ドゥカティ新型「ハイパーモタードV2」はパニガーレV2直系のエンジンを搭載！950から13kgの軽量化、豪華足まわりのSPも同時発表！【2026速報】

ドゥカティ「ハイパーモタードV2／SP」特徴

強気なスタイリングに違わぬ刺激的なスーパーモト誕生！

ドゥカティの「ハイパーモタード」シリーズに、新型モデル「ハイパーモタード V2」が追加された。新型は、これまでラインアップされていたハイパーモタード950のアグレッシブなスタイリングを踏襲しつつ、エンジン、および排気量を変更。大幅な軽量化も図られ、より刺激的なパフォーマンスを生み出すハイパーモトへと進化した。

エンジンは、パニガーレV2と同じ排気量890ccのV型2気筒を搭載。最高出力は約120HPを発揮し、シャープなレスポンスと高回転域までのスムーズな伸びが特徴だ。

車体関係も大きく変更され、モノコックタイプのフロントフレームを採用。車両重量はハイパーモタード950が193kgであったのに対し、新型はスタンダードで180kgと約13kgもの軽量化を果たしている。排気量、および最高出力の向上に合わせて、シャシーも一新したことで、コーナーでの切り返しの俊敏性、ブレーキング時の安定性を向上させている。

デザインは、基本コンセプトを受け継ぎつつ、さらに洗練された印象に。2005年のEICMAにて発表された「ハイパーモタード1100プロトタイプ」の要素を取り込み、彫刻のようなメリハリのあるプロポーションとしている。

特徴的なくちばし状のフロントフェンダーやスリムで高いシート、そして剥き出しのトレリスフレームは従来モデルから健在。ヘッドライトには2つのデイタイムランニングライトが組み込まれ、一体感のある造形に。シート下に配置された2つのマフラーがアグレッシブな印象を与えてくれる。

電子制御システムにも最先端技術が惜しみなく投入されている。6軸IMUを核としたコーナリングABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール（DTC）、ドゥカティ・ウィリー・コントロール（DWC）、エンジン・ブレーキ・コントロール（EBC）等々を搭載し、サーキット走行などにおける車体の制御性能をアップ。

新型パニガーレV4Sに初導入された第2世代クイックシフトシステム、ドゥカティ・クイック・シフト（DQS）2.0も搭載。日常使いにおけるライダーの負担を軽減するのはもちろん、レースシーンにおいて直感的なシフトチェンジが可能となる。

そのほか、ライディングモードは「レース」「スポーツ」「ロード」「ウェット」の4モードを搭載。各モードで電子制御の介入レベルを自分好みにカスタマイズすることも可能だ。

そして、このスタンダードモデルに加えて、さらに3㎏の軽量化が図られ、豪華な足まわりを装備する「ハイパーモタード V2 SP」もラインアップ。

前後サスペンションがオーリンズ、フロントフェンダーがカーボン製となっており、グラフィックも専用のものを採用。スポーティなイメージが際立っている。

ドゥカティ「ハイパーモタードV2／SP」カラー・人気投票

ドゥカティ「ハイパーモタードV2／SP」動画・写真

【写真17枚】ドゥカティ「ハイパーモタードV2／SP」17

ドゥカティ「ハイパーモタードV2／SP」主なスペック・価格

まとめ：大冨 涼

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