一次予選通過者の生の声をお届けします

4月14日に神奈川県大磯で開催されるジムカーナイベント「NAPS MOTOGYM」を目指すライダーを紹介するこの企画。第5回となる今回も3月17日、茨城県かすみがうら市のトミンモーターランドで行われた「NAPS MOTOGYM 2019 一次予選 -Road to final in Oiso-」に参加して見事に本戦進出を決めた選手を取材、その生の声をお伝えします。

「トップタイム比260%からのスタート」岡野 哲(C1級)・岡野月子(N級)

画像1: 「トップタイム比260%からのスタート」岡野 哲(C1級)・岡野月子(N級)

夫婦でダンロップ・オートバイ杯などに参戦しているC1級の岡野 哲選手(写真右)とノービスの岡野月子選手(写真左)は、この日も「NAPS MOTOGYM」一次予選にエントリー。見事に2人とも自力での予選通過を果たした。

「去年ももちろん出たかったし、予選も無くて2人でエントリーはしてたから、走れるはずだったのに。ところが直前になって、突然どうしても外せない用事が入ったんで、結局2人とも出れなくなっちゃって」(哲)

「当日は気になるからツイッター見てたら、知り合いの選手とかギャラリーの人の大磯の様子のつぶやきが、どんどん盛り上がってくじゃないですか! もう悔しくて悔しくて…だから、今年こそは絶対に出たかった。私は通過ギリギリでヒヤヒヤしたんですけど、2人で予選を通過できたんで嬉しいな。大磯では思い切り走って去年の悔しさを晴らしたーい!」(月子)

画像2: 「トップタイム比260%からのスタート」岡野 哲(C1級)・岡野月子(N級)

「今年でジムカーナをはじめてちょうど5年経って、6年目に入ったくらいかな。僕がジムカーナを始めようと思いたった時、最初に出たJAGE杯に彼女が付いてきたんですよね。その頃乗ってたのは僕がZ1000、彼女はジールで、自走で会場まで行きました」(哲)

画像3: 「トップタイム比260%からのスタート」岡野 哲(C1級)・岡野月子(N級)

「ほんと、見るだけのつもりだったのに。でも会場でスタッフさんから「今日はNL級が5人しかいないから、出れば入賞決定だよ」って誘われたから、なんとなく当日エントリーしちゃった。でも正直、街乗りもやっとというレベルだったんで、まともにコースを走れるわけもなく。トップタイム比260%! という衝撃的な結果で最下位になっちゃった」(月子)

画像4: 「トップタイム比260%からのスタート」岡野 哲(C1級)・岡野月子(N級)

「その時は僕も140%とかで、全然ダメ。でも、その悔しさから2人でジムカーナにはまることになったんですよね。ジムカーナのいいところは、ノービスでもA級でも、どのレベルでも真剣にライディングに向き合えることなんじゃないかな、と思ってます。チームにも入ってますけど、それ以外にもたくさんの仲間ができたし、そんな仲間とライバルとして競い合うことも楽しい」(哲)

「私も本当に下手だったんですけど、260%にめげないでいろんな人に助けてもらいながらジムカーナやってきたおかげで、普通にオートバイに乗れるようになりましたもん。今は何とかC2級の昇格基準のトップタイム比115%が見えるくらいになれて。ああっ、今年こそC2級に昇格したい!」(月子)

「勝てたらビールが美味いだろうなぁ!」長谷部利明(C1級)

画像1: 「勝てたらビールが美味いだろうなぁ!」長谷部利明(C1級)

この日の一次予選はシード各級およびノービスのクラスごとに、予選通過枠が設定されていた。C1級は5人が通過できたが、4位で通過した前出の岡野 哲選手に続き、5位で予選を通過したのが長谷部利明選手だ。

「ジムカーナを始めてからもう10年くらいになるのかなぁ。オートバイ仲間の会社の先輩がいるんですけど、その人と一緒に最初は安全運転講習会とかに行ってたんですよ。そしたら先輩が、ジムカーナのDVDを見て「これをやろう」って言い出したのがきっかけでしたね。マシンは最初ZR-7で、ZX-6Rに乗り換えてから、今のCBR600F4iになって。ノービス2年、C2級で2年、C1級に上がってからもう6年経っちゃった。いい加減B級に上がりたいんですけどねぇ、でもダンロップのα13SPが走りに合ってきたし、そろそろ行けそうな感じなんで今年は頑張りたいと思ってます」

画像2: 「勝てたらビールが美味いだろうなぁ!」長谷部利明(C1級)

「サーキット走行とかロードレースと比べて、少ないリスクで非日常感を味わえるのがジムカーナの魅力なんじゃないかな。練習を重ねて腕を磨いて、マシンをセッティングして、大会でタイムアタックしてコンマ1秒を争う。ライバルに勝った、負けたと一喜一憂する。そして、終わったら緊張から解き放たれて、家に帰ってプハーっと気持ち良くビールを飲む。これですよ! あと、コース上にいるのは自分1人だけなんで、ミスしたり、遅かったりするのは全部自分の責任ってところも分かりやすくて好きかな」

画像3: 「勝てたらビールが美味いだろうなぁ!」長谷部利明(C1級)

「10年ジムカーナをやってきて、パワーバンドきむらの社長とか、同じチームに所属してるA級・中澤選手とか、いろんな人のおかげでC1級までこれたんですよね。だからこそ、いつもの大会とは違う「NAPS MOTOGYM」で、そんなお世話になっている人たちと「同門対決」が出来たらいいなと思ってます。同じ条件、結果が目に見えるツインコースでぜひ勝負してみたい! もしも実現して、そして勝てたらビールが美味いだろうなぁ!」

NAPS MOTOGYM 公式サイト

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