バイク乗りはそれぞれが『主人公』だ!
ライダーにはそれぞれドラマがあって、ひとりひとり、みんなが主人公!
そう考える我々『スズキのバイク!』編集部のスタッフが、スズキ乗りを時には待ち伏せ、時には追撃してインタビューを敢行するのが当企画『SUZUKI HEROES/スズキ ヒーローズ』です。
編集部スタッフに捕獲されたら運の尽き!? 根掘り葉掘り『好き!』の気持ちを聞かせてもらうまで我々は帰りません。そんな企画に快くご協力いただいた……
スズキを愛するライダーたちのエピソード、ご覧くださいませ!
ベテランが乗ると大型アドベンチャーもオフ車になる⁉

さて、Vストロームミーティング2024の開場にて、突撃インタビューできそうなオーナーがいないかと練り歩いていたところ、なにやら泥にまみれ使い込まれた『Vストローム800DE』が。
これ、発売されて間もない新色では……?
この短期間でこんなになるか普通⁉
これは、強者の予感!!!!
ということで突撃したオーナーさんがこちら、神奈川県川崎市からお越しのKicked.pig(キックド・ピグ)さんです!

つい先日も林道を走ったばかりということで、バイクはあちこち泥だらけですが、オフロード特化の『Vストローム800DE』はむしろ活き活きとして見えますね……。
キックド・ピグさんはバイク歴34年のベテランで、『Vストローム800DE』に乗る前は『Vストローム1000XT』に乗っていたそう。
その時も今と同じように林道ツーリングをメインに楽しんでいたそうですが、走行距離が10万キロを超えたところでバイクにトラブルが。




やむなく乗り換えることになった際、Vストローム-XTシリーズよりさらにオフロード性能を高めた『Vストローム800DE』を購入したそう。
ただ「『Vストローム1050DE』も良かったかも」なんて気持ちもぬぐい切れていないようでしたが(汗)
ですがクイックシフターなどの電子制御が標準で付属して120万円というパッケージングはとても魅力で、軽い車体は扱いやすく、乗り心地も良いとか。
USBポートが標準装備なのも嬉しいとのこと!

うん、どちらかと言えばそのUSBポートのゴムキャップの重要性をこんなにも感じられる絵面はなかなかないかも!
冗談はさておき、晴れていれば週1で林道へ通い、2ヵ月ですでに4600キロも走っています。
本人はまったく上手じゃない、なんて言ってますけど、大型アドベンチャーバイクで毎週林道ツーリングなんて絶対ただモノじゃないって……。
(下に続きます)
ちなみに、乗り換えにあたり他メーカーのモデルも気になっていたそうですが、Vストローム1000時代にお世話になったお店のスタッフさんがとても親切だったのもあり、『Vストローム800DE』を選んだそうです。
たしかに、バイクのメンテナンスは信頼できるところに預けたいですよね!
今回はインタビューに御協力いただき有難うございました!
文:石神邦比古(モーターマガジン社)