画像1: <1週間インプレッション>HONDA GROM  4日目(その2)

実は9月に行われたオートバイ杯第4戦、
ノービスクラスにグロムでのエントリーが2台あったのですよ。
トップの画像はそのうちの1台の走り。
で、直接お話を聞ければいいなぁ、と思ってたんですが、
2人ともジムカーナJAPANにはエントリーしておらず、
残念ながらそれはかないませんでした。
そこで、顔見知りの選手に声をかけて
グロムに少しだけ乗ってもらって、
簡単な感想を聞くことに作戦を変更。
まずは最高峰のA級をZX-6R-636で走るスーパースポーツ使い、
日沼選手を捕まえてグロムに乗ってもらいました。

画像2: <1週間インプレッション>HONDA GROM  4日目(その2)

「思ってたより全然ちゃんとしてて驚きましたね。
しっかりしててミニバイクっぽくない感じ。」
続いて乗ってもらったのはやはりA級、
オートバイ杯創設以来全戦出場を続ける超ベテランで、
チャンピオン経験もあり、今回もTE310を駆って
総合3位に食い込んだ作田選手。

画像3: <1週間インプレッション>HONDA GROM  4日目(その2)

「ウチの近所で乗る用に結構本気で欲しいな〜って
思ってたから、今日乗れて嬉しかった。いや、でも楽しいねコレ。
すごく乗りやすいし、ビギナーがジムカーナ始めるにもいいんじゃない」
何より、その笑顔が全てを語ってます。
次はC1級をNSR250Rで走ってる高嶋選手。

画像4: <1週間インプレッション>HONDA GROM  4日目(その2)

「う〜ん、グロムでジムカーナを走るか? と聞かれたら、
私は選ばないかなぁ。もう少し元気じゃないと。
でも街乗りならアリ。このスタイルがカワイイから許せちゃいます!」
と、女性らしい結論に。
A級をトライアンフ・ストリートトリプルで走る小崎選手からは、

画像5: <1週間インプレッション>HONDA GROM  4日目(その2)

「そこそこジムカーナでもイケそうですよね。
タイヤをハイグリップなのに替えてやるだけで、
トップタイム比(注・総合トップを100%とした場合の
タイム比のこと。ジムカーナにおいて昇格の基準などになる)
で120%くらいまでは出そう。そこから先は
あちこちいじらないと厳しいかな?」
と、本気モードのご意見が。
トリは今シーズン、チャンピオン奪回を目指して3勝を挙げ、
ポイントランキングトップを走っているNSR使い・冨永選手。

画像6: <1週間インプレッション>HONDA GROM  4日目(その2)

じゃあ乗ってください…あれ? どうしたんですか?
「これクラッチ遠すぎ! 工具あります?」
と、まずクラッチを自ら調整していただきまして。
万全の状態にしてからスタート。

画像7: <1週間インプレッション>HONDA GROM  4日目(その2)

「エンジンは低速トルクがあるだけじゃなくて力を感じるし、
車体もサスもガッチリとしてるから、
操作にきちんと応えてくれるスポーツできるバイクですよ。
ちゃんとセッティングさえしてやれば、
グロムはジムカーナでも結構使えるんじゃないかな」
ジムカーナ界きっての理論派の言葉だけに、
説得力を感じます…。
本気モードの大会なのに忙しい中突然のお願いをして、
しかも限られた時間と場所でしか乗れなかったのですが、
それでも参考になる意見が頂けました。選手、関係者の皆様、
どうもありがとうございました!
この日の走行距離は、前日の終了時552kmで、

画像8: <1週間インプレッション>HONDA GROM  4日目(その2)

帰宅時734kmということで182kmでした。
ちょっとしたツーリングに加えフルタイムの取材仕事!
450km超を経験してるからか、これくらい平気だと思うのは、
何かがマヒしてるんですかね。
(小松信夫)

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