まとめ:松本正雅
SHOEIヘルメットと自然に融合する専用デザイン

Cardo
4X-S
価格:4万6800円
発売:2026年5月22日(金)
今回登場した「4X-S」は、SHOEIの人気ツーリング&システムヘルメット専用に設計されたBluetoothインカム。最大の魅力は、後付け感を抑えたスマートな装着性にある。
従来の外付けインカムでは、ヘルメット側面へクランプ固定することで見た目のボリューム感が増したり、風切り音の原因になるケースも少なくなかった。しかし4X-Sは、GT-Air3、NEOTEC3、J-Cruise3の専用スペースへ自然に収まる構造を採用。ヘルメット本来のスタイリングを崩さず装着できるのがポイントだ。
ツーリング派ライダーにとって、見た目のスマートさと快適性は重要な要素。高速道路での風切り音低減にも期待できそうだ。

また、4X-SはBluetooth 5.2に対応しており、ライブインターコム機能やボイスコマンド機能も搭載。さらにJBLのサウンドシステムを採用している点も見逃せない。
近年のインカム市場では音質競争も激化しているが、Cardoは以前からJBLとの協業による高音質化で高い評価を得てきた。ナビ音声や通話はもちろん、ツーリング中の音楽再生でもクリアなサウンドが期待できる。
また、防水・防塵仕様となっているため、突然の雨天走行でも安心。ソフトウェアアップデートにも対応しており、長く使える製品作りが行なわれている。最大通話時間は13時間とされ、ロングツーリングにも十分対応可能だ。価格は4万6800円(税込)、発売は2026年5月22日となっている。
上位モデル「PACKTALK-S」はメッシュ通信対応

Cardo
PACTALK-S
価格:6万3800円
同時に発表された「PACKTALK-S」は、4X-Sの上位モデルという位置付け。価格は6万3800円(税込)で、TELEC認証取得後に発売予定となる。
こちらはCardoの強みでもある「メッシュ通信」に対応。大人数ツーリング時でも安定した接続を実現できるのが特徴だ。
Bluetooth接続では人数増加に伴う接続管理が課題になるケースもあるが、メッシュ通信ではグループ接続の自由度が高く、再接続もスムーズ。マスツーリングを頻繁に楽しむライダーには魅力的な選択肢となりそうだ。
PACKTALK-SもJBLサウンドシステム、防水・防塵性能、ボイスコマンド機能などを搭載。保証期間は3年となっている。

近年、ヘルメットにジャストフィットするメーカー連携インカムへの注目度は急速に高まっている。特にツーリング系ヘルメットでは、静粛性や空力性能を維持したまま通信機能を追加できることが大きい。今回発表されたCardoの新商品は、まさにそうしたニーズに応える製品と言えるだろう。
SHOEIの人気モデルを愛用するライダーにとって、デザイン性と高機能を両立した新たな定番インカムとなる可能性は高い。発売予定のPACKTALK-Sにも大きな期待が集まりそうだ。

