ホンダはMotoGP™第16戦・日本GPにRC213Vの特別カラーリング仕様を登場させた。これは1966年の世界GP・500ccクラス初参戦から60周年を記念したもので「The Dream. The Challenge.」プロジェクトの一環だが、なんと、Honda HRC Castrolチームは、反響が大きければこのカラーを継続する、と表明。果たしてその内容とは…!?

まとめ:松本正雅
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画像: HONDA RC213V x.com

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RC213V

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往年のワークスマシンを現代に再現したカラーリング

モビリティリゾートもてぎで開催された2026年のMotoGP日本GP。ホンダのファクトリーチーム、Honda HRC Castrolが持ち込んだのは、往年のGPマシン・RC181のカラーリングをモチーフとする特別仕様のRC213Vだった。

シルバーを主体にレッドを組み合わせ、ゼッケン部分にはイエローを配色。1960年代のホンダ製グランプリレーサーを思わせる色使いを、現代のMotoGPマシンに取り入れている。通常のHRCトリコロールとは大きく異なる、クラシカルな装いだ。この特別カラーは日本GPの決勝でコース上に登場。ルカ・マリーニ選手とソムキアット・チャントラ選手が、ホンダ初の最高峰クラス参戦マシンのカラーをまとって母国ラウンドを戦った。

原点は1966年! 最高峰への第一歩を担ったRC181

画像: HONDA RC181(1966年)

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RC181(1966年)

今回のカラーのモチーフとなったマシンRC181は、ホンダにとって特別な意味を持つレーシングマシンである。

1959年のマン島TTレースから世界選手権への挑戦を始めたホンダは、各クラスで実績を積み重ね、1966年に最高峰の500ccクラスへ進出。そのために開発されたのが、空冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載するRC181だった。

デビュー戦となった西ドイツGPでは、ジム・レッドマン選手が優勝。続く第2戦でも勝利を挙げ、その後はマイク・ヘイルウッド選手が3勝を加えた。ホンダは参戦初年度に計5勝を記録し、500ccクラスのメーカータイトルを獲得している。

さらに同年、ホンダは50cc、125cc、250cc、350cc、500ccという当時の全5クラスでメーカータイトルを獲得。RC181は、世界GP史上初となるこの快挙の一翼を担った。

RC181が世界選手権を戦ったのは1966年と1967年の2シーズンで、500ccクラスでの優勝回数は通算10回。活動期間は短かったものの、後のホンダの最高峰クラスでの歩みにつながる、重要なマシンである。

「夢」と「挑戦」の歴史を、母国GPのカラーに

画像: 「夢」と「挑戦」の歴史を、母国GPのカラーに

HRCは2026年「The Dream. The Challenge.」と題するプロジェクトを展開している。映像やイベントを通して、ホンダのレース活動における夢と挑戦の歴史を紹介し、その経験や価値観を次の世代へ伝えていく取り組みだ。

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公式発表では、勝利やタイトルだけでなく、そこへ至る過程で直面した課題や挑戦にも意義があると説明。1959年の世界選手権初参戦、そして1966年の最高峰クラス進出も、その歩みの重要な節目として位置付けられている。

日本GPの特別カラーも、この歴史を現在のレース活動へとつなぐもの。60年前に最高峰へ挑んだRC181の配色は、RC213Vへと受け継がれ、母国GPでその雄姿が披露されたのである。

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しかも、HONDA HRC Castrolは、チームのX投稿への「いいね」が5万を越えたら、今回の特別カラーを継続すると発表。10月4日午前0時の時点で「いいね」は8744。最高峰クラス参戦60周年という節目を、ホンダの挑戦の原点を象徴するカラーが次戦以降も見れるかは「いいね」次第だ。

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