本の雪はとても素晴らしいのでポラリスのマーケットとしては、とても良いものだと考えています。ただ私有地でなければ遊べないというレギュレーションには少々何か打つ手を考えなければならないかもしれません。例えば北米ではスノーモービルに適合させた道交法が存在するので冬季になると、ユーザーは皆、それを守って運行させています。雪の深いカナダも国立公園内であっても、しっかりとした積雪量があり、自然にダメージを与えなければ走ってよいことになっています。北欧は現在の大きなマーケットとなっているのですが、ノルウェーは日本と同じく私有地での使用とされています。フィンランドでは冬場の林道遊びの道具として楽しまれています。ですから日本でも問題なく受け入れられるとは考えています。そうそうロシアはどこでも乗り放題ですよ」

●ポラリス製スノーモービルならではのポイントを教えてください。

「これは2020年モデルのRMKなのですが、まずフロントに備わる2枚の板の間隔をなるべく狭めています。こうすることで深い雪の中を走っても、しっかりとエッヂが立ちやすくなり、よりクイックにターンすることができるのです。安定感を持たせつつ素早い方向転換を可能とするために、ぎりぎりまで攻め込んで設計しています。そしてトラック(キャタピラ部分)なのですが、このモデルは174インチ(4.42m)と、特に長く設定しています。広い面積を書き上げられることで高効率としているのです。そのトラックの歯も長くしており、よりロスを軽減しています。これらのことから、パワフルでダイナミックなライディングを楽しむことができるようになっています。安全装置的にはライダーと車体が離れてしまった際に、すぐにエンジンをカットするキルスイッチを取り付けています。落車はしないことが肝心ですが、もしもの時のための装備です」

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●日本のファンに向けてメッセージをください。

「雪量がしっかりとあり雪質も良く、さらには山や林道、平野部など様々なステージを楽しむことができる日本は、世界的に見ても特別な場所だと思います。そのような場所でポラリスのスノーモービルを楽しんでいただけるのは我々にとっても、とても幸せなことだと考えています。ポラリスジャパンが誕生し、より一層日本と私たちは近い関係となりました。スノーモービル、ティンバースレッド、ORV、そしてインディアン、すべてのポラリスをエンジョイしてください」

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