まとめ:webオートバイ編集部
豪華ゲストを迎えてのトークショーに会場大興奮!

下田 丈 選手
三重県鈴鹿市出身の23歳。10歳の時に渡米し全米アマチュアモトクロス選手権で活躍、2014年にはジュニアモトクロス世界選手権でヒート優勝を飾り、2016年には全米アマチュアモトクロス選手権・スーパーミニクラスでタイトルを獲得。2019年にはチームガイコ・ホンダからAMAプロデビュー、2023年よりチ―ムHRCから参戦、2025年には250ccクラスのスーパーモトクロスチャンピオンに輝き、日本プロスポーツ大賞・敢闘賞を受賞した。



会場となった「ベルサール秋葉原」には、直前の告知だったにも関わらず、開始前からたくさんのファンが詰めかけ、立ち見が出るほどの大盛況。場内には下田選手の愛機・CRF250RWEや全日本MX・IA1クラスチャンピオンの大倉由揮選手のCRF450R、ダカールマシンのCRF450ラリーなどのコンペマシンや市販車のCRF250Lなども展示され、非常に豪華な展示内容だった。

最初のトークショーのゲストはHRCエグゼクティブアンバサダーの佐藤琢磨氏。2017年と2020年にインディ500マイルレースを制した佐藤氏と、アメリカで勝つことの凄さや、アメリカを拠点として活動することの大変さなどを語り合った。
現地では「きちんと自分の意見を主張することが大事」と、コミュニケーションの大切さについて語り合ったほか、話題は食事管理の重要性についても及んだ。ちなみに下田選手はいま「卵かけご飯」に凝っていて、日本に帰国した際はいつも伊勢名物のしょうゆを仕入れてアメリカに戻るのだそう。

次のゲストには下田選手の所属チーム、Honda HRC Progressiveの監督、ラーズ・リンドストロム氏が登場。2025シーズンを振り返った。
AMAのモトクロス選手権はスタジアムを舞台に闘う「スーパークロス」選手権と野外のモトクロスコースで競う「プロモトクロス」選手権があり、それぞれの上位ランカーが競う“最強王者決定戦”が「スーパーモトクロス」で、2ヒート×3戦、合計6レースを戦うのだが、タイトル決定がかかった最終戦ではライバルのヘイデン・ディーガン選手の執拗なアタックに遭うも、冷静な走りでタイトルを決めたのだった。
「とにかくクラッシュして走れなくなることだけは避けようと考えていた」という下田選手に対し「チームとしてできることは何でもしようと思っていたが、ジョーはとても冷静だった」とリンドストロム監督。下田選手については「とにかくフィジカルが並外れていて、正直天賦の才だと思う。性格については、ちょっと天然なところがあるかな」と語ってくれた。
ちなみに下田選手は練習中に怪我を負い、12月のこのイベントには手術をしたばかりの状態で登場したのだが「とりあえず大丈夫です」と語ってファンを安心させてくれた。

そしてトークショーのトリは次のオリンピックを目指すBMXプロライダーの中村輪夢選手、2025年IA1チャンピオンの大倉由揮選手が登場。3人とも父親の影響で幼いころからキャリアをスタートさせたそうで、途中中村選手はステージ周辺で華麗なトリックを披露。これを見た下田選手はBMXやってみたくなった? との質問に「ムリムリ!」と苦笑いだった。
最後は着用ジャージやサイン入りグッズがあたるジャンケン大会や、大倉選手とともにサイン会も実施され、詰めかけた日本のファンも大満足の1日となった。


