まとめ:松本正雅
▶▶▶写真はこちら|モト・グッツィ創業105周年記念モデル
新ファクトリーの建築とカラーリングを車体に表現
イタリアを代表するモーターサイクルブランド、モト・グッツィが創業したのは1921年のこと。2026年に創業105周年を迎えた同社は、その節目を記念する「Moto Guzzi 105th Anniversary Edition」を発表した。

今回の特別仕様車は、ブランド発祥の地であるイタリア・マンデッロ・デル・ラーリオに完成した新拠点の開設と同時に披露されたものだ。
アメリカ人建築家のグレッグ・リン氏が設計を手がけた新拠点には、新たなファクトリーに加え、モト・グッツィ・ミュージアムやイベントスペース、世界各地から訪れるファンを迎えるための施設が設けられている。
単なる生産工場にとどまらず、モーターサイクルの開発や実験、新たな体験、ブランド文化を発信する場所として構想されており、モト・グッツィの次なる105年を象徴する施設となる。
105th Anniversary Editionのカラーリングは、この新拠点を形づくる建築や色彩から強い影響を受けている。
パールグレーにイエローの専用グラフィックを組み合わせる
車体には光沢を備えたパール調の専用グレーを採用。工業的かつ金属的でありながら、モト・グッツィらしい本質的な美しさを表現する現代的なカラーとなっている。
このグレーを基調としたボディに、新拠点の仕上げをモチーフとする鮮やかなイエローのディテールを組み合わせた。

燃料タンクの左右には、縦方向に伸びる専用の「Moto Guzzi 105th Anniversary」グラフィックを配置。通常はブランドを象徴するイーグルマークが配される位置に、アニバーサリーイヤーを表す「105」の数字があしらわれている。

同様のグラフィックはリアホイールのリムにも施され、足元にも特別仕様車であることを示すアクセントを加えた。
シートも105th Anniversary Edition専用に仕立てられたものだ。座面にはモト・グッツィの象徴であるイーグルをスタイリッシュに表現し、車体のグラフィックと呼応するイエローのコントラストステッチを採用している。
ステルヴィオやV100マンデッロなどに設定

MOTO GUZZI
STELVIO 105th Anniversary
105th Anniversary Editionが設定されるのは、アドベンチャーモデルの「ステルヴィオ」、自動追従クルーズコントロールシステムを備える「ステルヴィオ PFF Rider Assistance Solution」、スポーツツアラーの「V100マンデッロ」、ミドルクラスアドベンチャーの「V85ストラーダ」、そしてブランドの伝統を色濃く受け継ぐロードスター「V7ストーン」の5モデルである。

MOTO GUZZI
V100 MANDELLO 105th Anniversary
エンジンや車体の基本仕様を大きく変更するのではなく、共通の専用カラーとディテールによって、各モデルに105周年ならではの特別感を与えたシリーズとなる。

MOTO GUZZI
V85 STRADA 105th Anniversary
105th Anniversary Editionは2026年10月から欧州で販売が開始され、展開期間は2027年末まで。長い歴史と新拠点の誕生という、モト・グッツィにとって重要な転換点を形にしたモデルだけに、世界各地の熱心なグッツィファンやコレクターから大きな注目を集めそうだ。

MOTO GUZZI
V7 105th Anniversary
現時点では日本市場への導入時期や価格、販売モデルについては発表されていないが、今後の展開に期待したい、魅力ある記念モデルたちだ。
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