オートバイ用インカムで知られるサイン・ハウスから、B+COMシリーズの次世代モデル「B+COM 7X EVO」が発表された。2026年2月27日(金)、都内にて開催された新製品発表会の様子をお届けする。
PHOTO/TEXT:八橋秀行
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B+COMシリーズの最新インカム「B+COM 7X EVO」

サイン・ハウスからラインアップされているオートバイ用インカム「B+COM」シリーズ。今回発表された「7X EVO」は、実に8年ぶりのフルモデルチェンジとなっており、新開発の通信方式をはじめ、オーディオ性能も大幅に進化しているようだ。

発表会では各種ヘルメットに搭載された実機が展示。外観は従来のB+COMシリーズのシャープなスタイリングを踏襲しつつ、デザイン面でも各部にアップデートが加えられている。


シームレスな通話を可能にする新通信方式“B+FLEX”

画像: サイン・ハウス 製品本部 企画部 企画課 柴原 浩志 氏

サイン・ハウス
製品本部 企画部 企画課
柴原 浩志 氏

「7X EVO」の機能的な特徴は新通信方式「B+FLEX」。メッシュ通信では最大20人、専用スマホアプリ「B+FLEX ONLINE」を使用すれば、インターネット回線を通じて遠距離でも通話が可能になる技術を採用している。

画像1: B+COMシリーズの最新インカム「B+COM 7X EVO」

さらに、メッシュとオンラインの2つの通信方式を使い、事前に仲間内で設定したチャンネルの中で、メッシュ通信圏内ではメッシュ通信、距離が離れるとオンライン通信に自動で切り替わる。

柴原氏によると、「(メッシュからオンラインに)切り替わったことがわからないほどシームレス」とのことだ。


デザインコンセプトは"研ぎ澄まされたスタイリッシュインカム”

画像: サイン・ハウス 製品本部 企画部プロダクトデザイン課 田村 晴己 氏

サイン・ハウス
製品本部 企画部プロダクトデザイン課
田村 晴己 氏

製品デザインを担当した田村氏によると、「B+COM 7X EVO」は一目で変化を感じるボディラインとして、従来モデルとは一線を画すより未来的なデザインを強調。B+COMでありながら今までのB+COMとは異なるデザインをコンセプトにしているようだ。

画像2: B+COMシリーズの最新インカム「B+COM 7X EVO」

本体は従来モデルの台形デザインを逆さまにした逆テーパー形状を採用。よりダイナミックでレーシーなイメージを目指し、下からそそり立つような新しいスタイリングとなっている。

画像3: B+COMシリーズの最新インカム「B+COM 7X EVO」

ボタンなどのレイアウトは従来のB+COMシリーズを踏襲しつつ、上下ボタンは従来モデルからよりシャープでメカニカル、スポーティな印象が強調されているようだ。また、上下のLEDランプは複数個のLED素子を採用、従来の「点」発光から、流れるような「線状」の発光変化を楽しめる。

特徴的なアンテナは従来の折りたたみ形状から、外側に大きく伸びている形状を採用。アイコニックなシンボルとして、通話時にアンテナの縦忘れの防止も考慮されている。

取り外し可能なフェイスプレートも全8種類ラインアップ。取り付けるヘルメットに合わせて印象を変えられるのも7X EVOの魅力だ。


クリアでキレのある低音表現を可能にする"B+COM Ride Audio”

画像: パイオニア株式会社 MSC コンシューマプロダクトチーム シニアマネージャー 小川 和也 氏

パイオニア株式会社
MSC コンシューマプロダクトチーム
シニアマネージャー
小川 和也 氏

音響面は開発にあたり、カーオディオをはじめ、昨今はバイク用ナビアプリなども手がけるパイオニアと技術提携。従来の4センチ系のスピーカーでは、バイクの風切り音、エンジン音などの騒音環境により音質が劣化、特に低音が打ち消されてしまう課題があった。

画像4: B+COMシリーズの最新インカム「B+COM 7X EVO」

パイオニアの小川氏によると、そのような課題に対処するため「7X EVO」には3つの技術を採用しているとのこと。1つはパイオニアが専用開発したデジタルフィルター。これによりヘルメット内という特殊な環境の中でも低音・中音・高音がフラットな周波数特性を実現している。

2つ目がサウンド明瞭度向上技術。画像処理の輪郭強調技術の原理を音響に応用し、より鮮明に音の輪郭を捉えることを可能する。

3つ目が低音補強技術。イコライザーのように音を補正して強調するのではなく、音の調和をとったまま、低音を感じやすくなる技術だ。さらに高音部分の軽量化によりキレのある低音表現を実現している。

これら3つの技術により、バイク走行時の環境化でもクリアな音楽を楽しめる仕上がりになっている。

視覚障がい者へのオートバイ運転支援活動にもB+COMが活躍!

画像: 公益財団法人 SSP(Side Stand Project) 青木 治親 氏

公益財団法人 SSP(Side Stand Project)
青木 治親 氏

発表会のゲストとして、障がい者向けのオートバイ運転の支援活動を運営する青木氏が登壇。視覚障がい者のオートバイ運転支援において、目の代わりとなる音声指示の重要性を強調するとともに、「インカムによって全盲のライダーさんにリアルタイムに運転の指示ができるようになった。視覚障害によってオートバイの運転ができない人に、夢を与えたり希望を届けることができる。オートバイに乗れる、その喜びが自信になる」とコメント。

また「今まで主催者側として走行には同行できないため、現地でツーリング中の参加者の会話は聞けなかったが、(7X EVOを使うことによって)参加者同士のリアルタイムな会話を聞ける楽しみができた」と喜びを語った。

チュートリアル・徳井氏と俳優・風間氏が熱い"インカム”トーク!

画像1: チュートリアル・徳井氏と俳優・風間氏が熱い"インカム”トーク!

イベント終盤にはお笑い芸人・チュートリアル 徳井氏と俳優の風間氏によるトークショーが開催。普段ツーリング等でインカムを使う2人による貴重なトークが繰り広げられた。

画像: お笑い芸人 チュートリアル 徳井 義実 氏

お笑い芸人 チュートリアル
徳井 義実 氏

バイク関連のロケや芸人仲間とのツーリングでインカムを使用する徳井氏は「インカムを使うと、普通のツーリングが倍くらい楽しくなる」とコメント。「7X EVO」のワンアクションで接続できる利便性の高さを評価し、「7X EVO」を使ったYouTubeの視聴者参加企画にも興味を示していた。

インカムを使ったエピソードでは「芸人ばかりのツーリングでインカムつけると謎にみんな異常にボケる。バイクに乗ってるとボケのハードルが低くなって、ずっとインカムでだれかボケてますね」と語り、会場の笑いを誘った。

画像: 俳優 風間 晋之介 氏

俳優
風間 晋之介 氏

風間氏は「これまで一人で走ることしかしていなかったからインカムを初めて触った時、話題をみんなで共有できてこんなに楽しいんだ! と思った」とコメント。

実際に「7X EVO」を使った際は「メッシュからオンラインに切り替わったことが全くわからなかった。すごく可能性の広がりを感じました。モトクロスのエントリーユーザーへのレクチャーとしても使ってみたい」と語った。

"Tokui”仕様のオリジナルフェイスプレートを徳井氏に贈呈!

画像2: チュートリアル・徳井氏と俳優・風間氏が熱い"インカム”トーク!

トークショーの締めくくりには、徳井氏にピンストライパーのveaton氏がデザインした「7X EVO」のフェイスプレートが贈呈された。猫好きで知られる徳井氏のために作られた、世界に一つだけの逸品だ。


革新的な技術と新たなデザインを携え発表された次世代インカム「B+COM 7X EVO」。実機は3月から大坂、東京、名古屋で開催されるモーターサイクルショーにも展示される予定だ。

「B+COM 7X EVO」発表会 写真

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