購入したはいいものの、まだまだ絶賛ビビり中です!
――初めての愛車購入おめでとうございます!
ありがとうございます! まさか自分がバイクを所有することになるとは、これまでの人生で思ってもいなかったんですが。

若月さんがバイクを購入したのは、井の頭通り沿い、吉祥寺駅から車で約10分の距離にある「カワサキプラザ東京杉並」。
――webオートバイの動画でも紹介しましたが、初めての公道走行をしたのが5月。そこからの展開が早かったですね。
自分の中ではタイミングと勢いががっちゃんこしたら、いつでも買いたいなとは思ってたんです。クルマもそうですけど、乗らないともっと乗らなくなるし、乗らないと慣れないじゃないですか。クルマはカーシェアが広まっているので、自分で所有してなくても乗ろうとすれば毎日でも乗れるけど、バイクはレンタルはあっても、いつでもどこでも乗れるってわけではないので、早く所有しないと、このまま「免許取りました」で終わるなと。だから今年の2月に免許を取ったときからずっと、早く自分のバイクを持っておきたいなと考えてました。
――なるほど。動画を撮影したときはバイク選びに悩みに悩んでいた印象でしたが、エリミネーター プラザエディションを選んだ決め手は?
いちばんは、自分が乗ってて不安がないバイクだなと思えたことですね。私は心配性なので安全志向というか、自分の身の丈に合ったバイクが欲しくて。カワサキさんのバイクの中でもニンジャとか、Zとか格好いいなと思うバイクはいろいろあったんですけど、モーターサイクルショーでまたがったときに、自分の身長(157.7cm)でもちゃんと足が着いた記憶が残ってたのがメグロS1とエリミネーターだったんです。そこから中身についても雑誌とかネットでいろいろ調べだして、エリミネーターのアシスト&スリッパークラッチとかABSとか安心感のあるテクノロジーが入ってるところや、ちょっとレトロな感じがする丸型なのにデジタル表記のメーターが確認しやすくていいなと思ったんですね。燃料計とかギアの表示もあるし。あと、自分のヘルメットが赤なので、それに合わせて赤黒のバイクをメーカー問わず探してたんですけど、まさかのタイミングで2026年モデルのプラザエディションに赤黒カラーが登場したので「来た!」って(笑)。免許を取ってからいろんな方にバイク選びの相談をしてたんですけど、「ピンときたバイクを選ぶといいよ」と言われたのが印象に残ってたので、自分が感じた「ピン」を信じようと思って、エリミネーター プラザエディションに決めました。

最終的に2026年型のエリミネーター・プラザエディションに決めました!
――運命も感じる出会いだったわけですね。購入前に試乗もしましたか?
6月に一度レンタルして乗りました。エリミネーターでちょっとだけ不安だったのが大きさだったんですよ。私はあまり身体が大きくないので、取り回しとかを考えると小回りのきくメグロの方が良いのかなって迷ってたんです。でもエリミネーターを試乗してみたら、車体の大きさ以上に発進のしやすさとか、乗ったときの快適感がすごく自分に合ってると思えました。

最後まで悩んだメグロS1。
――カワサキプラザ杉並のスタッフさんからも、購入にあたってアドバイスを受けていたようですが…。
エンジンスライダーは付けたいって相談と、あとは今でも充分足着きは良いんですけど、さらに20mmダウンできるローシートもありますよってアドバイスをいただきました。グリップヒーターについても、今は良い電熱グローブもあるからどっちを選ぶかは自分の好みでってお話をさせてもらって。大丈夫だとわかってても、どこかに少し不安を抱きながら運転するのは嫌なので、気持ちをラクに乗るために相談に乗っていただきました。心配しすぎだとは思うんですけど…。


一旦質問し始めると、強制終了するまで止まらなくなる若月さん。これは過去のwebオートバイの動画撮影で分かっていたことですが、この日はカワサキプラザスタッフが質問攻めのターゲットとなりましたw。
――いえいえ、そのくらい慎重で良いと思います。でもまたがった姿とか、めちゃくちゃ似合ってましたよ?
本当ですか!? 乗りこなせるように頑張ります!……不安ですけど。
――本当に心配性なんですね(笑)。人前に出るお仕事だし、舞台度胸はありそうなのに運転はまた別なんでしょうか。
舞台度胸、全然ないです!(笑) 舞台もいざステージに上がってしまえば大丈夫なんですけど、上がるまではめちゃめちゃ緊張するタイプで。もう手汗すごいし、お腹痛くなるしっていう。それがあまり顔に出ないとも言われるんですけど、正解を出さなきゃって気持ちがすごい強いタイプなので、「本当にこれで合ってるのかな?」って不安になるんですよ。webオートバイさんの動画を撮ったときも、「ヘルメット越しでもわかるくらい、顔が不安そうすぎる」って言われました(笑)。

購入契約が終わったあとは、整備スペースの見学に夢中。「定期点検のとき、1人でここまで来られるかな…」という独り言は、周囲のスタッフ全員が聞いていました。
いつかかなえたい夢は、ファンの皆さんと一緒のツーリング!
――エリミネーターが納車されるまでに、なにか準備はされてるんですか?
まずはジェットヘルメットしか持っていないので、フルフェイスを買おうと思ってます。SHOEIさんのZ-8が気になってて。あとはバイクカバーも欲しいなとか、チェーンロックはなにがいいんだろうとか、もう本当にわからないことだらけです。クルマだったら父親に聞けば良かったんですけど、バイクに関しては、母親が乗ってたのはだいぶ昔で何も記憶にないらしくて。やっぱり経験してる方の声がいちばんいいと思うので、頼れる人にいっぱい聞いて決めていきたいです。

バイクを購入したカワサキプラザ杉並には、グッズも沢山置いてありました!
――それこそ、バイク乗りのファンの方からいっぱいアドバイスがありそうですけど…。
いや、本当にどんどんアドバイスが欲しいんですけど、私のファンの方でバイク乗ってる方があんまりいないんですよ。この間バースデーイベントがあったので、バイクに乗る人に挙手してもらったらほとんどいなくって。
――では、若月さんご自身がバイクの免許を取ったことへも反響も大きかったのでは?
最初は心配の声が大きかったです。正直、「乗るのやめてよ」って声もあって。でも「かっこいい」って言ってくれる声もすごく多くて、自分のキャラクターもボーイッシュな方だし、キャラに合ってるよって言ってもらえたのは嬉しかったです。それに、私きっかけで免許取りましたって方が、男女問わず結構いるんですよ。ずっと免許取るか迷ってたけど、“わか”が取るなら自分もやろうと思えたとか、周りに誰もバイク好きがいないし、小柄だしって迷ってた女子が、バイク友達がいないって言ってる私を見て、それでも取りたければ取ればいいんだと思えたって言ってくれたり、そういう話を聞けるとすごく嬉しいですね。
――そういえば、バイク友達はその後もできないままですか?
できないので、今は友達さがしに必死です。本当にハッシュタグで募集しようかなってぐらい(笑)。できればファンクラブとかで、ツーリング企画やイベントを開催できたらなって思うんですけど…。もちろんバイクも車も1人でも楽しめるものだけど、人と共有する楽しみの輪も広げたいなと思うんです。

――実現したら、ファンの方同士も仲良くなれそうですね。
そうですね、本当に。たぶんお互いの趣味なんて知らない方同士が多いと思うので、そうやってバイク好き同士が仲良くなったらいいですね。webオートバイさんのYoutube動画についたコメントとかも、バイク乗りの方って皆さん本当に優しくて、みんなが教えてくれるじゃないですか。それが本当にありがたくて。そういう初心者に役立つ情報を、私きっかけで免許を取った人たちにもバケツリレーして受け渡していきたいです。
――責任感が強い(笑)。 では個人的な楽しみとして、実際に愛車が決まったところで、いま具体的に行きたい場所はどこですか?
横浜方面に行ってみたいですね。中華街の近くにカワサキプラザさんがあるじゃないですか(※カワサキ プラザ横浜山下)。勝手な思い込みなんですけど、あの辺はバイクの聖地感をすごく感じるので、走ってみたいですね。あと高速道路をまだ走ったことがないので、第三京浜道路とかで、いちばん左側車線を走って安全に高速デビューしてみたいです。
――では皆さんには、「これからライダーとして成長していく私を見ていてください」という感じですね。
そうですね。でもあわよくば「助けてください」とも言いたいです(笑)。もう自宅近くにバイクの集合場所を作って、走る時は必ず引っ張っていただきたいくらい、いまは不安なので(笑)。ただ、ずっとそうも言ってられないですし、私が得た情報をバイクに乗り始めたファンの皆さんに全部伝えていく責任もあるので、皆さんと一緒にライダー生活を楽しんでいけたらと思います!

写真/松川忍、インタビュー&まとめ/斎藤ハルコ
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