約6年にわたってホンダのフラッグシップを務めたゴールドウイングがついにモデルチェンジ! 噂通り、革新的なフロントサスや数々の先進装備を身にまとっての登場となる。果たして新型ゴールドウイングはどのような進化を遂げたのか? 注目の最新情報を見ていこう。
![画像: 現時点で判明しているボディカラーはこのブルーのみ。同時ラインアップのF6Bはマットチタン風のカラーだ。(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/10/21/6cb81206205e05a09a7185e9bbc0b891d9d176d6_xlarge.jpg)
現時点で判明しているボディカラーはこのブルーのみ。同時ラインアップのF6Bはマットチタン風のカラーだ。(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)
革新サスで登場、DCTも用意。同時にF6Bも登場か
かねてから噂になっていた、新型ゴールドウイングが、ついにフルモデルチェンジを迎え、一気にアップデートを果たす。まず気になるのはそのフロント周り。細かい解説はp43を見ていただくとして、この新型、独創的なフロントサス機構「ホサックフォーク」を予想通り採用してきた。これにより、安定した、フラットな乗り味に磨きがかかるものと予想される。
エンジンは排気量1800㏄のままだが、中身は大幅進化。組み合わされるミッションは、6速MTに加え、ついに7速DCTも用意される。新型NC750と同様に、新世代DCTはAT、MT、そして複数のSモードを備えており、シチュエーションに合わせて多彩なモードを選べるようだ。
装備面では、印象的なV字型配置のLEDヘッドライトのほか、メーターにはいま流行りの「インフォテインメントシステム」を導入。スマホやiphoneとの連携も可能な、最新システムも搭載されているようだ。
また、同時にバガースタイルのF6Bも登場する模様。こちらも6速MTか7速DCTが選択できるようだ。発表は東京モーターショー前後にアメリカで行われる模様だ。
![画像: これはフレームの透視予想図。「フォーク」の部分はアルミアーム。(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/10/21/36a4990059652e634968881b774fa40b022946ef_xlarge.jpg)
これはフレームの透視予想図。「フォーク」の部分はアルミアーム。(本誌予想 CG:ATSUSHI TSURUOKA)
新サスペンション「ホサックフォーク」とは?
ホサックフォークはクルマのダブルウイッシュボーンに似た機構で、フレームから前方に上下2つのウイッシュボーンをマウントし、ホイールキャリアと呼ばれるフォークをつないだ構造。衝撃吸収は別にマウントされたショックが担い、ステアリング機能はリンケージを介して行う。構造は複雑だが、衝撃吸収と前輪の動きを切り離して制御でき、ノーズダイブやテレスコピックの伸縮によるキャスター角の変化が少なく、剛性バランスもより取りやすくなる。
![画像: 従来のフォーク部分はスイングアームとなる。走行中のディメンションの変化が少ないのが利点だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/10/21/40007df532111db3e15dbcc9f5690188a6df83d5_xlarge.jpg)
従来のフォーク部分はスイングアームとなる。走行中のディメンションの変化が少ないのが利点だ。
![画像: 衝撃吸収は上下のアーム間にマウントされている、ショックユニットが独立して受け持つ構造だ。](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782548/rc/2017/10/21/57e6cfd73c565e7edb60f47d4e752c3bd6b67644_xlarge.jpg)
衝撃吸収は上下のアーム間にマウントされている、ショックユニットが独立して受け持つ構造だ。
初公開モデル31連発! オートバイ11月号発売中!