第2戦は筑波サーキット・ジムカーナ場で開催!
ダンロップ・オートバイ杯ジムカーナの第2戦が、茨城県下妻市の筑波サーキット・ジムカーナ場で5月28日に開催。雨天に見舞われた開幕戦から一転、快晴でドライコンディションという、絶好のコンディションの中で、ノービスからA級までの各クラスのタイムアタックが繰り広げられた。
今シーズン初のドライコンディションとなるこの大会を制したのは、昨年のオートバイ杯シリーズチャンピオンである池田選手&NSR250R。第1ヒートではなんと行き先を見失って一瞬ストップするという、らしくないミスによりタイムは1分51秒318に終わる。しかし筑波の路面を得意としているだけに、第2ヒートで一気に1分43秒658をマークして逆転勝利を決めた。
池田選手に逆転され、2位となったのは冨永選手&NSR250R。第1ヒートでただ1人45秒を切る1分44秒504で暫定トップ。池田選手のタイムをターゲットにこの日最後のタイムアタックに挑んでタイムを削り取ったが、自己記録を更新する1分44秒242を記録するものの再逆転はならなかった。
今シーズンからマシンを乗り換え、新たにハスクバーナFE450を投入した大瀧選手が3位。第1ヒートは1分45秒271で冨永選手に続く暫定2位と好調な滑り出し。第2ヒートで逆転を狙って全力でコースを攻めて1分44秒273をマークするが、池田選手のタイムに及ばず。しかも直後に走行した冨永選手にも0.03秒という僅差で上回られてしまった。
4位以下も接戦となり、やはり超軽量なスペシャルマシン・GPMR-250Xに乗り換えた矢嶋選手が、1分45秒111を記録して4位入賞。5位には1分45秒333で辻家選手&GSX-R1000が入り、700cc以上のシードライダーを対象とするSB級でもトップ。廣瀬選手&NSR250Rは1分45秒501で6位に食い込んだ。
この日のA級上位10台の結果は以下の通り。
1位 池田秀一 NSR250R 1'43.658
2位 冨永崇史 NSR250R 1'44.242
3位 大瀧豊明 FE450 1'44.273
4位 矢嶋 尊 GPMR-250X 1'45.111
5位 辻家治彦 GSX-R1000 1'45.333
6位 廣瀬 章 NSR250R 1'45.501
7位 作田隆義 GSX-S1000 1'45.719
8位 早川耕平 DR-Z400SM 1'45.980
9位 吉野 昇 CRF450X 1'46.905
10位 大越研二 GSX-R750 1'47.152
オートバイ杯ジムカーナ第2戦のレポートは月刊オートバイ誌上に掲載の予定。全クラスの詳細なリザルトや、各地のジムカーナイベント日程などの二輪ジムカーナ関連情報は、JAGE(二輪ジムカーナ主催者団体協議会)のホームページで確認できる。