トップランナーが持つ進化した機動性を装備

プレミアムでスポーティー。ハイテクでハイパワー。そんなドゥカティのブランドイメージをそのままあてはめたようなマシンに進化したのが、今回、更なるモデルチェンジを果たしたムルティストラーダ1260シリーズである。

画像: パワフルなのに穏やか。スポーティーなのにマイルド、引き締まった足なのに乗り心地が良い。基本的なメカニカル部分に加え、電子制御を含め徹底的に味付けされているバイクだ。 最高出力:158PS/9500rpm 最大トルク:13.2㎏-m/7500rpm 価格:231万6000円(STD)、262万5000円〜266万5000円(S)、306万9000円(Pikes Peak) 発売日:2018年4月発売予定

パワフルなのに穏やか。スポーティーなのにマイルド、引き締まった足なのに乗り心地が良い。基本的なメカニカル部分に加え、電子制御を含め徹底的に味付けされているバイクだ。
最高出力:158PS/9500rpm
最大トルク:13.2㎏-m/7500rpm
価格:231万6000円(STD)、262万5000円〜266万5000円(S)、306万9000円(Pikes Peak)
発売日:2018年4月発売予定

ドゥカティといえば真っ先にスーパーバイクやモンスターなどが浮かぶかもしれないが、ムルティストラーダは世界シェアではドゥカティの販売台数割合の1、2を誇る。

国内市場でも、BMWのGSやホンダのアフリカツイン、トライアンフのタイガーシリーズ、KTMのアドベンチャーシリーズなどがライバル車となるが、イタリアのドゥカティのマルチパーパスマシンだけに他のアドベンチャーマシンとは一線を画しているように思える。

そんなムルティストラーダのアイデンティティとして掲げられるのが「4 Bikes in 1」。市街地、スポーツ、ツーリング、オフロードを1台で全てこなしてしまうというコンセプトだ。

画像: 1260Sにはドカティ・レッド、アイスバーグ・ホワイトに加え、写真のボルケーノ・グレイが用意される。1260はドゥカティ・レッド一色の展開になる。パイクスピークは専用カラーの展開となる。

1260Sにはドカティ・レッド、アイスバーグ・ホワイトに加え、写真のボルケーノ・グレイが用意される。1260はドゥカティ・レッド一色の展開になる。パイクスピークは専用カラーの展開となる。

パワフルなLツインエンジン、専用仕立てのトラスフレームを核とした優れたシャーシがそれを可能にしている。また、そこに電子制御技術で、エンジン特性とサスペンション設定、ABSやトラクションコントロールの介入度をボタン一つで変更する、ライディングモードを備えたことが大きな特徴だ。ムルティストラーダは2015年にフルモデルチェンジをし、今回の1260はその更なるアップデート版となる。

特筆すべきところは排気量拡大と特性の最適化を果たしたエンジン、スイングアームの延長とキャスターアングル変更による新しいシャーシ、そしてインターフェイスのさらなる進化が大枠で、スタイルの変更もなされている。

画像: ケースカバーの色合い変更やベルトカバーにあるDVTのエンブレムも樹脂製から金属製に。それが1260エンジンの外観からの識別点。

ケースカバーの色合い変更やベルトカバーにあるDVTのエンブレムも樹脂製から金属製に。それが1260エンジンの外観からの識別点。

見た目こそ大きく変わらないように見えるが、見事な進化を果たしているのである。

SPECIFICATION
ホイールベース:1585㎜
シート高/車両重量:800-820㎜(可変式)/232㎏(STD)
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブL型2気筒
総排気量/ボア×ストローク:1262㏄/106×71.5㎜
圧縮比/最高出力:13.0/158PS/9500rpm
最大トルク:13.2㎏-m/7500rpm
燃料供給方式/燃料タンク容量:FI/20L
キャスター角/トレール/変速機形式:25度/111㎜/6速リターン
ブレーキ形式 前・後:ダブルディスク・シングルディスク
タイヤサイズ 前・後:120/70-17・190/55-17

DETAIL

画像: DETAIL
画像: キーオフでセミアクティブサスの減衰圧バルブが閉じた状態となり、沈み込みがない状態で撮影。両足が付き、足が曲がるほど良い。身長:183㎝・体重:81㎏

キーオフでセミアクティブサスの減衰圧バルブが閉じた状態となり、沈み込みがない状態で撮影。両足が付き、足が曲がるほど良い。身長:183㎝・体重:81㎏

画像: 1260SはLO/HIビームやコーナリングライトを含めLEDライトとなる。リアウインカーもLEDとなり、ライト回りがフルLED化された。

1260SはLO/HIビームやコーナリングライトを含めLEDライトとなる。リアウインカーもLEDとなり、ライト回りがフルLED化された。

画像: 1260Sのリアサスはザックス製のセミアクティブサスを採用する。リロード調整を含めた電子制御サスが特徴となる。

1260Sのリアサスはザックス製のセミアクティブサスを採用する。リロード調整を含めた電子制御サスが特徴となる。

画像: デザインを一新したホイール。OEMタイヤはピレリのスコーピオントレールⅡ。ウエット性能、コンフォート&ツーリング性能も高い。

デザインを一新したホイール。OEMタイヤはピレリのスコーピオントレールⅡ。ウエット性能、コンフォート&ツーリング性能も高い。

画像: 左スイッチにある縦長のグレーのスイッチは、右側がクルーズコントロール用、左はライディングモードの設定、変更に使う3方向キーだ。

左スイッチにある縦長のグレーのスイッチは、右側がクルーズコントロール用、左はライディングモードの設定、変更に使う3方向キーだ。

画像: 1260Sはフルカラー5インチTFTモニターを採用する。1260はLCDモニターとなる。写真の盤面は設定変更の画面。直感的に操作ができる。

1260Sはフルカラー5インチTFTモニターを採用する。1260はLCDモニターとなる。写真の盤面は設定変更の画面。直感的に操作ができる。

文/松井 勉、編集部

COLOR VARIATION

画像: Multistrada1260 Pikes Peak

Multistrada1260 Pikes Peak

画像: Multistrada1260

Multistrada1260

PHOTO:DUCATI

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