SXに投入された新作パーツも駆使して
30PS以上のパワーアップを実現!
アメリカで開催されている「ボンネビル・スピードウイーク」にて、
ニンジャH2の2019年モデルが公開されました。
一見すると従来通り、という印象を抱くかもしれませんが、
中身は別物というべき大進化! なんと、2019年型は
30PS以上ものパワーアップを実現しているのです!
今年登場したばかりのハイスピードGTツアラー、
ニンジャH2 SXで採用された新作パーツも活用しながら
リファインされたエンジンは、新設計ECUも投入された力作。
パワーは従来の200PS(ラムエアなし)から一気に30PS以上アップの
231PS! もちろん排ガス規制のユーロ4にも対応したもので、
ニンジャシリーズの頂点に立つモデルとして、申し分のないスペックです。
キズにも強い新ペイント採用、
メーターはスマホ連携機能付きのカラーTFTに!
今回からスーパーチャージャー部分のバッジは
「過給エンジン」をアピールする、戦闘的なデザインのものに一新。
オーナーの所有感を高めてくれます。
また、H2独自のメッキ風「銀鏡塗装」も大きく進化して耐候性をアップ。
程度にもよりますが、浅いスクラッチや小キズであれば、
温めると目立たなくなる「自己修復機能」を備えたものになっているようです。
その美しさを維持するため、キズに気を使っていたオーナーも多いと思いますが、
この新しいペイントは嬉しいアップグレードですね。
ラインアップはスタンダードと「カーボン」の2グレードのようです。
そして、メーターはついにフルカラーTFTを採用した新作に。
先に登場したSXと同様、IMUの採用で前後の荷重状態が
ひと目でわかる機能も備えています。
個人的には、タコメーター左の「傘マーク」インジケーターが気になります…。
また、今回から新たにスマホとの連携機能を搭載。
詳細はまだ公表されていませんが、
専用アプリをスマホにインストールしておけば、スマホから
車両の状態や各種データを閲覧できるようです。
走り終えた後、走行データをスマホで見れる機能の採用は、
ツーリングやサーキット走行の楽しみを広げてくれますね。
現時点では詳細なスペックや価格などは未発表ですが、
充実のアップグレードを果たした2019年モデルのニンジャH2、
ぜひ日本でも発売して欲しいニューモデルです。
続報は次号「月刊オートバイ」10月号でもお伝えしますのでお楽しみに!