分別のあるライダーに乗ってほしい一台だ

「ホンダのV4エンジン」と聞いて、ワークスレーサーのNR500や750が浮かぶベテランは多いはず。

僕はNR500の全日本鈴鹿大会優勝を目の前で見てたけど、メインストレートを全開で駆け下る2万回転の官能的なサウンドは今もはっきり覚えている。

82年にV型4気筒のVF750シリーズが市販されて以降、ホンダはV型と直列、2種類のエンジンを競わせるようにニューモデルを投入してきた。

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現在もモトGPマシンのエンジンはV4、スーパーバイクは直4だ。

このVFRは運動性能と快適さのさじ加減を、速度レンジの高いヨーロッパの交通事情に合わせたスポーツツアラー。

それだけに低回転域ではV4のイメージよりもマイルドなレスポンスで、街乗りではダンピングを効かせた前後サスペンションも硬く感じる。

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だけど8000回転あたりから弾けるような吸排気音に変わってトップエンドまで一気に吹け上がっていくパワーフィーリングや、左右ロール方向の動きが軽いハンドリングは、以前ウチの全日本チームで走らせていたRVF/RC45のスーパーバイクレーサーに通じるスパルタンなもの。

それなりのキャリアと感受性を持っているライダーなら、ホンダのテクノロジーが凝縮されたV4エンジンの個性と、ツインチューブフレームに新型正立フォーク、プロアームという組み合わせの狙いも理解できると思う。

画像3: 分別のあるライダーに乗ってほしい一台だ

乗りやすい反面、高揚感が希薄な車種の多い日本車には珍しい特性だから、快適に移動するだけのツーリングに飽き足らず、街乗りや高速クルージングはジェントルに、そしてワインディングでは操る爽快感を楽しむ分別のあるライダーに乗ってほしい一台だ。

SPECIFICATION
■エンジン:水冷4ストDOHC4バルブV型4気筒
■排気量:781㏄
■最高出力:105PS/10250rpm
■最大トルク:7.6㎏-m/8500rpm
■車両重量:242㎏
■タンク容量:21ℓ
■シート高:789/809㎜
■タイヤ前・後:120/70ZR17・180/55ZR17

RIDING POSITION 身長:176㎝ 体重:60㎏

画像1: RIDING POSITION 身長:176㎝   体重:60㎏

789㎜と809㎜に 高さ調整が可能。

スポーツツアラーの中でも低めのハンドルと後退したステップ位置が秘めたスポーツ性能の証拠。

画像2: RIDING POSITION 身長:176㎝   体重:60㎏

シート高は固定位置の変更で写真の状態より20㎜下がるが、本来のシャープな運動性がやや犠牲になるので、よほど足着き性に不安があるライダー以外はノーマル位置で乗ることをお勧めする。

トラクションコントロール機能を搭載

初代VFRからの流れを汲み熟成を重ねた781㏄水冷90度V4エンジン。

回転数で作動バルブ数を2から4に切り替え、優れた高速燃費とリニアなレスポンスを両立させるハイパーVTECは先代譲りだが、吸排気系を中心にした改良によって低・中回転域での力強さをさらに増強。

前後輪に設けられたセンサーによって後輪の過剰な駆動力によるスリップを感知し、燃料噴射を制御することでスリップを抑えるトラクションコントロールも装備。

スイッチにより作動を止めることも可能だ。

DETAILS

画像1: DETAILS

メーターパネルは大径のアナログ回転計を中心に左右に液晶パネルを配した、視認性と機能性を兼ね備えるシンメトリーデザインだ。

画像2: DETAILS

スポーティなポジションと長時間走行での快適さを両立するセパレートデザインのシート。

シート高を789㎜、809㎜の2段階に調整できる。

画像3: DETAILS

Φ43㎜正立フォークは圧側減衰とプリロードの調整機能付き。

ブレーキはラジアルマウント4ポットキャリパーにφ310㎜ダブルディスクを選択。

画像4: DETAILS

VFRの象徴というべき片持ち式プロアーム。

やぐら型のアーム形状でねじれ方向の剛性を最適化し、安定感と軽快さを両立するハンドリングを実現。

公式サイト

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