ホンダはEICMA 2026でネイキッド「V3R 900 E-Compressor」の市販予定車を公開した。電子制御コンプレッサーにより低回転から瞬時にトルクを発生させ、900ccで1200cc並みの性能を実現するという。開発は急速に進んでおり量産化に期待が高まる。

まとめ:吉岡直矢
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最終デザインが確定! プロトタイプの筋肉質な造形を継承

ホンダがEICMA 2026のステージで披露したのが、革新的なネイキッドモデル「V3R900 Eコンプレッサー」の市販予定車だ。2025年のEICMAで公開されたプロトタイプが持つ筋肉質かつ特徴的な左右非対称レイアウトを踏襲しつつ、量産を見据えた最終デザインラインがお披露目された。

軽量かつコンパクトに引き締められた車体には、チタン製の燃料タンク、エキゾーストパイプ、マフラーといった贅沢な装備が奢られている。チタンタンクはCBR1000RR-R SP以来の採用だ。メーターや先進機能においても抜かりはなく、直感的な操作を可能にするインターフェースや新開発のAIアシスト機能を備えた「Honda RoadSync」の最新進化版が投入される。

画像: 最終デザインが確定! プロトタイプの筋肉質な造形を継承

世界初の電子制御コンプレッサーで排気量の常識を打破

本機の真骨頂と言えるのが、世界初となる電子制御コンプレッサー技術の採用だ。エンジンの回転数に依存することなく吸気圧縮を自在にコントロールできるため、低回転域から途切れることのない圧倒的なレスポンスでブ厚いトルクを叩き出す。

この革新技術により、排気量900ccでありながら1200ccクラスに匹敵する怒涛のパフォーマンスを実現。また、900ccかつ圧縮比が低めと想定されるため、エンジンブレーキの穏やかさや燃費走行をした際にガソリン消費量を抑えられるといったメリットも想像できる。

残念ながらスペックなどの詳細は未発表だが、CB750やNR、Firebladeといった歴史的な名車に並ぶホンダ技術革新の新たな系譜として位置付けられる1台とされ、現在も量産に向けた開発が急速に進行中。市販時期などの続報を楽しみに待ちたい。

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