数々のライバルが現われても変わらない存在感と、バイクに乗っていない人でも知っている高い知名度。そしてひと目でそれとわかるスタイリングがハヤブサの特徴です。今回国内モデルを開発するにあたり、フルパワー仕様と同じ197PSをマークしながら日本の規制にも適合させることを目標にしました。もともと持っている懐の深さゆえ、国内仕様でもまったくの同一仕様のままで、日本の道路事情でも扱いやすく仕上がりました。
(佐原 伸一氏 スズキ株式会社 二輪事業本部 二輪商品企画部 チーフエンジニア 課長代理)

輸出仕様と同じモンスターパワーは健在!!

ついに国内仕様のハヤブサが登場した。輸出仕様との違いは、JRC製のETCを標準装備したことと、180km/hで作動する速度リミッターが付いたこと。

その他はエンジンから車体、足回りまで、全てが輸出仕様と同じ。

画像: 税込車両価格:160万9200円 最高出力:197PS/9500rpm 最大トルク:15.8kg-7200rpm 車両重量:266kg

税込車両価格:160万9200円
最高出力:197PS/9500rpm
最大トルク:15.8kg-7200rpm
車両重量:266kg

何より197PSという強烈なパワーが魅力だ。

300km/h出すことよりも、それが可能な「力の余裕」を手に入れたいと望むライダーが多かったことが、「フルパワー」に拘った国内仕様を実現させたのだ。

画像1: 輸出仕様と同じモンスターパワーは健在!!

待ちこがれた「ホンモノの国内仕様」の登場である。

排気音だけでなく、車体から聞こえるエンジンの音を含め、国内仕様は明らかに輸出仕様より静かだ。

画像2: 輸出仕様と同じモンスターパワーは健在!!

それも従順な、それでいてまぎれもない怪物パワーを秘めている。

パワーモード切り替えのS-DMSは、フルパワーのAモードにしておいても大丈夫。

輸出仕様と同様に、エンジンのレスポンス特性が優秀で、街中から峠まで何不自由なく使える。

画像3: 輸出仕様と同じモンスターパワーは健在!!

ハヤブサは近年、その万能性が磨かれてかなりフレンドリーになった。

これからは、そんなハヤブサの魅力を日本でも手軽に満喫できるようになったのだ。

SPECIFICATION
■全長×全幅×全高 2190×735×1165㎜
■ホイールベース 1480㎜
■シート高 805㎜
■車両重量 266㎏
■エンジン形式 水冷4ストDOHC4バルブ並列4気筒
■総排気量 1339㏄
■ボア×ストローク 81.0×65.0㎜
■圧縮比 12.5
■最高出力 197PS/9500rpm
■最大トルク 15.8kg-m/7200rpm
■燃料供給方式 FI
■燃料タンク容量 21ℓ
■変速機 6速リターン
■ブレーキ形式 前・後 ダブルディスク・ディスク
■タイヤサイズ 前・後 120/70ZR17・190/50ZR17

国内モデル初のフルパワースペックとETC標準装備

画像1: 国内モデル初のフルパワースペックとETC標準装備

エンジンは国内市販モデル最高となる197PSのフルパワーを実現。

仕様、機構的にも輸出仕様と同じだが、唯一の違いとして180km/hで作動する速度リミッターが備わる。

画像2: 国内モデル初のフルパワースペックとETC標準装備

リアシート下には国産車初となるETCを標準装備する。

メーター中央の液晶パネルには、ETCカードを挿入すると「ETC」文字が表示されるので、一目で使用状況がわかる。

DETAILS

画像1: DETAILS

4眼のアナログメーターの中央には液晶モニターを配置。

S-DMSの選択モードやトリップを表示する。

画像2: DETAILS

フロント同様、リアサスもKYB製をチョイス。

スイングアーム、ショックユニットは輸出仕様と同一で、ホイールトラベルは140mmを確保している。

画像3: DETAILS

輸出仕様同様、フロントブレーキキャリパーはブレンボのモノブロックとし、ABSも標準装備。

KYB製の倒立フォークは、インナーチューブにDLCコートを施したもの。

公式サイト

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