剛性セッティングに、チタンボルトを採用する

画像1: 剛性セッティングに、チタンボルトを採用する

興味深いのがコチラ。ベータチタニウムのサポートを受けるGOSHI Racingは、チタンボルトを適材適所で使用することで剛性をセットアップした。エンジンマウントは、穴を開けるなどで対応するチームが多い中、GOSHIではチタンの中空ボルトを使用する。単にチタンボルトを使うと剛性があがってしまうが、中空はスタンダードよりも剛性を落とす方向で使っているとのこと。テストしてみると、穴をあけるよりフィーリングがいいそうだ。

画像2: 剛性セッティングに、チタンボルトを採用する

リンクにも中空チタンボルトが使われているが、スタンダードとは寸法を変えている。ここで使っているのはロクヨンチタン(チタンの種類で、最も高価なもの)。こちらはチタンの硬度を利用することでリンクの作動性を向上させていて、ライダーからも「リアサスが押し上げてくるようなことも少なくなるし、サスの状態をつかみやすい」とのフィードバックがあった。

画像3: 剛性セッティングに、チタンボルトを採用する

チタンボルトは、軽量化のために使用することが多いが、モトクロスの場合剛性セッティングのために使うことも多い。極一般のチタンボルトだと、剛性があがりすぎて乗りにくくなることもあるが、GOSHI Racingではそのあたりをしっかり鑑みた仕様変更をおこなっている。塗膜は、セラコートだ。

画像5: GOSHI Racing story 「全日本モトクロス開幕、課題が見えた1戦」
画像6: GOSHI Racing story 「全日本モトクロス開幕、課題が見えた1戦」

ゴールドのヘッドも、セラコート。機能性をもった皮膜ができる。外観のためだけではないのだ。

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