ツーリングを楽しむライダーの多くがシートバッグを積んでいる。荷物量が増えるとタンクバッグには収まらないし、そもそも最近の車種はタンク形状と材質の関係でタンクバッグの装着が難しいからだ。ツーリング用品ブランドのモトフィズは数多くのシートバッグをラインアップしているが、高強度ポリエステルのバッグ本体にポリカーボネートのトップ(蓋)を組み合わせた人気商品『シェルケース』のシートバッグ版が登場した。
底面の内寸は40㎝×26㎝で、ほぼB4サイズの長方形。高さ18㎝で約25Lの容量があるので、2〜3泊のツーリングには最適。バッグ全体がスクエア形状で、トップが大きく開くため荷物の整理、出し入れのしやすさは抜群。トップ内側のメッシュポケットもアクセスしやすくて使い勝手がいい。
また、トップ上面に設けられた突起により、マットやシュラフといった筒状の荷物を載せた際の落ち着きが良く、ホールディングベルトでガッチリ固定できるというのも実用的だ。
MOTOFIZZ シートシェルケース
[サイズ] 高さ240㎜×幅420㎜×奥行き270㎜
[容量] 25L [カラー] ヘアラインシルバー、ブラック、カーボン柄
[価格]1万9440円
![画像: マットやシュラフなどはトップ上に固定できる。バッグ内に収まらないテントなどの長尺物を運ぶときにも威力を発揮する。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/07/18/f88e76a85ce48c993d1eaf34e8071ac73eaa84e7_xlarge.jpg)
マットやシュラフなどはトップ上に固定できる。バッグ内に収まらないテントなどの長尺物を運ぶときにも威力を発揮する。
車体への取り付けは独自のKシステムベルトを使う。シートを外してKベルトを回し、固定ベルトを絞ってからシートを取り付ければ準備完了。あとはバッグ側のバックルにKベルト側のバックルを差し込んでテンションを調整するだけ。バッグを装着していないときは付属の接続バックルにKベルトのバックルを接続すればベルトが邪魔になることもない。シート形状によりKベルトが使えない場合は通常の固定ベルトでフレームやフック、タンデムステップ部などに固定すればOK。
縦方向にも横方向にも装着できるので、取り付け車種を選ばないことも特徴。僕はKLX250とニンジャ1000で使っています。
![画像: バッグを載せないときは接続バックルにKベルトを留めておけるので、いちいちKベルトを着脱する必要はない。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/07/18/2a808e1a55118277a68e8743da0e45326017ad17_xlarge.jpg)
バッグを載せないときは接続バックルにKベルトを留めておけるので、いちいちKベルトを着脱する必要はない。
![画像: Kベルトはシートに巻き付けるように固定するだけ。車種ごとの取り付け画像はタナックスwebサイトで確認できる。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/07/18/858c76bf91d5e7eb4d6860ed045da542862244c1_xlarge.jpg)
Kベルトはシートに巻き付けるように固定するだけ。車種ごとの取り付け画像はタナックスwebサイトで確認できる。
![画像: トップ部分はヘアラインシルバー、ブラック、カーボン柄の3色。写真のヘアラインシルバーは見た目がアルミっぽくて高級感あり。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/07/18/8156139403f65c1f1efb6a2667e5fdc148025669_xlarge.jpg)
トップ部分はヘアラインシルバー、ブラック、カーボン柄の3色。写真のヘアラインシルバーは見た目がアルミっぽくて高級感あり。
![画像: 底面はオートバイ誌2冊を並べて置けるサイズ。バッグ部にはインナーフレームとワイヤーフレームが内蔵されているので型崩れしない。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2019/07/18/2359ec00bf3a435b095db42422ded146b96c9c79_xlarge.jpg)
底面はオートバイ誌2冊を並べて置けるサイズ。バッグ部にはインナーフレームとワイヤーフレームが内蔵されているので型崩れしない。
テスター太田安治の欲張りリクエスト
樹脂製トップケースとナイロン製シートバッグの中間のような作り。だとすればバッグ部分もポリカーボネートで一体成形して、防水性が高くて汚れを落としやすい上級バージョンがあってもいいと思います。
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