「Let’sレン耐」が21年目にして初のシーズンエンドパーティを開催！

レンタルバイクで気軽に楽しめる耐久レース「Let’sレン耐」。青木拓磨さんが始めたこのイベントも、初開催から実に21年を数えるが、2025年12月、東京・池袋で21年の歴史の中で初となるシーズンエンドパーティが開催された。早速その模様をレポートしよう。
写真、レポート：横田和彦

レンタルバイクで仲間と楽しむ耐久レース「Let’sレン耐」

多くのスポーツバック好きライダーが持つ「バイクでレースをしてみたい！」という夢を叶えてくれる、レンタルバイクを使った参加型の耐久レース「Let’sレン耐」。元WGPライダーの青木拓磨さんが「モータースポーツ参加のハードルを下げたい」という想いで21年前にはじめたレースだ。

そんな「Let’sレン耐」、初開催時は参加台数が4台だけだったそうだが、着々と参加者を増やしていき、2025年にはのべ参加人数がなんと3000名を越える規模のイベントとなった。

ここまで盛り上がっている理由は、レンタルバイクを使ったイコールコンディション、レーシングスーツやブーツのレンタル、女性や初心者に優しいレギュレーション、ゲームや燃料制限によって“速いだけじゃ勝てない”特別ルールがあるから。「Let’sレン耐」は耐久レースでありながら「仲間と一緒にワイワイ楽しめる運動会」のような感覚で楽しめるのが魅力なのだ。

そして初開催から21年が経過した2025年12月、Let‘sレン耐初となるシーズンエンドパーティが、サンシャイン60（池袋）の58階・クルーズ・クルーズにて開催されたのだ。

主催者やスタッフ、サポートしてくれる人々とともに楽しい時間を過ごす

Let‘sレン耐の主催者である青木拓磨さんの挨拶でパーティは始まった。

今までのレン耐の経過や想い、これからのことなどを語り、最後に「今日は思い切り楽しみましょう！」と声を掛ける。続いてLet‘sレン耐を支えてくれている企業の代表の方が挨拶。

このほかにも多くの企業のサポートでレースが運営されており、これは青木拓磨さんの強い熱意が実現したもの。あらためて影響力の大きさを実感する。

乾杯の後は立食パーティがスタート。美味しい食事や飲み物を楽しみながら、あちこちで話が盛り上がる。

パーティ中には沖縄出身のシンガーソングライター・aiRinaさんも登場してミニライブを披露。実は彼女、Let‘sレン耐のテーマソングを作って歌ってくれているのだ。

2025年・年間ランキング上位チーム表彰式を初開催！

続いて2025年の年間ランキングの表彰が行われた。レン耐はシリーズポイント制度があるので、年間を通して優れた成績を収め、上位3位以内に入ると表彰されるのだ。といっても今までは記録上で残るだけだったので、表彰式というのは今回が初めて。

クラスは今までに多くの優勝を重ねたベテランチームで競う「マイスタークラス」と、通常の参加チームによる「レン耐クラス」の2クラス。それぞれ別に表彰が行われた。各チームにはトロフィーのほかに副賞として来年のレン耐参加料の割引チケット（チャンピオン・5万円／2位・3万円／3位・2万円）の目録も贈られた。

◆マイスタークラス
2025年チャンピオン：どこどこツインズ／2位：RTザ青梅／3位：お主も悪よのう（欠席）

◆レン耐クラス
チャンピオン：イケイケ団／2位：team the VICE-A／3位：team the VICE-B

豪華景品多数！クジ引き大会に場内大興奮

会場も大いに盛り上がった頃、Let‘sレン耐をサポートしてくれている多くの企業から提供された豪華な景品が当たるクジ引き大会も開催。景品の中には高額なものも多く、場内は大盛り上がり。当たった人も大喜びだった。

そしてレン耐にブースを出すこともある「茶舗小宮園」さんが全員にお茶のセットをプレゼント。今年のレン耐の最後を飾るイベントだけに、参加者全員の思い出の残る集いとなった。

Let’sレン耐・2026年のスケジュール発表！

来る2026年もLet‘sレン耐は1月から全国のサーキットで開催される。現在までに発表されているスケジュールを紹介するので、あなたも仲間と一緒にエントリーしてみてはいかがだろうか。

「Let’sレン耐」ホームページ

「Let’sレン耐」ホームページ

rentai.takuma-gp.com