▶▶▶主なスズキ出展モデルの写真はこちら
「e-VanVan」コンセプト(ワールドプレミア、参考出品車)

スズキブースの出展モデルの中でも今回の目玉となるのが、ワールドプレミアのe-VanVanコンセプト。EV になってもバイクに乗る楽しさ、操るワクワクを感じたい、というユーザーの願いを叶えるコンセプトモデルだ。





スタイリングは1971年に初代が登場したユニークなレジャーバイク「VanVan90」から続く流れを感じさせるもの。遊びゴコロを大切にした、愛らしい独特のフォルムをEVになっても継承している。






e-VanVanコンセプトは原付二種相当で、全長1810mm、全幅825mm、全高1050mmと、車格は原付二種より少し大柄。独創的なスタイリングとデジタルテーマのユニークなカラー&グラフィックで先進性を表現しており、ファンバイクとして楽しめるEVに仕立てている。
「e-PO」(参考出品車)

原付一種相当のEVモペッドとして開発中の「e-PO」も進化、ジャパンプレミアとして公開される。「普段使いからレジャーまで、身近な移動をもっと自由に!」をコンセプトに、電動アシストとEV バイクを掛け合わせた新ジャンルのモビリティで、ペダルを漕ぐことで、強力なアシスト走行が可能なことに加え、アクセル操作のみでも快適に走行することができる。








おおもとのベースはパナソニックの電動自転車「オフタイム」だが、今回からリアがディスクブレーキ化されたことでフレームは新作に変更されている。バッテリーはパナソニック製の電動自転車と同じものを使用するため、すでに電動自転車がある家庭なら、バッテリーを共用できる経済性の高さもポイント。すでに公道調査走行も実施済みで、今回からカラーも4色を用意。市販化が近いことを感じさせる、今後の展開が楽しみな新世代モビリティだ。
e-Address(参考出品車)

2025 年1 月にインドで開催された「Bharat Mobility Global Expo2025」で発表された「e-Address」もジャパンプレミアとして公開される。アドレス125の車体をベースとした原付二種相当のEVだ。







「最新の技術を活用したバイクに乗って、日常生活をよりスマートにしたい」というユーザーの願いをかなえるモデルで、WMTCモードでの航続距離は80km。バッテリーは固定式で、シート下のトランクスペースも確保され、利便性と実用性は十分。
スマートキーやスマホ連携機能付きのメーターなども採用され、先進機能もしっかり搭載。世界戦略車で、生産国のインドを皮切りにグローバルに販売されるので、国内発売の可能性は高そうだ。
GIXXER SF250 FFV(参考出品車)

世界の様々な地域で実用化されているバイオエタノール燃料に対応したフレックス燃料車。ベースはジクサーSF250でインジェクターや燃料ポンプ、エンジン制御等を改良して、バイオエタノール85%の混合燃料が使用可能となっている。すでに2025年1月にはインドで発売されており、ジャパンプレミアムとして展示される。
水素エンジンバーグマン(二輪技術展示車)


2023年に展示された水素エンジンバーグマンの進化版も技術展示される。今回はラジエターの搭載位置を工夫することでホイールベースを80mm短縮。エンジンも2インジェクターと専用の点火コイルを採用した新仕様に進化している。実用性と省燃費の研究をさらに継続する実験車だ。
次世代モビリティの「MOQBA2」「SUZU-RIDE2」にも注目!

バイク以外にも注目モデルを多数展示される。2023年に登場した次世代モビリティ「MOQBA」は進化して「MOQBA2」として登場。モクバという名前の通り、4足歩行で段差などの障害物を乗り越えて進むことが可能なモビリティで、今回は操舵機能を膝から足首部分に変更し、安定性と旋回性を向上している。


上部のユニットを変更することでさまざまなバリエーションが設定可能で、ススキブースの展示は「バイク仕様」だが、同じモビリティショー会場内のキッザニアには「荷物敗走しよう」「椅子仕様」も展示されるほか、寝たままの患者を搬送できる「担架仕様」も設定されている。

同じく、2023年に発表された電動パーソナルモビリティ「SUZU-RIDE」も進化して「SUZU-RIDE 2」として展示される。椅子に座った状態でリラックスしたまま移動が可能で、後部には大きなラゲッジスペースを設定。日常、商用、レジャーまで、いつでも楽しく軽快に移動を楽しめる。