監修者:岡本修(Webライター)
大学時代から大型バイクに乗っていて、日常使いはもちろん、ツーリングやサーキット走行まで楽しんでいる。ジャケットやグローブといったギアを集めるのも好きで、時間があれば最新商品をチェックしている。古物商の免許を持ち、バイクの買取事情にも詳しい。
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バイク買取でよくある不安と、その解決策を知っておこう
バイクを売る際、「安く買い叩かれたらどうしよう」「どこの業者を選べばいいのか」「しつこい営業にあったら困る」「名義変更などの手続きが面倒そう」といった不安を感じるのは当然です。しかし、これらの不安は適切な知識と準備で解決できます。

不安なバイク買取も、知識があれば安心
高く買い取ってもらうためには、複数の業者から見積もりを取る「相見積もり」が重要です。業者選びでは、実績と評判を確認し、信頼できるところを選びましょう。
また、多くの優良業者は名義変更などの手続きを無料で代行してくれますし、強引な営業は断って大丈夫です。この後の章で、具体的な解決策を詳しく解説していきます。
バイク買取査定から売却までの全ステップを把握しておこう
「いざバイクを売ろうと思っても、何から手をつけていいか分からない」「手続きが複雑そうで、途中で挫折してしまいそう」と感じている方もいるかもしれません。しかし、バイクの買取プロセスは、一つ一つのステップを理解すれば決して難しいものではありません。

まずはバイク買い取りの流れを頭に入れておこう
ここでは、愛車を手放す決断をしてから、実際に代金を受け取るまでの流れを解説していきます。査定の依頼方法から、実車査定でのポイント、契約時の注意点、そして引き渡しと代金受け取りまで、各ステップで知っておくべき情報を網羅していますので、このロードマップを活用して、迷うことなく、スムーズに売却手続きを進めましょう。
バイク買取のSTEP1:インターネットまたは電話で無料概算査定を依頼
まずは、各買取業者のウェブサイトにある無料査定フォームや電話で、おおよその査定額を把握しましょう。
・メーカー名
・車種名
・年式
・走行距離
・車体の状態(カスタムの有無、転倒歴、不具合など)
を正確に伝えます。この時点での査定額はあくまで目安ですが、複数の業者に依頼することで大まかな相場感を掴めます。効率よく進めるには、一括査定サイトの利用が便利です。
バイク買取のSTEP2:実車査定と詳細な見積もり
概算査定額に納得できたら、次に業者を数社選び、実車査定を依頼します。多くの業者は自宅や指定場所への「出張査定」に対応していますが、店舗に持ち込む「店頭持ち込み査定」も選択できます。
査定士がバイクの状態を細かくチェックする際は、できる限り立ち会ってください。キズや不具合は正直に伝えつつ、定期的なメンテナンス状況など、アピールできる点は積極的に伝えましょう。
査定終了後、具体的な買取額が提示されます。査定の根拠をしっかり説明してもらい、他の業者の査定額と比較しながら交渉することも可能です。即決を求められても焦らず「一度検討したい」と伝え、複数の査定額が出揃ってから判断しましょう。
バイク買取のSTEP3:売買契約の締結と必要書類の提出
提示された査定額に納得できたら、売買契約を締結します。契約書の内容、特に買取金額、支払い方法、支払い時期、名義変更の有無と完了時期、キャンセル規定、車両引き渡し後のトラブル対応については、不明な点がないか隅々まで確認しましょう。
契約時には、車検証(軽自動車届出済証)、自賠責保険証、身分証明書、印鑑、納税証明書(軽二輪を除く)、リサイクル券(対象車両の場合)などの書類が必要となりますので、事前に準備しておくとスムーズです。
バイク買取のSTEP4:バイクの引き渡しと代金の受け取り
契約が完了したら、バイクの引き渡し日を決めます。引き渡し方法は、出張査定ならその場で引き取ってもらうか、後日改めて引き取りに来てもらうことになります。店頭持ち込みの場合は、契約と同時に引き渡すことが多いでしょう。
買取金額の支払い方法は、業者によって現金手渡しや銀行振込など異なります。即日現金払いしてくれる業者もあれば、数日後に振り込みとなる業者もありますので、契約時に必ず支払い方法と時期を確認し、可能であれば「現金手渡し」または「即日振込」にするのが安心です。
また、業者に名義変更や廃車手続きを代行してもらう場合は、手続き完了後に必ず連絡(新しい車検証のコピー送付や、廃車証明書の送付など)をもらえるか確認し、万一のトラブルに備えましょう。
【プロの一言!】
買い取り業者の中には悪徳業者もおり、バイクを引き渡したにもかかわらず、買取金額が振り込まれないといったケースがあり、刑事事件にまで発展した事例もあります。入金に関しては契約の段階で確認しておくことが大切です。昨今は引き渡し日当日に入金対応してくれる業者がいたり、その場で現金で支払ってくれる業者もいるので、心配であれば、そういった業者を利用するのがおすすめです。
失敗しないバイク買取業者選び! 重要ポイントと注意点
大切な愛車を売却するにあたり、「どこの業者に頼めば、一番高く、そして安心して買い取ってもらえるのだろう?」という疑問を抱くのは当然です。数多くのバイク買取業者が存在する中で、最適な一社を見つけるのは至難の業に思えるかもしれません。しかし、業者選びこそが高価買取とトラブル回避のカギ。安心して取引を行なう上で、非常に大事な要素なのです。

バイク業者をうまく見極めることが、買取成功のコツ!
この章では、押さえておくべき「信頼できる業者を見極める3つの重要ポイント」と、残念ながら存在する「悪質な業者を見抜くための注意点」を具体的に解説します。
最重要ポイント:複数の業者から相見積もりを取ること
これはバイク買取において最も重要な鉄則です。業者によって得意な車種や販売ルート、強化買取中のモデルなどが異なるため、査定額に大きな差が出ることは珍しくありません。最低でも3社以上から見積もりを取り、金額を比較検討しましょう。
一括査定サイトを利用すると、一度の入力で複数の業者に査定依頼ができ、効率的に相見積もりが可能です。最も高い査定額を提示してくれた業者に対し、他社の査定額を伝えて交渉してみるのも有効な手段です。
信頼できる実績と評判を見極めること
大切なバイクを預けるのですから、信頼できる業者を選ぶことは非常に重要です。長年にわたる買取実績が豊富で、顧客からの良い評判が多い業者を選びましょう。インターネット上の口コミサイトやSNSなどで、実際に利用した人の声を確認してみるのも良い方法です。
また、JADRI(日本二輪車オークション協会)など業界団体に加盟している業者や、古物商許可証をきちんと取得している業者であれば、一定の基準を満たしているため、安心して利用できる目安になります。
【プロの一言!】
バイクの買取業務をおこなうには、「古物商許可」が必要です。古物商許可がなく、買い取り業務をおこなうことは法律違反であり、正規の買取業者ではありません。管轄の公安から古物商許可を受けると、古物商許可番号が振り分けられます。信頼できる業者を見つけるには、古物商許可番号が付与されているかどうかを確認することをおすすめします。そのほか、実際の利用者の口コミやレビューも併せてチェックしましょう。
手続き代行の有無と手数料を確認する
バイクの売却には名義変更や廃車手続きが伴います。これらの手続きを無料で代行してくれる業者が多いですが、中には手数料が発生する業者や、自分で手続きしなければならないケースもあります。手間を省き、スムーズに売却を完了させるためにも、手続き代行の有無と、その際の手数料について事前に確認しておきましょう。業者に手続きを任せる場合でも、完了時に必ず手続き終了の連絡があるか確認してください。
【プロの一言!】
バイクを引き渡したあとに、名義変更や廃車の手続きを行なってくれるかどうか確認することが大切です。バイクを引き渡したものの、長期にわたって手続きが行なわれず、年度をまたいでしまって、「軽自動車税(種別割)」がかかってしまうといったケースがあります。また、一部の悪徳業者の場合、手続き代行手数料をあとから請求してくることもあるので注意が必要です。一見査定額が高く見えても、手数料が差し引かれることで、手元に残るお金が少なくなってしまうケースもあります。手数料を確認して、総額で比較するのがポイントです。
悪質な業者を見抜くためのポイント
残念ながら、一部には悪質な買取業者も存在します。査定額に納得できないのに強引に売却を迫ったり、長時間居座ったりする業者、不当な契約解除や引き渡し時の減額を求めてくる業者には注意が必要です。
また、バイクを引き取った後、いつまでも名義変更を行わず、税金や自賠責保険の請求が売主に来るケースもあります。契約書に名義変更の期日を明記してもらい、完了の連絡を求めるようにしましょう。焦らせるような営業トークには惑わされず、きっぱりと断る勇気を持つことも大切です。
バイク買取相場を知る! 車種別の傾向と高価買取されやすいバイク
「自分のバイクは、一体どれくらいの価値があるのだろう?」「提示された査定額が適正なのか、判断できない」と感じることはありませんか? バイクの買取価格は、車種や年式、走行距離だけでなく、市場の人気や季節、さらにはカスタムの有無によっても大きく変動します。

高価買取されやすいバイクとは?
ここでは、具体的な買取相場の傾向を排気量別に解説し、どのようなバイクが高価買取されやすいのか、その条件を詳しくご紹介します。事前に相場を知っておくことで、業者との交渉を有利に進めることができます。
排気量別の買取相場の傾向
一般的に、排気量が大きいほど買取価格は高くなる傾向にありますが、市場の人気や需要によっても大きく変動します。
50cc以下(原付一種)
数千円から数万円が相場です。通勤通学の足として需要があり、状態が良ければ高値が付くこともあります。動かない状態でも無料で引き取ってくれる業者も多いです。
51cc~125cc(原付二種)
数万円から20万円程度が相場です。スクーターを中心に人気が高く、中古市場でも需要があります。燃費の良さや維持費の安さが魅力です。
126cc~250cc(軽二輪)
10万円から50万円程度が相場です。車検が不要で維持費が安く、初めてのバイクや街乗り、軽いツーリングに人気です。CBR250RR、Ninja250、レブル250などの人気車種は高値が期待できます。
251cc~400cc(普通自動二輪)
20万円から80万円程度が相場です。車検が必要になりますが、パワフルな走りと安定感で人気があります。SR400、CB400SFなどのロングセラーモデルは安定した需要があります。
401cc以上(大型自動二輪)
30万円から数百万円と幅広く、車種や状態によっては高額買取が期待できる排気量帯です。特にハーレーダビッドソン、BMW、ドゥカティなどの輸入車や、国内メーカーのフラッグシップモデルは高値が付きやすい傾向です。
高価買取されやすいバイクの条件
特定の条件を満たすバイクは、市場で高く評価され、高価買取が期待できます。
市場で需要が高い人気車種や人気カラーのバイクは、再販がしやすいため高価買取につながります。走行距離が少ないバイクや年式が新しいバイクは、エンジンの消耗が少なく、高評価を受けやすいです。新型モデルが出たばかりの時期は、旧モデルの買取価格が下がりやすい傾向があるため、売却タイミングも重要です。
また、屋内保管や定期的な清掃・ワックスがけが行き届いているなど、保管状態が良いバイクは、サビや劣化も少なく、査定額がアップします。事故車や大きな修復歴がないこと、定期的なメンテナンス記録があること(点検記録簿や修理明細書など)も、信頼性が高まり高価買取に繋がります。カスタムしている場合でも、純正パーツが揃っていると、ノーマルに戻して再販できるため有利です。
買取相場を左右するその他の要素
バイクの需要は春先(3月~5月)に高まる傾向があるため、この時期に売却すると高値が期待できることがあります。地域によっては特定の車種の需要が高かったり、流通量が少なかったりすることもあります。
流行りのカスタムや人気のブランドパーツであればプラス査定になることもありますが、個性的すぎるカスタムや、純正に戻すのが難しいカスタムはマイナス査定になることもあります。
バイク高価買取の秘訣! 今すぐできる準備と戦略
「どうせ売るなら、少しでも高く買い取ってほしい」これは、バイクオーナーの共通の願いでしょう。しかし、ただ査定に出すだけでは、愛車の価値が十分に評価されないこともあります。

まずはしっかり清掃しておこう
ここでは、あなたが査定士に「このバイクは大切に乗られていたんだな」と感じさせ、結果として高価買取を引き出すための具体的な「事前準備」と「戦略」をご紹介します。簡単な清掃やメンテナンスから、査定時に効果的にアピールする方法、さらには必要書類の完璧な準備まで、今日からすぐに実践できる秘訣が満載です。これらのポイントを押さえて、最高の評価で売却しましょう。
査定前の事前準備:清掃とメンテナンスを実施しよう
第一印象は非常に重要です。査定士も人間なので、綺麗に手入れされたバイクには好印象を抱きます。車体の泥や汚れを落とし、ワックスで磨き上げるだけで見た目が大きく向上します。特に普段見落としがちなホイールやエンジンのフィンなども綺麗にしておきましょう。
簡単な点検として、タイヤの空気圧、オイル量、冷却水量などをチェックし、必要であれば補充しておきます。電球切れなども直しておくと良いでしょう。チェーンのサビや汚れを落とし、しっかり注油することで、丁寧に乗られていた印象を与えられます。日頃から屋内保管やバイクカバーの使用などで良好な状態で保管されているバイクは、サビや劣化が少なく、高評価につながります。
査定時のアピールポイント:不具合などは正直に伝えよう
査定士はバイクのプロです。隠し事をしていても見抜かれますし、かえって不信感を与えてしまいます。正直に伝えることが、結果的に高価買取につながることもあります。転倒歴や修理歴、現在抱えている不具合などは正直に伝えましょう。隠して後で発覚すると、査定額の減額や契約破棄に繋がる可能性があります。
点検記録簿や修理明細書など、定期的なメンテナンス記録があれば、バイクが適切にメンテナンスされてきた証拠になります。社外品のカスタムパーツが高価なものであればプラス査定になることもありますし、純正パーツが保管されていれば、査定に有利に働くことが多いです。
「走行距離は多いが、長距離ツーリングばかりでエンジンには負荷がかかっていない」「定期的にエンジンオイルを交換している」など、口頭でアピールすることも重要です。
【プロの一言!】
買取してもらう予定のバイクが故障していたり、不具合があったりした場合は、正直に査定士に伝えましょう。査定額が下がると思って、故障していることを隠すユーザーも多いです。ただ、査定士はプロなので、バイクを見ればすぐに嘘がバレます。査定士の心象をよくするためにも、正直に自分から不具合やトラブルを伝えることがポイントです。そのほか、定期的にメンテナンスしていることなども伝えると、査定額がアップする可能性があります。
書類準備の徹底:漏れなくスムーズに揃えておこう
必要書類が揃っていると、査定から契約、引き渡しまでがスムーズに進みます。事前に確認し、漏れがないように準備しましょう。車検証(軽自動車届出済証)、自賠責保険証、身分証明書(運転免許証など)、印鑑、納税証明書(軽二輪を除く)、リサイクル券(対象車両の場合)は必須です。取扱説明書、スペアキー、点検記録簿などもあればプラス材料になります。
【2025年版】バイク買取業者おすすめ5選!
数あるバイク買取業者の中から、「どこに頼めばいいのか分からない」「本当に信頼できる業者なのか不安」と感じている方も少なくないでしょう。
ここでは、とくにおすすめのバイク買取業者5社をご紹介します。各社の特徴や強み、サービス内容を具体的に知り、利用する際のメリットを比較することで、最も適した業者を見つけることができるでしょう。
おすすめ買取業者1:バイク王
テレビCMでもおなじみのバイク買取業界最大手です。全国に多数の店舗を展開し、どこにでも無料出張査定に対応しています。年間買取台数は業界トップクラスで、その実績とノウハウは群を抜いています。
独自の再販ルートと豊富な買取データを持つため、幅広い車種で安定した高価買取が期待できます。特に旧車や希少車の査定にも強く、専門知識を持った査定士が適正な価格を提示してくれます。オンラインでの無料査定システムも充実しており、初めてバイクを売却する方でも安心して利用できるサポート体制が魅力です。引渡し後の名義変更などの手続きも無料で代行してくれるため、手間なく売却を完了できます。
おすすめ買取業者2:レッドバロン
バイク用品店としても有名なレッドバロンは、全国に直営店舗を持つ点が最大の強みです。買取と販売を自社で一貫して行うため、買い取ったバイクを中間マージンなしで直接再販できる仕組みが整っています。
これにより、買取価格にその分を上乗せできる可能性があり、特に販売力の高い車種や年式の新しいバイクは高価買取が期待できます。査定は各店舗で行われることが多く、査定士の専門知識も豊富です。乗り換えを検討している場合は、査定と同時に次のバイクの相談もできるため、非常にスムーズです。アフターサービスや整備体制も充実しており、バイクに対する深い知識と愛情を持ったスタッフが多いのも特徴です。
おすすめ買取業者3:バイク館(SOX)
新車・中古バイクの販売から買取までを幅広く手掛けるバイク館(旧名:SOX)は、カー用品大手のイエローハットグループの中古・新車バイクの販売・買取業者です。全国に展開する店舗ネットワークを活かし、様々なメーカーやモデルのバイクを買取対象としています。特に人気のネイキッド、スーパースポーツ、アメリカン、オフロードなど、幅広いジャンルのバイクで高価買取の実績があります。
買取したバイクは自社の販売網で流通させるため、余計なコストを抑え、その分を買取価格に反映できる可能性があります。店頭での持ち込み査定も積極的に受け付けており、その場で査定額を提示してもらい、納得すれば即日売却も可能です。オンライン査定も利用でき、概算の買取価格を事前に知ることができます。
おすすめ買取業者4:アップル(バイク買取部門)
全国展開する中古車買取の有名チェーン「アップル」が手掛けるバイク買取サービスです。自動車買取で培った査定ノウハウと全国ネットワークをバイク買取にも活かしています。独自の豊富な販売チャネルと、迅速な流通システムにより、高価買取を実現しています。出張査定は無料で、全国どこでも対応可能。
スピーディーな査定と現金化が魅力で、急いでバイクを売りたい方にもおすすめです。買取専門業者であるため、強引な押し買いは少なく、比較的安心して査定を受けることができます。特に、自動車と一緒に査定を依頼したい場合など、複数の車両を一度に売却したい方にも便利です。
おすすめ買取業者5:バイク買取センター
関東エリアを中心に展開するバイク買取業者です。オンライン自動査定、電話査定、出張査定、店舗への持ち込みなど、多彩な方法で査定をしてもらえるのが便利。千葉県の幕張には、バイク買取に特化した専門店もあります。
買い取ったバイクは直営販売店を通じて回転良く販売するため中間コストがかからず、不動車、事故車、ローン中のバイクでも状態次第では買い取り可能です。
よくある質問(FAQ)とトラブル回避策
バイクの売却は、人生で何度も経験することではないからこそ「こんな時どうすればいいの?」「もしトラブルに巻き込まれたら?」といった疑問や不安が尽きないものです。

バイク買取Q&Aをチェックしておきましょう
この章では、バイク買取に関する「よくある質問」に回答していきます。さらに、万が一のトラブルに巻き込まれないための「回避策」も詳しく解説します。
Q:査定額に納得できない場合、断っても大丈夫ですか?
A:もちろんです。査定に来てもらったからといって、必ず売却しなければならない義務はありません。査定額に納得がいかない場合は、きっぱり断って問題ありません。「検討します」と伝えて、他の業者の査定結果を待つのが賢明です。
Q:動かないバイクや事故車でも買い取ってもらえますか?
A:はい、買い取ってもらえる可能性は十分にあります。多くの買取業者は、動かないバイクや事故車、廃車寸前のバイクでも買い取ってくれます。部品取りとして価値があったり、海外での需要があったりするケースもありますので、まずは査定を依頼してみましょう。無料引き取りに対応している業者も多いです。
Q:ローンが残っているバイクでも売却できますか?
A:はい、可能です。ローン残債がある場合でも、売却時に完済することで問題なく手放せます。買取金額がローン残債を上回れば、差額を受け取ることができます。もし買取金額がローン残債を下回る場合は、不足分を自己資金で補うか、新しいローンに組み込むなどの方法があります。買取業者が提携している金融機関を紹介してくれる場合もありますので、まずは相談してみましょう。
Q:名義変更がされていないとどうなりますか?
A:トラブルの原因になります。売却後も名義があなたに残っていると、税金や自賠責保険料の請求があなたに届いたり、売却後にそのバイクが事故を起こした場合に連絡が来るなどのトラブルに巻き込まれる可能性があります。必ず業者に名義変更の完了を確認し、新しい車検証のコピーなどをもらっておきましょう。
Q:個人売買と業者買取、どちらがいいですか?
A:ケースバイケースです。個人売買のメリットは仲介手数料がかからないため、買取業者よりも高く売れる可能性があること。デメリットは、売却後のトラブル対応(故障など)、名義変更などの手続きをすべて自分で行う必要があることです。買主探しや価格交渉も手間がかかります。業者買取のメリットは手間がかからず、スピーディーに売却できること。手続きも代行してくれる場合が多く、売却後のトラブルも少ないです。
デメリットは、個人売買よりも買取額が低くなる可能性がある(業者の利益分が差し引かれるため)ことです。「手間をかけずに確実に売りたい」「トラブルは避けたい」という方は業者買取、「少しでも高く売りたい」「手間は厭わない」という方は個人売買を検討するのも良いでしょう。
Q:査定時に「今決めないと損をする」と言われたら?
A:焦らず断りましょう。「今だけの特別価格」「今日中に決めてもらえれば〇万円アップ」といった即決を迫る営業トークは、よくある手法です。しかし、本当に高価買取が期待できるのであれば、他社と比較検討する時間を与えないのは不自然です。一度持ち帰り、冷静に判断しましょう。しつこい場合は「検討する時間が欲しい」「他社とも比較したい」と明確に伝えて断りましょう。
まとめ:あなたのバイクに最適な売却方法を見つけよう!
バイクの買取は、人生の大きな節目となることもあります。愛着のあるバイクを手放すからこそ、後悔のない選択をしたいですよね。
この記事で解説した「高価買取の秘訣」と「失敗しない業者選びのポイント」を実践し、あなたにとって最適な買取業者を見つけてください。そして、複数の業者から見積もりを取り、焦らずじっくりと比較検討する姿勢が、高額買取への一番の近道です。