文:太田安治 写真:南 孝幸 モデル:平嶋夏海
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アールエスタイチ「リキッドウインド」テスト&レポート

RS TAICHI
リキッドウインド
税込価格:ブースターライトベスト 1万450円、保冷ボトルキット 9900円、
リキッドウインドウォーター 660円
サイズ:S、M、L、XL、XXL (RSU505・リキッドウインドブースターライトベスト)
販売元:アールエスタイチ
爽快冷却で「酷暑」を乗り切る
最高気温40℃以上の日を「酷暑日」と呼ぶことになった。強い日差しを受け、熱風とエンジンの熱にさらされるライダーにとって、もはやメッシュジャケットだけでは熱中症を防げなくなっている。
電動ファンや水の気化熱を利用して体温を下げるもの、ペルチェ素子を使って直接的に冷却するものなど、様々なタイプの冷却ウエアがあるが、使い勝手と効果に優れているが水冷システムと走行風による空冷を組み合わせたタイプ。そのパイオニアがアールエスタイチと化粧品メーカーのマンダムと共同開発した『リキッドウインド』だ。
腰に付けたボトルから専用冷却水をメッシュ生地のベストへと圧送。ベストの襟前後にある穴から滴下された冷却水がアンダーウエアの胸部と背中に染み込みながら広がり、走行風による気化熱を効率よく使って体表を冷やすという仕組み。冷却水の圧送は電動ポンプ式で、任意のタイミングでスイッチを押して送水することも、約5分ごとに5mlずつ自動送水することもできる。
気温35℃、湿度70%、風速60(時速20km相当)で、アンダーウエアの表面温度が5.2℃下がると発表されているが、実際の走行速度はもっと高いので、体感的には10℃くらい低くなる。事実、昨年夏のツーリングで40℃に迫る気温の中で使ったときも上体はひんやりと涼しいままで実に快適だった。
専用リキッドを使う必要があるが、冷却性能と消臭機能を体感すれば納得。ライディング用だけではなく、様々なアウトドアシーンで役立つ実用アイテムだ。

冷却しタンクから電動ポンプで圧送された冷却液が専用ベストの襟部分から滴下され、アンダーウエアを濡らしていく。クール系シャツとの組み合わせがベストだ。

冷却水は首の後ろ側からも滴下される。写真では液量が多く見えるが、実際はチョロチョロと滴るような感じだ。

スイッチの1度押しで5ml送水、2度押しで10ml送水、3度押しで5分後ごとに5mlの自動送水モードになる。満充電で300mlの冷却水20パック分(約6L)の送水が可能。

マンダムと共同開発した『ギャツビーリキッドウインドウォーター』は清涼成分であるメントールと消臭成分を配合。容量300mlと1200mlの2種類が用意されている。

テスター太田安治の欲張りリクエスト
高い冷却性能と消臭機能は専用ウォーターあってこそ。ただ容量が300mlなので長時間の使用では足りなくなるし、1200mlの大容量タイプは携行しにくい。水で希釈するだけで使える粉末タイプが開発されたら利便性がアップしそう。
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