監修者:岡本修(Webライター)
大学時代から大型バイクに乗っていて、日常使いはもちろん、ツーリングやサーキット走行まで楽しんでいる。ジャケットやグローブといったギアを集めるのも好きで、時間があれば最新商品をチェックしている。
本記事は編集部が独自に制作した記事ですが、記事内のリンクから商品を購入すると、Amazon、楽天等のアフィリエイトプログラムから売上の一部がWebオートバイに還元されます。
バイク用レザーグローブの選び方と役割
バイクグローブは、ライダーの手を守る最も重要なプロテクターであり、同時にバイクとの一体感を高めるインターフェイスでもあります。数あるグローブの中でも、レザーグローブは、その高い安全性、優れた操作性、そして何よりも使い込むほどに手に馴染み、味わいが増す独自のスタイルで、多くのライダーに愛され続けています。
本革のグローブは、耐久性や耐摩耗性に優れているため、万が一の転倒時には手を路面との摩擦から強力に守ります。また、適切な手入れをすることで長く使い続けることができ、愛車とともに時を重ねる喜びを感じさせてくれます。
しかし、一口にレザーグローブと言っても、使用されている革の種類、厚み、縫製技術、プロテクターの有無によって、その性能や用途は大きく異なります。自分のライディングスタイルや求める機能に合わないグローブを選んでしまうと、操作性を損なったり、手への負担が増えたりすることもあります。

バイク用レザーグローブの選び方
この記事では、バイク用レザーグローブの選び方を、「革の種類と特徴」「安全性と操作性」「フィット感とメンテナンス」という3つの視点から徹底解説します。この記事を参考に、あなたのバイクライフをさらに豊かにする、最適なレザーグローブを見つけてください。
革の種類と特徴で選ぶレザーグローブ
レザーグローブの性能とスタイルは、使用されている「革」の種類に大きく依存します。それぞれの革が持つ特性を理解し、自分のライディングスタイルや求める耐久性に合わせて選びましょう。

革の種類と特徴で選ぶバイク用レザーグローブ
牛革(カウレザー)
最も一般的で、バイクグローブに広く採用されている素材です。繊維密度が高く、非常に丈夫で耐久性に優れているのが特徴です。厚みがあるため、高い保護性能を誇りますが、新品の状態ではやや硬く、手に馴染むまでに時間がかかります。しかし、使い込むほどに柔らかくなり、自分の手の形にフィットしていく変化を楽しめます。高い安全性と耐久性を求めるライダーにおすすめです。
山羊革(ゴートレザー)
牛革に比べて薄く、非常に柔らかいのが特徴です。しなやかで、最初から手に馴染みやすいため、操作時の繊細な感覚を重視するライダーにおすすめです。また、耐摩耗性も比較的優れており、牛革よりも軽量です。薄くても丈夫なため、操作性と保護性能のバランスが取れたグローブを求める方に適しています。
鹿革(ディアレザー)
非常に柔らかく、吸湿性、通気性に優れているのが特徴です。天然の油分を多く含んでいるため、水に濡れても硬くなりにくいという特性があります。フィット感が良く、夏場でも快適に着用できる製品が多いですが、牛革に比べて耐摩耗性や耐久性はやや劣る傾向があります。クラシックなスタイルや、快適性を最優先するライダーにおすすめです。
羊革(シープレザー)
最も柔らかく、しなやかな革ですが、耐摩耗性は最も低いです。主に裏地や、プロテクター部分以外の装飾的な部分に使われることが多く、バイクグローブのメイン素材としては、安全性や耐久性の観点からあまり採用されていません。
【監修者の一言】
バイクグローブの素材選びにおいて最も重要なのは、自身のライディングスタイルと安全性の優先順位を照らし合わせることです。まず、万が一の転倒時に路面との摩擦から手を守るという保護性能を最優先するのであれば、やはり牛革が最も信頼に値します。厚みがある分、最初は操作に違和感を覚えることもありますが、自分の手に馴染んだ後のフィット感と安心感は他の素材では得がたいものです。スポーツ走行や高速道路を多用するライダーにとっては、これが標準的な選択肢となります。
安全性と操作性で選ぶレザーグローブ
レザーグローブの真価は、転倒時の保護性能と、バイクの操作性を両立している点にあります。どちらか一方を犠牲にすることなく、バランスの取れた製品を選びましょう。

安全性と操作性で選ぶバイク用レザーグローブ
安全性:プロテクターの有無
レザー自体高い保護性能を持ちますが、ナックル(拳)や指の関節部分には、カーボンやウレタン、プラスチックなどのプロテクターが装備されていれば、転倒時の衝撃を効果的に吸収し、骨折などの重傷化を防ぐなど、保護性能が大きく向上します。プロテクターの有無もしっかり確認しましょう。
安全性:縫製技術
グローブの縫製は、転倒時の強度に直結します。特に、手のひら側は路面と接触しやすいため、縫い目が表に出ないようにする「内縫い」や、二重縫製など、強度を高める工夫がされているかを確認しましょう。
操作性:指の立体裁断とギャザー加工
操作性を高めるためには、グローブが手の動きを妨げないことが重要です。指が曲がった状態を想定した立体裁断が施されているグローブは、グリップを握った際のフィット感が高く、疲労を軽減します。また、指の付け根や甲にギャザー加工が施されていると、関節の動きに柔軟に対応し、操作性が向上します。
操作性:スマートフォン対応
近年は、グローブを装着したままナビやスマートフォンを操作できる「スマホ対応」の製品が増えています。指先に導電性の素材が使われているかを確認することで、寒い中グローブを外す手間を省くことができ、利便性が向上します。
フィット感とメンテナンスで選ぶレザーグローブ
レザーグローブは、使い込むことで手に馴染んでいく「育てる」楽しみがありますが、最初のフィット感と、日々の手入れも非常に重要です。
フィット感
レザーグローブは、使用しているうちに革が伸びて手に馴染むため、購入時は少しきついと感じる程度のサイズを選ぶのが理想的です。指先が少し余る程度であれば問題ありませんが、指の腹がグローブの先端にぴったりと触れるか、わずかに余裕がある程度が目安です。試着する際は、実際にハンドルを握る動作や、クラッチ・ブレーキ操作を想定して、指の動きに制限がないかを確認しましょう。
【監修者の一言】
レザーグローブは「天然素材」であるため、使用に伴い繊維が解れて自分の手の形に伸びていくという特性があります。そのため、新品時に少しタイトなものを選んでおくと、馴染んだ際に最高のフィット感を得られます。ただし、指の長さが足りずに関節が突っ張るようでは操作に支障をきたすため、指の腹が先端に軽く触れる程度の余裕は確保すべきです。
特に重要なのは、直立した状態ではなく、ハンドルを握りレバーに指をかける「ライディングの姿勢」で試着することです。拳を握り込んだ際に、手の甲や関節に痛みがないか、指の動きを邪魔する圧迫感がないかを確認してください。この初期のサイジングこそが、後の「育てる」工程を成功させるための鍵となります。
カフの長さ(ショート、ロング)
グローブの袖口(カフ)の長さも、用途によって選びましょう。 ショートカフは手首までの長さのグローブで、着脱が簡単です。街乗りや、春から秋にかけての使用におすすめです。
一方、ロングカフのグローブは、手首から肘近くまでを覆う長さで、ジャケットの袖の上から被せるように着用します。手首からの風の侵入を防ぎ、防寒性を高めるため、冬用グローブや高速走行を伴うツーリングにおすすめです。

メンテナンスで選ぶバイク用レザーグローブ
メンテナンス
レザーグローブは、水や汗に弱いため、定期的な手入れが不可欠です。しっかり手入れをすることで、寿命が大きく変わることもありますので、しっかりケアしましょう。
防水加工
グローブを選ぶ際、最初から防水加工が施されている製品を選ぶと、雨天走行後も手入れが比較的容易になります。
オイル補給
使用後は、専用のレザークリーナーで汚れを落とし、ミンクオイルなどのレザートリートメントで油分を補給することで、革の硬化やひび割れを防ぎ、しなやかさを保つことができます。
乾燥
雨や汗で濡れた場合は、風通しの良い日陰で時間をかけて完全に乾燥させましょう。熱源の近くや直射日光での急激な乾燥は、革の硬化やひび割れの原因となるため避けてください。
【監修者の一言】
操作性を大きく左右する立体裁断とシャーリングは、長距離走行での疲労を最小限に抑えるために不可欠な設計です。あらかじめ指を曲げた形状に仕立てることで、グリップを握る際の生地の突っ張りが解消され、無駄な握力を使わずに済みます。特に関節部のシャーリングは、複雑な指の動きに追従して革の硬さを補うため、安全性の高い厚手のグローブほどその恩恵は大きくなります。
また、スマートフォン対応機能は、現代のライダーにとって利便性だけでなく、体温維持の観点からも重要です。停車時にグローブを脱ぐ手間を省くことで、特に冬季の指先の冷えを劇的に軽減できます。ただし、感度は製品ごとに異なるため、自身の端末との相性を考慮して選ぶのが実用的です。
カドヤ バイク用レザーグローブ NKG-2 ブラック M No.3313
カドヤ(KADOYA)のバイク用レザーグローブ「NKG-2(ブラック・M・No.3313)」です。 日本最古の革ジャンメーカーとして知られるカドヤが、シンプルさと機能美を追求して作り上げた、パンチングメッシュタイプのサマーグローブです。
素材には馴染みの良いしなやかなゴートレザーを採用。手の甲に施されたパンチング加工により、真夏のライディングでも優れた通気性を確保し、蒸れを逃がします。無駄な装飾を削ぎ落としたオーセンティックなデザインは、どんなスタイルのオートバイにも馴染み、使い込むほどに自分の手の形へと変化していく、本革ならではの質感を愉しめるスタンダードな一双です。

楽天はこちら↓
タイチ アームドメッシュグローブ RST448 BLACK
タイチ(TAICHI)のアームドメッシュグローブ(RST448)です。同ブランドの代名詞とも言える「アームド」の名を冠した、安全性と通気性を極めて高い次元で両立させたサマーライディンググローブの決定版です。
一目でそれと分かるカーボン製ナックルプロテクターを装備し、万が一の転倒時には手のひら側のカーボン製スライダーが路面との摩擦を逃がすことで、手首や舟状骨へのダメージを最小限に抑えます。甲側には広範囲にメッシュ素材を配し、走行風を積極的に取り入れることで夏場の蒸れを解消。レーシンググローブ譲りのプロテクション性能を、ストリートでも扱いやすいショート丈に落とし込んだ、攻めの走りを支える一双です。

楽天はこちら↓
デイトナ HBG-037 内縫いガンカットショート チェスナット
デイトナ(DAYTONA)のヘンリービギンズ(HenlyBegins)ブランドから展開されている、内縫いガンカットショートグローブ(HBG-037)です。 プロの裁断士による「ガンカット」と呼ばれる贅沢なパターンを採用し、指周りの縫い目が直接肌に触れにくい「内縫い」仕様を組み合わせることで、素手のような極上のフィット感を実現しています。
素材には、しなやかでありながら耐久性に優れた北米産牛革を厳選して使用。特殊ななめし加工により、使い始めから手に馴染む柔らかさを持ち、使い込むほどにライダーそれぞれの手に馴染んでいく、シンプルながらも本質を追求したレザーグローブです。

楽天はこちら↓
アルパインスターズ SMX-1 AIR V2 GLOVE
アルパインスターズ(alpinestars)のSMX-1 AIR V2 GLOVEです。 世界最高峰のレース現場で培われた技術を、ストリート向けに最適化したハイエンドなサマーメッシュグローブです。
強固なハードナックルプロテクターと、耐摩耗性に優れたフルレザーの掌部分を組み合わせることで、クラス最高レベルの安全性を確保。甲側には広範囲に3Dメッシュを配し、真夏の過酷な熱気を効率的に排出します。レーシンググローブのようなタイトなフィット感と、ストリートでの利便性を両立させた、走りの質を追求するライダーのためのプレミアムな一双です。

楽天はこちら↓
ファイブ STUNT EVO 2 LEATHER ブラウン
ファイブ(FIVE)のスタントエボ2レザー(STUNT EVO 2 LEATHER)です。グローブ専門メーカーであるFIVEのアイコン的モデル「STUNT」を次世代へと進化させた、アーバンライディンググローブの最高峰です。
全身を羊革で包み込み、手に吸い付くような極上のフィット感と高い耐久性を両立。最大の特徴である分割型エアスパン・ナックルプロテクターは、人間工学に基づき設計されており、保護性能を維持しつつ、指の曲げ伸ばしを一切妨げません。手のひら側にはカーボン製スライダーを装備し、ストリートでの万が一の転倒にも備えた、機能美と安全性を極めたプレミアムなレザーグローブです。

楽天はこちら↓
JRP BPS 3シーズンショートグローブ
ジェーアールピー(JRP)の3シーズンショートグローブ(BPS)です。香川県の職人魂が宿る「JRP」を代表するロングセラーモデルであり、オートバイ専用グローブとしての機能美を追求した一双です。
素材には、汚れに強く、水洗いまで可能なJRP独自の「耐水加工牛革」を採用。ショート丈でありながら、日本人の手の形に合わせた徹底的な立体裁断により、まるで素手のような優れた操作感を実現しています。春・夏・秋の3シーズンを通して、街乗りからロングツーリングまで幅広く活躍する、シンプルかつ上質なスタンダードモデルです。

楽天はこちら↓
デグナー プロテクター付きレザーグローブ TG-35
デグナー(DEGNER)のプロテクター付きレザーグローブ(TG-35)です。 革製品の老舗として知られる京都のメーカー、デグナーが手がける、クラシカルな外観と現代的な安全性を融合させたロングセラーモデルです。
一見するとオーソドックスな本革グローブですが、拳の部分には目立ちにくいソフトプロテクターを内蔵しており、万が一の衝撃を緩和します。素材にはしなやかな牛革を採用し、掌側の摩耗しやすい部分には補強当てを施すなど、ライディングの実用性を追求。使うほどに手の形に馴染み、独自の風合いが増していく、革本来の魅力を楽しみながら安全に走りたいライダーに向けた一双です。

楽天はこちら↓
エルフ スフィーダメッシュグローブ EG-S517
エルフ(elf)のスフィーダメッシュグローブ(EG-S517)です。 モータースポーツの世界で培われた情熱をストリートに落とし込んだ、エルフブランドを象徴するスポーツメッシュグローブです。
甲側には優れた通気性を誇るメッシュ素材を採用し、真夏の酷暑でも手元の蒸れを効率的に排出します。拳部分にはカーボン製のハードプロテクターを装備し、さらに手のひら側にもスライダーを配置することで、万が一の転倒時にも高い保護性能を発揮。エルフらしい鮮やかなグラフィックと、レーシーなシルエットが融合した、夏のライディングを熱く快適に彩る一双です。

楽天はこちら↓
ラフ&ロード クールマックスレザーグローブ RR8518
ラフアンドロード(ROUGH&ROAD)のクールマックスレザーグローブ(RR8518)です。 「夏でもレザーグローブをはめたいが、蒸れやベタつきは避けたい」というライダーの切実な願いを、ハイテク素材との融合で解決した高機能モデルです。
ベース素材にはしなやかな牛革を使用しつつ、裏地には吸汗・速乾性に優れたクールマックス(COOLMAX)を採用。汗を素早く吸収して蒸散させることで、真夏のライディングでもグローブ内部をドライで快適な状態に保ちます。パンチング加工を施さないレザーグローブでありながら、素材の力で快適性を追求した、ラフアンドロードらしい実利主義な一双です。

楽天はこちら↓
コミネ プロテクトレザーメッシュグローブ GK-234
コミネ(KOMINE)のプロテクトレザーメッシュグローブ(GK-234)です。 本革の持つ高い耐久性と、メッシュ素材の圧倒的な通気性を融合させた、ハイブリッドな夏用ライディンググローブです。
拳部分には、万が一の際に衝撃を分散・吸収するハードタイプのナックルプロテクターを装備。さらに手のひら側にはカーボンスライダーを配し、路面との摩擦を逃がすことで手首へのダメージを軽減します。安全性において一切の妥協を許さないコミネの姿勢を体現しつつ、指の付け根や甲に配置されたメッシュ生地が走行風を効率的に取り込む、スポーツライディングから街乗りまで対応する高機能モデルです。

楽天はこちら↓
オゼロ バイクグローブ
オゼロ(OZERO)のバイク用ヤギ革グローブです。 春・夏・秋の3シーズンに対応し、ライディングだけでなくアウトドアやサバゲー、自転車など多目的に活用できる汎用性の高いモデルです。
素材には、薄手ながら強度が高く、しなやかな山羊革を全面的に採用。手の甲側には通気性を確保するための微細なパンチング加工や、柔軟な動きをサポートするストレッチ素材が組み合わされています。親指と人差し指の先はスマホ操作に対応し、手のひらには滑り止めと摩耗を防ぐ補強が施されているなど、シンプルながらライダーが必要とする実用機能を低価格で実現したコストパフォーマンスに優れた一双です。

楽天はこちら↓
まとめ:レザーグローブで、安全とスタイルを極める
バイク用レザーグローブは、転倒時の高い保護性能と、繊細な操作性を両立させた、ライダーの安全を守る重要な装備です。牛革、山羊革、鹿革といった革の特性を理解し、プロテクターや縫製技術に注目して選ぶことで、あなたのライディングを最高のレベルに引き上げることができます。
この記事で解説した「革の種類と特徴」「安全性と操作性」「フィット感とメンテナンス」といった選び方のポイントを参考に、あなたのバイクライフをさらに豊かにする、最適なレザーグローブを見つけてください。
手に馴染んだレザーグローブとともに、愛車との一体感を味わいながら、最高のライディングを楽しみましょう。


![[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。] [商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/50a5cd97.bab774a1.50a5cd98.c3d2c12b/?me_id=1250824&item_id=10001240&pc=https%3A%2F%2Fimage.rakuten.co.jp%2Fhistory-bike%2Fcabinet%2F01158183%2Fimg62165858.jpg%3F_ex%3D128x128&s=128x128&t=picttext)