文:オートバイ編集部/写真:柴田直行
※この記事は2021年6月8日にwebオートバイで公開されたものを再構成した記事です。
カワサキ『KLX230(2020)』足つき&ライディングポジション

シート高:885mm/ライダーの身長・体重:176cm・68kg
スタンディングしたときにも前寄り乗車で車体をホールドしやすいよう、シュラウドの形状などが徹底されている。KLX150よりかつてのKLX250に近いポジションで、シートは高めだがヒザにゆとりがあり、疲れにくい。
カワサキ『KLX230(2020)』各部装備&ディテール解説

構造がシンプルでメンテナンス性に優れ、軽量コンパクトに造れる、という点を重視して採用された空冷SOHC2バルブユニット。パワーは19PSだ。

走破性を重視してフロントには21インチを採用。正立フォークのストローク長はなんと220mmだ。ボッシュと共同開発したオフロード向けのABSも装備する。

リアのユニトラックサスは223mmものストロークを実現。フルサイズの本格トレールモデル顔負けの耐衝撃性と路面追従性を誇る。スイングアームはスチール製。

大きなヘッドライトでインパクトのあるマスクだが、これは十分な光量を確保するため。アジアでのパーツ供給も考慮して、あえてハロゲンを採用している。

デュアルトリップや燃費計なども表示できるデジタルメーターは230用の新作。他モデルの流用が多いこのクラスではかなり贅沢なアイテムだ。
文:オートバイ編集部/写真柴田直行
webオートバイ公開日:2021年6月8日
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