ヤマハは、888cc直列3気筒エンジンを搭載するスーパースポーツ「YZF-R9 ABS」の2027年モデルを発表した。性能とスペックを維持しながら製造工程の一部を変更し、新色のブラックとマットダークブルーを設定。ブルーを含む全3色で展開する。

まとめ:松本正雅
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落ち着きと刺激を表現した2つの新色を設定

画像: YAMAHA YZF-R9 ABS 2027年モデル 総排気量:888cc エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒 シート高:830mm 車両重量:195kg 価格:154万円(税込) 発売:2026年9月30日/2027年1月29日(マットダークブルー)

YAMAHA
YZF-R9 ABS
2027年モデル

総排気量:888cc
エンジン形式:水冷4ストDOHC4バルブ並列3気筒
シート高:830mm
車両重量:195kg

価格:154万円(税込)
発売:2026年9月30日/2027年1月29日(マットダークブルー)

ヤマハ発動機販売は2026年9月15日、スーパースポーツモデル「YZF-R9 ABS」の2027年モデルを発表した。製造工程の一部変更に伴うマイナーチェンジを実施し、新たにブラックとマットダークブルーの2色を設定。従来のブルーは継続となり、全3色のラインアップとなる。なお、今回の変更による性能およびスペックの変更はない。

画像1: 落ち着きと刺激を表現した2つの新色を設定

「ブラック」は、車体全体をブラックメタリックのワントーンでまとめたカラーだ。モデルロゴにはグレーを採用し、YZF-R9が持つシャープなフォルムを引き立てながら、品位のある落ち着いた佇まいを表現。幅広い世代に向けた、シックで洗練された仕上がりとなっている。

画像2: 落ち着きと刺激を表現した2つの新色を設定

一方の「マットダークブルー」は、深みのあるつや消しのダークブルーをベースに、鮮やかなバーミリオンを差し色としてカウルに配置。ホイールとフロントフェンダーにも同色を採用することで、アグレッシブかつスポーティな印象を強調した。ストリートでも鮮烈な存在感を放つ、若年層を意識したカラーリングである。

発売日は、ブルーとブラックが2026年9月30日、マットダークブルーが2027年1月29日。メーカー希望小売価格はいずれも154万円となる。

888cc直列3気筒エンジンと専用アルミフレームは継承

YZF-R9は「Re-DNAed Supersport」を開発コンセプトとし、スーパースポーツならではの高い走行性能と、幅広いライダーが扱いやすい親しみやすさの両立を目指したモデルだ。

画像1: 888cc直列3気筒エンジンと専用アルミフレームは継承

パワーユニットには、MT-09をベースとする888cc水冷4ストロークDOHC4バルブ直列3気筒のCP3エンジンを搭載する。クロスプレーン・コンセプトに基づき、トルクフルな出力特性とライダーが駆動力を自在に操る感覚を追求。燃料供給には電子制御スロットル「YCC-T」を採用し、吸入空気量を緻密に制御する。

画像2: 888cc直列3気筒エンジンと専用アルミフレームは継承

車体にはYZF-R9専用に開発されたアルミ製デルタボックスフレームを採用。2024年モデルのMT-09をベースに各方向の剛性バランスを調整し、低荷重時のしなやかさと高荷重時の安定性を両立した。メインフレーム単体の重量は約9.7kgで、YZF-R1およびYZF-R6を含む歴代ヤマハ製スーパースポーツモデルのなかで最軽量としている。

画像3: 888cc直列3気筒エンジンと専用アルミフレームは継承

足まわりにはKYB製サスペンションを採用し、フロントブレーキには直径320mmのダブルディスクとブレンボ製キャリパーを装備。タイヤには専用開発のブリヂストン「BATTLAX RACING STREET RS11」を組み合わせ、ワインディングからサーキットまで高い運動性能を追求している。

6軸IMUを軸にした充実の電子制御システム

画像1: 6軸IMUを軸にした充実の電子制御システム

電子制御装備も充実している。車体の動きを検知する6軸IMUを搭載し、バンク角対応トラクションコントロール、スライドコントロール、リフトコントロール、ブレーキコントロールなどを統合的に制御する。

走行モードを管理する「YRC(Yamaha Ride Control)」には、SPORT、STREET、RAINのプリセットモードに加え、ライダーが各制御の介入度を変更できる2種類のCUSTOMモードを用意。さらにサーキット走行を想定したTRACK YRCモードでは、クイックシフターやエンジンブレーキマネジメント、ローンチコントロールなども個別に設定できる。

画像2: 6軸IMUを軸にした充実の電子制御システム

メーターは5インチフルカラーTFTディスプレイで、4種類の表示テーマに加え、ラップタイムを表示するTrackモードも備える。スマートフォン連携機能「Y-Connect」に対応するほか、走行後のデータ分析や走行ルートの確認ができる「Y-TRAC Rev」アプリとも連携可能だ。

画像3: 6軸IMUを軸にした充実の電子制御システム

新世代YZF-Rシリーズのデザインと本格的なトラックパフォーマンスを備えながら、日常域での扱いやすさにも配慮したYZF-R9。2027年モデルは性能はそのままにカラー展開を刷新し、キャラクターの異なる3色から選択できるようになり、より魅力を高めての登場となった。販売は全国のYSPで行なわれる「ヤマハモーターサイクル エクスクルーシブモデル」となる。

ヤマハ「YZF-R9 ABS」カラー・人気投票

ヤマハ「YZF-R9 ABS」主なスペック・燃費・価格

全長×全幅×全高2070×705×1180mm
ホイールベース1420mm
最低地上高140mm
シート高830mm
車両重量195kg
エンジン形式水冷4ストロークDOHC4バルブ並列3気筒
総排気量888cc
ボア×ストローク78.0×62.0mm
圧縮比11.5
最高出力88kW(120PS)/10000rpm
最大トルク93N・m(9.5kgf・m)/7000rpm
燃料タンク容量14L(無鉛プレミアムガソリン指定)
変速機形式6速リターン
キャスター角22°35′
トレール量94mm
ブレーキ形式(前・後)油圧式ダブルディスク・油圧式シングルディスク
タイヤサイズ(前・後)120/70ZR17M/C(58W)・180/55ZR17M/C(73W)
乗車定員2名
燃料消費率 WMTCモード値20.9km/L(クラス3・サブクラス3-2)1名乗車時
製造国日本
メーカー希望小売価格154万円(消費税10%込)

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