今回紹介するのはカエディアのチェーンブラシ。チェーンのメンテナンスの際に作業時間の大幅な短縮になるうえ、クリーナーや潤滑剤が飛び散って車体やタイヤに付着することが防げて、使用量も抑えられる便利なアイテムだ。

文:太田安治 写真:南 孝幸
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カエディア「チェーンブラシ KDR-E-SST2」テスト&レポート

画像: Kaedear チェーンブラシ KDR-E-SST2 税込価格:2200円 販売元:カエディア チェーンのクリーニング用と給油用をセットにした構成。ホルダーと先端のアタッチメントは組み立て式だが、いったん接続すればそのままでOKだ。 ※製品はチェーンブラシのみでスプレーは含まれません。

Kaedear
チェーンブラシ KDR-E-SST2

税込価格:2200円
販売元:カエディア

チェーンのクリーニング用と給油用をセットにした構成。ホルダーと先端のアタッチメントは組み立て式だが、いったん接続すればそのままでOKだ。
※製品はチェーンブラシのみでスプレーは含まれません。

チェーンの洗浄から注油までを素早く無駄なく汚れずに

使用環境や期間に応じてメンテナンスすべきなのがドライブチェーン。特に雨中走行では砂や泥といった路面の汚れが巻き上がってチェーンに付着し、摩耗や錆を進行させてノイズも駆動抵抗も大きくなるから、タイヤの空気圧と同様、月に一度は状態チェックをお勧めする。

チェーンメンテナンスはクリーニング→注油の順で、それぞれ専用のスプレー式ケミカル製品が数多く市販されているが、今回試したのはケミカル製品ではなく、作業そのものを効率化するアイテムだ。

〝洗浄ブラシ〟はチェーンの3方向に接触する形状で、リンクプレートとローラー部を同時にクリーニングできることが特徴。ナイロン製ブラシの大きさと硬さ、毛足の長さ、接触圧力はチェーンクリーニング用に最適化されている。

ツールにスプレー缶を固定し、スプレー缶のノズルを外してキット付属ノズルを接続することでブラシ部分からクリーナーが噴射されるから、一般的な「クリーナーを吹き付けながらブラシで擦る」方法に比べてはるかに簡単。同様に“注油ツール”もスプレー式チェーン潤滑剤をローラー部へ集中的に塗布できる。

このツールを使えば作業時間の大幅な短縮になるうえ、クリーナーや潤滑剤が飛び散って車体やタイヤに付着することが防げ、使用量も抑えられる。

メンテナンス用スプレーの多くは缶の上部にリング状のリム(フランジ)があるスチール缶だが、一部のアルミ製一体成型缶だと固定が甘くなるため付属の両面テープで補強して使用するのがおすすめだ。

画像: 「コの字」形のブラシで効率的にクリーニングできる。写真のチェーンはBMW・F450GSの525サイズだが、125cc車に多い428から大型車に使われる530サイズまで対応することを確認している。

「コの字」形のブラシで効率的にクリーニングできる。写真のチェーンはBMW・F450GSの525サイズだが、125cc車に多い428から大型車に使われる530サイズまで対応することを確認している。

画像: 注油ツールはチェーンオイルをチェーンのローラー部に噴射する形状になっている。タイヤ/ホイールへの飛散が少ないことも見逃せないメリット。

注油ツールはチェーンオイルをチェーンのローラー部に噴射する形状になっている。タイヤ/ホイールへの飛散が少ないことも見逃せないメリット。

画像: 作業はメインスタンドかメンテナンススタンドを掛け、後輪を浮かせて行うことが基本。ホイールを回す作業は必ず手で行うこと。エンジン始動状態での作業は絶対に禁止だ。

作業はメインスタンドかメンテナンススタンドを掛け、後輪を浮かせて行うことが基本。ホイールを回す作業は必ず手で行うこと。エンジン始動状態での作業は絶対に禁止だ。

画像1: カエディア「チェーンブラシ KDR-E-SST2」使用レビュー|チェーンの洗浄から注油までメンテンナス時に重宝する

テスター太田の欲張りリクエスト
缶の胴体とフランジ部の段差を利用して手軽に装着可能。ただ、フランジの高さや外周長は缶によって若干の違いがあるので、ホルダーに溝を切ってフランジに被せる構造なら装着性が上がりそう。交換用ノズルの剛性ももう少し高いと安心。

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