2026年モデルが世界初公開されたカワサキの「Z900RS」シリーズに、スポーティで個性的なカフェレーサー「Z900RS CAFE」が登場した。発売は2026年2月予定で、販売は全国のカワサキプラザ限定。メーカー希望小売価格は154万円(税込)と発表されている。レトロな造形美と現代的な走行性能を融合させた“タイムレスZ”・Z900RSファミリーの中でも際立った存在感を放つモデルだ。
写真:カワサキモータースジャパン、赤松 孝/まとめ:松本正雅
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カワサキ「Z900RS CAFE」の概要

画像: KAWASAKI Z900RS CAFE 2026年モデル 発売日:2026年2月予定 税込価格:154万円

KAWASAKI
Z900RS CAFE
2026年モデル

発売日:2026年2月予定
税込価格:154万円

Z900RS CAFEは、Z900RSにフロントカウルを装着し、スポーツテイストを加えたスタイリッシュなカフェレーサー。カウルの装備に寄り、風防効果を高めながらスポーティな印象を演出する。また、ブラック塗装のローポジションハンドルと専用設計のシートにより、見た目の俊敏さと快適なライディングポジションを両立している。サイレンサーとエキゾーストヒートガードにはヘアライン仕上げが施され、上質で洗練された雰囲気も醸し出している。

今回の20226年モデルでは、燃料タンクには往年の「マッハシリーズ」へのオマージュとしてレインボーラインのグラフィックを採用。転写フィルムで表現されたKAWASAKIロゴは、下地のボディカラーが透ける仕様となっており、見る角度によって異なる輝きを放ち、所有感を高めてくれる。サイドカバーエンブレムもブラック仕上げで、全体の統一感と高級感を強調している。

搭載される水冷4ストローク並列4気筒エンジンは今回カムプロフィールを変更。エキパイもコンパクトなヘッダーとサブチャンバーを備えた仕様に変更され、サイレンサーは7cm延長。これにより、低中回転域の扱いやすさと高回転域の力強さを両立している。

また、新たに電子制御スロットル(ETV)を採用することで、リニアでダイレクトなスロットルフィールを実現。独自のサウンドチューニングにより、鼓動感と高揚感を兼ね備えた排気音を奏でる。

足まわりには、フルアジャスタブル倒立フォークとホリゾンタルバックリンク式リアサスペンションを採用し、街乗りからワインディングまでリラックスして楽しめるハンドリングを実現。クラシックなスタイルながらも現代のバイクらしいスポーツポテンシャルを誇る。

電子制御面では、IMU(慣性計測装置)を中核に据えたKCMF(カワサキ・コーナリング・マネジメント・ファンクション)やKTRC(トラクションコントロール)、ABSを標準装備。さらに、シフトアップ/ダウン対応のKQS(クイックシフター)やクルーズコントロールも搭載し、快適で安全なライディングを支える。

さらに、スマートフォン連携アプリ「RIDEOLOGY THE APP MOTORCYCLE」にも対応しており、ライダーは走行情報の確認やナビ機能、音声コマンドなどを利用できる。

画像: カワサキ「Z900RS CAFE」の概要

伝説のZ1から続く「Zスピリット」を、現代の感性で再構築したカフェレーサー・Z900RS CAFE。ボディカラーはエボニー1色のみの設定。現時点ではまだ詳細なスペックが発表されていないが、2026年2月の発売に向けて期待は高まる。今後の展開から目が離せない1台だ。

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