大型バイク購入に意欲を燃やす平嶋夏海ちゃんによる、試乗インプレッション企画! 親子でジムカーナを楽しんだり、オートバイ女子部としてミニバイクレースに挑戦したりと、ますますバイク熱が高まる一方のなっちゃんが、いまリアルに気になる車輌とは……? 第6回目となる今回は、初めてのDCT体験となったHonda NC750SとNC750Xを乗り比べてのインプレッションをお届けします!

ーーこれまで、NCという車種やDCTの存在は知ってた?

画像1: 平嶋夏海の「つま先メモリアル」(第6回:Honda NC750S、NC750X)

今回試乗することになって調べた時に、初めてNCが教習車で使われてたりすることを知りました。だからDCTも知らなかったです。

画像: ーーこれまで、NCという車種やDCTの存在は知ってた?

ーーそうなんだ。そういえば、なっちゃんが試乗するバイクについて事前にリサーチして、“平嶋ノート”をつけてることはお馴染みだけど、具体的にはどのくらい調べるの?

画像2: 平嶋夏海の「つま先メモリアル」(第6回:Honda NC750S、NC750X)

乗る車種を教えてもらったら、まず1時間くらいネットの情報を漁って、それから1時間くらいYouTubeを見る感じです。オフィシャルの映像見たり、実際に乗ってるユーザーさんの映像見たり。あと、モデルチェンジをしたことがあるバイクなら、以前のモデルについてもちょっと調べるかな。ノートに書くのは、そのモデルの特長とか、新たに搭載された機能とかはもちろん、調べててわかんない言葉とかも書いておきます。で、試乗の時に周りの理解してる人に聞いて、教えてもらう。その方が早く理解できるんですよ。ネットとかで自力で調べようとすると、わかんないバイク用語って、その説明自体がわかんない言葉で説明されてたりするから(笑)。

画像: ーーそうなんだ。そういえば、なっちゃんが試乗するバイクについて事前にリサーチして、“平嶋ノート”をつけてることはお馴染みだけど、具体的にはどのくらい調べるの?

ーー確かに、それはある(笑)。じゃあ早速だけど、NC750XとNC750S、それぞれのインプレッションを聞きましょう。まず外観の印象はどう?

画像3: 平嶋夏海の「つま先メモリアル」(第6回:Honda NC750S、NC750X)

「X」と「S」で、アドベンチャーとネイキッドの差はしっかり出ているなって思いました。エンジンとかフレームは同じだとしても、明らかにポジションが違うから、乗り味も全然違うんだろうなって印象でした。

画像: HONDA NC750X デュアル・クラッチ・トランスミッション ■税込価格:96万8000円

HONDA NC750X デュアル・クラッチ・トランスミッション
■税込価格:96万8000円

画像: HONDA NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション(キャンディークロモスフィアレッド) ■税込価格:82万6100円

HONDA NC750S デュアル・クラッチ・トランスミッション(キャンディークロモスフィアレッド)
■税込価格:82万6100円

ーー実際にまたがっても、ライポジの印象は違った?

画像4: 平嶋夏海の「つま先メモリアル」(第6回:Honda NC750S、NC750X)

違いました。最初に乗ったのは「S」ですけど、見た目よりもライポジがラクだなって感じました。パッと見、もうちょっと前傾な気がしてたけど、そんなにハンドルに体重がかかるわけでもなくて。ハンドルとの距離も、大型ならこのくらいかなって想定できる範囲の距離感なので、たぶん女の子でもハンドルが遠いと思うことはないと思います。対して「X」は、ハンドル幅が広いから、その分腕が伸びちゃうなぁとは思いました。個人的にもっと乗りやすくするなら、アップハンドルとかにして、握る位置をちょっと手前に傾けて近づけたいですね。「X」みたいなアドベンチャー系って、ライポジ自体がラクじゃないと逆に困る車種じゃないですか(笑)。だから乗車時の姿勢は結構起きてるんですけど、どう乗るのが格好いい状態なのかは、今日の試乗時間のうちではいまいち掴みきれなかったです。

画像: 走行の合間には、イラストでポジションのイメージを確認??

走行の合間には、イラストでポジションのイメージを確認??

画像: ーー実際にまたがっても、ライポジの印象は違った?

ーーシートも「X」と「S」で違ったけど…。

画像5: 平嶋夏海の「つま先メモリアル」(第6回:Honda NC750S、NC750X)

シート表面については、正直そこまで違いは感じなかったです。ただどっちも太ももに当たるシートの角度がちょっときつくて、当たるというか刺さる感じで…。長時間乗ってたら場所を変えたくなる。しかもわりと全体的に細身のシートだから、シートの前に座ろうと、後ろに座ろうと、結局同じ部分に角が当たるんですよ。そこはちょっと『う〜ん』て感じたとこですね。

画像: ーーシートも「X」と「S」で違ったけど…。

ーー足着きだったり、全体のバランスとかはどう? 今回は編集部から高速を使って道志に向かい、ちょっとした山道とかも走ったけど。

画像6: 平嶋夏海の「つま先メモリアル」(第6回:Honda NC750S、NC750X)

足を下ろした時にステップとぶつかることもなく、どっちも比較的まっすぐ足を下ろせます。足着きは「S」の方はかなり良いんですけど、「X」は両足を同時に着くのはちょっと難しい感じ。峠を走る時は、少し前傾姿勢なライポジだからか、「S」の方がどうしても楽しく感じちゃいました。「X」はハンドル位置が遠めだし、広いから、どうしてもコーナリングで外側の腕が伸び切っちゃって、ちょっとつらいんですよ。特に傾斜もあるきついコーナーだと、ハンドルを切ろうとするとやっぱり外側の手が遠いなって感じるので。

画像: NC750Sの足つき(身長:154cm)

NC750Sの足つき(身長:154cm)

画像: NC750Xの足つき(身長:154cm)

NC750Xの足つき(身長:154cm)

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