秋は気候が穏やかで景色も美しく、オートバイで走るには最高のシーズンです。この秋、初めてキャンプツーリングに挑戦したいと考えている方も多いのではないでしょうか?この記事では、キャンプツーリングに欠かせないバッグの選び方や容量の目安、安全な固定方法まで分かりやすく解説します。

監修者:岡本修(Webライター)
大学時代から大型バイクに乗り、街乗りからサーキットまで幅広く走行。ジャケットやグローブといったギアを集めるのが好きで、最新商品を日頃からチェックしている。
◾️ライダー歴:18年
◾️保有免許:大型自動二輪
◾️バイク遍歴:Ninja400R、GSX1300R HAYABUSA、Dio110、YZF-R6、Ninja ZX-10R、BMW S1000RR

本記事は編集部が独自に制作した記事ですが、記事内のリンクから商品を購入すると、Amazon、楽天等のアフィリエイトプログラムから売上の一部がwebオートバイに還元されます。

ツーリングバッグは荷物が増える秋キャンプの必需品

秋のバイクキャンプを快適かつ安全に楽しむなら、車体にしっかり固定できる「ツーリングバッグ」が欠かせません。リュックを背負ったままの長距離走行は、肩や腰に大きな負担がかかり疲労のもと。荷物をバイクに積載してしまえば体力を大幅に温存でき、道中の走りもぐっと楽になります。

リアシート上に載せる「シートバッグ」のほか、車体左右に装着する「サイドバッグ」、タンク上に置く「タンクバッグ」など種類も様々。スタイルや荷物量に合わせた最適なバッグ選びが、快適なキャンプツーリングへの第一歩です。

【監修者の一言】
種類を選ぶ前に、まず自分のバイクのリアシートの形と長さを確認してください。シートバッグは万能に見えますが、シートが短い車種や大きく傾斜した車種では、大容量モデルを載せると前後が浮いて固定が甘くなります。その場合はシートバッグの容量を欲張らず、サイドバッグに荷物を分散させるほうが安定します。
もう一つ、リアキャリアがあるかどうかで選択肢が変わります。キャリアがあればリアボックスやドライバッグの直付けができ、シート上に載せるより低い位置に重量を置けます。バッグ単体で考えず、車体側の受け皿から逆算するのが失敗しない順序です。

容量で選ぶキャンプ用ツーリングバッグ

キャンプ用ツーリングバッグを選ぶ際に最も重要な要素が容量です。持ち運ぶキャンプギアの量や宿泊数に応じて最適なサイズを選ぶ必要があります。

画像: <画像>キャンプ用ツーリングバッグの容量の目安

<画像>キャンプ用ツーリングバッグの容量の目安

一般的に、1泊2日のソロキャンプでテントやシュラフ、調理器具などを一式積載する場合、50L以上の容量がおすすめとなります。近年は軽量でコンパクトなキャンプギアが増えていますが、途中で買い出しした食材や防寒着などを入れるスペースを考慮すると、余裕を持ったサイズ選びが安心です。

また、サイドポーチを取り付けられたり、ファスナーを開閉することで容量を拡張できる機能を持ったモデルを選ぶと、行きと帰りで荷物の量が変わった際にも柔軟に対応できます。

【監修者の一言】
容量の数字は「拡張後」で表記されることが多いので、比較するときは拡張前の基本容量を見てください。拡張機構を常用すると、重心が高くなるうえ、生地の張りが弱くなって荷崩れしやすくなります。基本容量で日常の荷物が収まり、拡張分は帰りの土産や脱いだ防寒着の逃げ場、という考え方が実際には使いやすいです。
また、容量だけでなく「開口部の形」も確認してください。上面が大きく開くトップオープン型は出し入れが楽ですが、雨天時に開けると中が濡れます。ロールトップ型は防水性に優れる代わりに、底のものを取り出すのに手間がかかります。キャンプ場で頻繁に出し入れするものは、別の小さなバッグに分けておくと快適です。

防水性能で選ぶキャンプ用ツーリングバッグ

ツーリング中の天候変化は避けて通れません。特に秋の山間部などでは急な雨に見舞われることも多いため、バッグの防水性能は非常に重要な比較ポイントです。

画像: <画像>キャンプ用ツーリングバッグの防水性能

<画像>キャンプ用ツーリングバッグの防水性能

構造としては大きく分けて、防水素材を採用したターポリン生地などのバッグと、耐水生地で作られており雨天時には付属のレインカバーを被せて使用するタイプの2種類が存在します。

完全防水タイプのバッグは、内部への水の浸入を強力に防ぐことができ、汚れても水洗いで泥を落としやすいメリットがあります。

一方で、レインカバーを使用するタイプはポケットが多く荷物の整理整頓がしやすい構造のものが多いため、ご自身のスタイルやパッキングのしやすさに合わせて選択するとよいでしょう。

【監修者の一言】
ターポリン製のバッグでも、メーカー側が「完全防水ではない」と注記している製品は多いです。縫い目や開口部のロール部分からじわじわと浸水することがあります。

固定方法と積載のルール

オートバイに荷物を積載する際は、道路交通法で定められた積載制限のルールを厳守しなければなりません。

積載物の重量制限は原動機付自転車で30kg以下、自動二輪車で60kg以下となっています。また、積載する幅は乗車装置または積載装置から左右に15cm以内、長さは積載装置から後ろへ30cm以内、高さは地上から2m以内に収める必要があります。

画像: <画像>キャンプ用ツーリングバッグの積載ルール

<画像>キャンプ用ツーリングバッグの積載ルール

【監修者の一言】
幅の制限は「左右それぞれ15cm」なので、サイドバッグを付けたときは、ハンドル幅ではなくシートやキャリアの左右端から測ることになります。数字より注意したいのが、ウインカーやテールランプが隠れないことです。大きなシートバッグを載せると後方からウインカーが見えなくなる車種があり、これは道路交通法の乗車積載方法違反にあたります。

固定する際は、専用の固定ベルトやバックルを用いて、車体のフレームや荷掛けフックなどの頑丈な部分にしっかりと締め付けます。グラブバーやリアサスペンションの可動部、マフラーの近くなど、走行中に危険が及ぶ場所には固定ベルトを通さないよう細心の注意を払いましょう。

【監修者の一言】
固定については、付属のベルトだけで不安なときに、荷掛けネットやゴムロープを重ねる方が多いのですが、ゴムロープは伸びる分だけ荷物が動くので、あくまで補助と考えてください。主となる固定は伸びないベルトで行い、バックルの余りは必ず結ぶか留め具で処理してください。余ったベルトがチェーンやホイールに巻き込まれる事故は珍しくありません。

デイトナ DH-750 キャンプシートバッグ

デイトナ(DAYTONA)のキャンプシートバッグです。HenlyBeginsシートバッグ最高峰「PRO」シリーズ譲りの高機能を備え、システムポーチとの自由な組み合わせで自分仕様にカスタマイズできます。

底面の赤テープにシート後端を差し込む構造により、スーパースポーツ(SS)のコンパクトなタンデムシートでも前ずれを防ぎます。中央のノンスリップシートや連結ベルトも装備し、負荷がかかっても荷崩れを起こさず安定した積載を保ちます。

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デイトナ DH-767 防水シートバッグ 60L

デイトナ(DAYTONA)の、ターポリン生地を採用した60Lの防水シートバッグです。開口部には防水性の高いロールトップ構造を採用し、悪天候下のツーリングでも高い防水性を発揮します。

付属の固定ベルトで車体へしっかり装着できるほか、ショルダーベルトによる持ち運びや、防水バックパックとの連結にも対応し、キャンプやロングツーリングで活躍するアイテムです。

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GIVI EA119BK 防水ボストンバッグ

GIVI(ジビ)のEA119BK 防水ボストンバッグは、高い防水性を持った容量60Lのボストンバッグです。

付属の固定ベルト&フックや簡単かつ自由度の高い固定が可能なゴムコードを備えており、シートへの確実な積載をサポートします。また、持ち歩きに便利なハンドルグリップやショルダーベルトも付属しており、ツーリング先での利便性にも優れた設計となっています。

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タナックス MFK-1003 キャンピングシートバッグL

タナックス(TANAX)のキャンピングシートバッグLは、40〜60Lの可変容量を備え、中長期のキャンプツーリングに最適なシートバッグです。

耐久性に優れた1680Dポリエステルを採用し、キャンプ道具をしっかり保護します。開口部が広く荷物の出し入れがしやすいほか、ホルダーベルトやレインカバーも標準装備されており、ツーリング時の利便性と安心感を高める人気の定番モデルです。

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タナックス MFK-1004 キャンピングシートバッグXL

タナックス(TANAX)のキャンピングシートバッグXLは、60〜77Lの可変容量を備え、長期のキャンプツーリングに最適な大容量シートバッグです。

1680Dポリエステルを採用した頑丈な作りで、キャンプ道具や着替えをたっぷり収納できます。開口部が広く荷物の出し入れがしやすいほか、ホルダーベルトやレインカバーも標準装備されており、旅先での利便性と安心感を高めているロングセラーモデルです。

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SW-MOTECH DRYBAG 600 ver.2.0

SW-MOTECHのDRYBAG 600 ver.2.0は、タンデムシートやクラッシュバーなどに組み合わせて取り付けられる完全防水のドライバッグです。

素材の改良やMOLLEシステムの追加により拡張性が高められており、耐久性に優れた500Dポリエステル+PVCコーティングや柔らかく丸めやすいPVC素材を採用することで、あらゆる気象条件下での旅を強力にサポートします。

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ドッペルギャンガー ターポリンシートバッグ ツアー DBT611-BK

ドッペルギャンガー(DOPPELGANGER)のターポリンシートバッグは、テントやシェラフなど、キャンプツーリングに必要なアイテムをしっかり収納できる防水シートバッグです。

雨に濡らしたくないダウンシュラフやソロ用テントの収納に最適なインナーボックス(有効内寸60cm)を搭載しています。55Lの大容量を確保しつつ、バイクの運転の邪魔になりにくいようリアシートからはみ出しを抑えた設計が施されています。

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コミネ SA-242 ロングジャーニーシートバッグ

コミネ(KOMINE)のロングジャーニーシートバッグは、59Lから最大82Lまで容量を拡張できる大容量のシートバッグです。長期のキャンプツーリングや日本一周などの大荷物移動に対応します。

開口部が広く荷物の出し入れがスムーズに行えるほか、積載の安定性を高める専用の固定ベルトやレインカバーも付属し、旅先での信頼性と利便性を両立させたアドベンチャー向けのモデルです。

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イガヤ キャンプツーリングシートバッグ

バイク用品会社PLOT(プロト)のオリジナルブランド「IGAYA(イガヤ)」の大型シートバッグです。荷物を多く積載しても安定するロー&ワイドな形状を採用し、強度と防水性に優れた1680Dバリスティックナイロンや、裏縫いファスナー、ワイドフラップ構造により急な雨への安心感を高めています。

また、非常停止灯ポーチや両サイド開閉機能など、長期のキャンプツーリングを快適にする便利なアイデアが多数盛り込まれたタフな設計が魅力です。

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エンデュリスタン トルネード2 ドラムバッグ L

ENDURISTAN(エンデュリスタン)のトルネード2 ドラムバッグ Lは、エンデューロからキャンプツーリングまで幅広く活躍する完全防水防塵ドラムバッグです。開口部が広く、テントや寝袋などの大柄な荷物もスムーズに収納できます。

キャリアやフレームがないバイクでもリアシートがあれば積載可能で、タフな3層構造の生地により悪天候や悪路から荷物をしっかり守ります。

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キャンプ用ツーリングバッグ比較一覧・用途別おすすめ

商品容量参考価格(公式・税込)※こんな人に
デイトナ DH-750 キャンプシートバッグ65L22,000円SSなどタンデムシートが小さい車種で、ポーチを足して自分仕様に組みたい人
デイトナ DH-767 防水シートバッグ 60L60L8,910円手頃な価格で、ロールトップの防水バッグを選びたい人
GIVI EA119BK 防水ボストンバッグ60L13,200円防水バッグを、降りたら肩に掛けて持ち歩きたい人
タナックス MFK-1003 キャンピングシートバッグL40〜60L25,080円横幅を抑えつつ、3〜5泊程度のキャンプに出かけたい人
タナックス MFK-1004 キャンピングシートバッグXL60〜77L28,380円1週間以上のロングキャンプや、防寒着が増える晩秋キャンプに行く人
SW-MOTECH DRYBAG 600 ver.2.060L17,600円他のバッグと組み合わせて、拡張性の高い積載システムを組みたい人
ドッペルギャンガー ターポリンシートバッグ ツアー DBT611-BK55Lオープン価格ダウンシュラフやテントを型崩れさせずに収納したい人
コミネ SA-242 ロングジャーニーシートバッグ59〜82L20,790円長期の旅で、とにかく容量が欲しい人
イガヤ キャンプツーリングシートバッグ50〜64L23,100円低重心で安定させたい人、左右から荷物を出し入れしたい人
ENDURISTAN トルネード2 ドラムバッグ L51L15,400円林道や悪天候も走る、キャリアのない車種のアドベンチャー派

よくある質問

Q. 1泊2日のソロキャンプには、何Lのバッグが必要ですか?
A. テントやシュラフ、調理器具を一式積むなら50L以上が目安です。本記事ではドッペルギャンガー DBT611-BK(55L)、デイトナ DH-767(60L)、拡張で最大60Lになるタナックス MFK-1003などが該当します。買い出しした食材や防寒着の分も見込んで、少し余裕のある容量を選ぶと安心です。

Q. 防水バッグとレインカバー付きのバッグ、どちらを選べばいいですか?
A. 雨の中を走る可能性が高いなら、ターポリンなどを使った防水タイプがおすすめです。なお、防水バッグでもメーカーが完全防水ではないと注記している製品があるため、濡らしたくない寝袋などはドライバッグに入れておくとより安心です。

Q. スーパースポーツなどシートが小さい車種や、リアキャリアがない車種でも積めますか?
A. 固定ベルトでシートに装着するタイプなら積載できます。ただしシートが短い・傾斜が大きい車種では大容量モデルが安定しにくいため、容量を欲張りすぎないことが大切です。

Q. バイクには何kgまで荷物を積めますか?
A. 道路交通法では、自動二輪車は60kg以下、原動機付自転車は30kg以下と定められています。これとは別にバッグごとの最大積載量もあるため、幅や長さの制限とあわせて確認しておきましょう。

Q. シートバッグとサイドバッグ、どちらがいいですか?
A. 一般的なキャンプツーリングなら、荷物をまとめて積めるシートバッグが扱いやすいです。ただしシートが短い車種や傾斜の強い車種では、大容量シートバッグだと固定が甘くなりがちです。その場合はシートバッグの容量を抑え、サイドバッグに荷物を分散させたほうが安定します。

Q. 容量の拡張機能は必要ですか?
A. 行きと帰りで荷物量が変わるキャンプでは、あると便利な機能です。ただし拡張した状態を常用すると重心が高くなり荷崩れしやすいため、基本容量で普段の荷物が収まるサイズを選び、拡張分は帰りのお土産や脱いだ防寒着用と考えるのがおすすめです。

Q. キャンプ以外のツーリングや旅行にも使えますか?
A. 使えます。容量可変タイプは荷物の少ない宿泊ツーリングにも合わせやすく、宿や駅での移動にも便利です。

キャンプ用ツーリングバッグを快適に使うためのTIPS

画像: <画像>キャンプ用ツーリングバッグを快適に使うためのTIPS

<画像>キャンプ用ツーリングバッグを快適に使うためのTIPS

ポイント①:積み込み時の重量バランスと重心の位置を意識する

荷物を詰める際は、重いものを下かつバイクの中心近くに配置するのが鉄則です。キャンプ道具の中で重さのあるポータブル電源や調理器具、薪などはバッグの底面かつライダーの背中に近い側に置くようにします。

逆にシュラフや防寒着などの軽くてかさばるものは上部や外側のポケットに収納します。重心が後ろや上に行きすぎると、フロントタイヤの接地感が薄くなり、カーブでの曲がりにくさや転倒のリスクが高まります。重量バランスを考慮してパッキングすることで、荷物をたくさん積んでいても安定した走行が可能になります。

【監修者の一言】
重量配分のコツは「重いものは背中側の下、軽いものは後ろの上」ですが、もう一つ「左右の重さを揃える」ことを忘れないでください。片側に水やペグ、反対側に寝袋という詰め方をすると、直進時は気づきませんが、コーナーで左右の倒し込みの感覚が変わります。積み終えたら、バイクを直立させて手を離す寸前まで支え、左右どちらに傾こうとするかを確かめると偏りが分かります。
また、リアサスペンションのプリロードを調整できる車種なら、積載量に合わせて一段階硬めにしておくと、荷物を積んだときのフロントの軽さがかなり改善します。荷物を降ろしたら元に戻すのを忘れないでください。

ポイント②:出発前と休憩時の定期的な固定ベルトの締め直しを行う

どれほど優秀な固定システムを持つバッグであっても、走行中の振動や荷物の揺れによってベルトが徐々に緩むことがあります。特に使い始めのベルトや、走ることで荷物が収まって隙間ができた時は緩みが発生しやすいです。

出発直前はもちろんのこと、高速道路のサービスエリアや道の駅などで休憩するたびに、固定ベルトに手で触れて緩みがないか確認し、必要に応じて締め直す習慣をつけましょう。万が一の荷崩れや落下事故を未然に防ぐために非常に重要な作業です。

【監修者の一言】
締め直しの目安は、走り出して最初の10〜15分後に一度、その後は給油や休憩のたびに、と考えてください。荷物が振動で収まるのは走行直後がもっとも大きく、この最初の一回を省くと、その後ずっと緩んだまま走ることになります。確認の仕方は、ベルトを引くだけでなく、バッグの角を手で押して車体に対してずれないかを見るのが確実です。
もう一点、ベルトの緩みは走行中でも兆候が出ます。ミラーにバッグの端やベルトの先が揺れて映るようになったら、次の停車場所で必ず点検してください。異音がしてから止まるのでは遅いことがあります。

ポイント③:乗り入れ可能なキャンプ場を選び荷物の移動を最小限にする

バイクキャンプでは、テントサイトまでバイクを直接乗り入れできるオートキャンプ場やフリーサイトを選ぶと、荷物の持ち運びが格段に楽になります。バイクから離れた駐車場に停めて手で荷物を運ぶ場合、大型のシートバッグや重いリアボックスを何度も往復して運ぶことになり、設営前に大きな体力を消耗してしまいます。

バイクをテントのすぐ脇に停められれば、荷物の出し入れがスムーズに行えるだけでなく、バイク自体を陣幕やインテリアの一部として楽しむこともできます。事前の予約時に車両乗り入れが可能かどうかを確認しておくことを強く推奨します。

【監修者の一言】
乗り入れ可能なキャンプ場でも、サイトの地面が芝や砂地だとサイドスタンドが沈んで転倒する事故が起きます。スタンドの下に敷く小さな板やスタンドプレートをバッグの外ポケットに入れておくと安心です。また、荷物を積んだままバイクをサイト内で押して動かすのは、思ったより重心が高くて危険です。設営位置が決まる前に荷物を降ろすか、降ろす前に一度だけ位置を決めて動かさない、のどちらかに決めておくと無駄な労力を使いません。
夜間はバッグ類を必ずテント内か前室に入れてください。夜露で濡れるだけでなく、動物が食べ物の匂いに寄ってくることがあります。

まとめ:秋のキャンプツーリングへ出かけよう!

秋のバイクキャンプは、美しい紅葉や澄んだ空気の中で楽しむ焚き火など、他の季節にはない特別な魅力が詰まっています。寒さ対策のために荷物が増える秋だからこそ、自分のバイクやキャンプスタイルに合ったシートバッグやリアボックスを選ぶことが大切です。

容量の拡張性や防水性、固定のしやすさをしっかり確認して選べば、長距離の走行もストレスなく安全に楽しむことができます。適切な積載ギアを手に入れて荷造りの不安を解消し、この秋は愛車とともに最高のキャンプ体験へ踏み出しましょう。

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