ノービスからA級までの全6クラス、130台が各地からエントリー!

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7月23日、茨城県下妻市の筑波サーキット・ジムカーナ場でダンロップ・オートバイ杯ジムカーナ第3戦が開催され、ノービスからA級までの全6クラス、130台が各地からエントリーした。朝から分厚く雲が垂れ込めていたが、雨が降るのは夕方からと事前に予報されていたこの日。しかし、第1ヒートのスタート直前から、弱いとはいえ雨が降りはじめてしまう。雨が降ると途端にスリッピーになる筑波の路面と、断続的に降り続く雨に多くの選手が翻弄され、A級をもってしても全開アタックは困難な状況。転倒者が続出する波乱の展開となった。しかし、第2ヒートになるとほぼ雨は止み、ドライの路面でアタックが可能になり、各選手第1ヒートの鬱憤を晴らすかのような走りを見せた。

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いつもとはちょっと違った、事実上一発勝負のタイムアタックでトップタイムを記録したのが池田選手&NSR250R。雨の中の1本目でもペナルティを受けつつ2位と好調だったが、ドライになれば筑波を大の得意としているだけにその速さは圧倒的。第1ヒートトップタイムを10秒以上削りとる、1分34秒451を叩き出して見せた。

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2位は吉野選手&CRF450Xでタイムは1分35秒842。第2ヒートのアタックで池田選手に迫る1分34秒482をマーク、最終的にペナルティで1秒加算を受たのだが好調さを感じさせた。今回から前後ともにタイヤサイズを変更、好感触を得ているというだけに、第4戦以降もトップ争いに絡んできそうだ。

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ウエット路面の第1ヒートでトップタイムの1分46秒091を記録していた早川選手&DR-Z400SM。第2ヒートで初めて最終アタッカーとして走り、池田選手、吉野選手には届かなかったものの、やはり10秒あまりタイムを短縮して1分35秒589を記録、3位に入賞した。

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4位の廣瀬選手&NSR250Rと、5位の矢嶋選手&GPMR-250X、何とその差0.035秒という超僅差(廣瀬選手・1分35秒715、矢嶋選手・1分35秒750)での決着だった。6位には1分36秒026をマークした中澤選手&DR-Z400SM、嬉しい今シーズン初入賞となった。

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なお、この日のA級上位10台の結果は以下の通り。

1位 池田秀一 NSR250R 1'34.451
2位 吉野 昇 CRF450X 1'35.482
3位 早川耕平 DR-Z400SM 1'35.589
4位 廣瀬 章 NSR250R 1'35.715
5位 矢嶋 尊 GPMR-250 1'35.750
6位 中澤伸彦 DR-Z400SM 1'36.026
7位 小崎弘敬 ZX-10R 1'36.481
8位 作田隆義 GSX-S1000 1'36.510
9位 朝野功治 ZX-10R 1'37.276
10位 冨永崇史 NSR250R 1'37.294

今回のオートバイ杯ジムカーナ第3戦のレポートは月刊オートバイ誌上に掲載される予定。全クラスのリザルトをはじめ、各地のジムカーナイベント日程といった二輪ジムカーナに関する各種の情報は、JAGE(二輪ジムカーナ主催者団体協議会)のホームページで確認できる。

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