今となってはなかなか見ることが難しくなった貴重な「スズキの歴代バイク」を紹介する連載企画。 そんなスズキの歴代バイクを振り返りながら、もし「今のバイクに例えるなら…?」と、編集部 岩瀬が独断と偏見で選んでみたいと思います。今回は30年以上の歴史を持つスズキのスクーター「アドレス」です。

SUZUKI アドレス(1987)

「30年以上も愛されるスズキの定番スクーターに成り得た理由」

画像: SUZUKI アドレス(1987)

SUZUKI アドレス(1987)

スクーターと言えば、ヘルメットや手荷物などを入れられる便利なシート下の“ラゲッジスペース”を思い浮かべる方も多いかもしれませんが、スズキ車で最初にシート下の収納スペースが搭載されたモデルをご存知でしょうか?

今ではほぼ全てのスクーターモデルに備わっていると言っても過言ではないシート下ラゲッジスペースが最初に備わったスズキ車は、実は“通勤快速”でおなじみの初代「アドレス(50cc)」だったんです。

現在でも「アドレス125」としてラインアップされ、30年以上も愛されるシリーズの初代モデルが発売されたのは1987年。当時は50cc(49cc)の空冷単気筒エンジンを搭載した2ストローク原付スクーターでした。

ちなみに、この初代アドレスにシート下スペースが設けられた理由のひとつには、1986年に法改正を受けて、原付一種(50cc以下)のヘルメット着用が義務化された(努力義務は1978年から)ことがきっかけと言われています。

画像: SUZUKI アドレスV(1990)

SUZUKI アドレスV(1990)

1990年にはアドレスシリーズの上級モデルとして「アドレスV(50cc)」が登場。長距離走行に便利な4.8Lの大型フューエルタンクを備え、足まわりにはチューブレスタイヤや、乗り心地の良いボトムリンクタイプのフロントサスペンションなどを採用して、より高い走行性能になっていました。

いま見ても全く古さを感じさせない初代アドレスの“スクーター然”としたスリムな車体デザインは、当時“スポーティーアートフォルム”と呼ばれ、30年以上たった現在でもスクーターデザインの基盤となっています。

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ゆったりと運転できるようにボディをやや大柄にしつつも乾燥重量は67kgと軽量。そこに最高出力6.8PS/7000rpm、最大トルク0.71kgm/6500rpmのパワフルなエンジンを搭載していました。

多様化する若者のファッション指向に応え、フロントバスケットをはじめ19点にもおよぶ専用オプションパーツがラインアップされていたそうです。

現行車に例えるならどんな車種?

さて、ここからはあくまでもスズキのバイク編集部 岩瀬の個人的な主観で「現在のバイク」に置き換えてみる妄想企画です。

シリーズの50cc原付一種モデル「アドレスV50」は残念ながら生産終了となりましたが、125cc原付二種クラスには「アドレス125」がラインアップされています。

画像: 現行車に例えるならどんな車種?

原付二種クラスとなるアドレス125は、2022年10月にレトロモダンなスタイルに生まれ変わって登場しました。

スクーター然としていたこれまでのスタイルを一新し、ヨーロピアンテイスト溢れるデザインを取り入れ、街乗りや普段使いに便利な機能性も盛り込んだ125ccスクーターは、全体のスタイリングこそ違えど、ジェンマシリーズにも通じる“オシャレ感”があるように感じます。

新型アドレス125はスタイリッシュな「マットステラブルーメタリック」「パールグレイスホワイト」「ソリッドアイスグリーン」「マットブラックメタリックNo.2」がラインアップされ、4色展開になっています。

スズキ定番スクーターのアドレスシリーズは、これからも時代に合わせて進化を続けていくことでしょう。

新型『アドレス125』に乗ってみた感想は?

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