これまで巡った神社の数は1万数千社を超えるという神社ソムリエの佐々木優太が、バイク好きのゲストにぴったりの神社へとご案内しているこの連載。今回は2023全日本モトクロス選手権シリーズ、LMXクラスチャンピオンの川井麻央選手が登場です!
まとめ:齋藤ハルコ/写真:井上 演
※神社境内での撮影は、特別な許可を得ています。
※この記事は、月刊『オートバイ』2024年2月号に掲載したものを一部編集して公開しています。

今回のゲストは全日本モトクロス・チャンピオンの川井麻央選手

CB250Rを日々の通勤に使っているという川井さん。ハーレーには触ること自体が初めてだったそうで、モトクロスマシンとは異なるロー&ロングなスタイルやエンジン始動時の振動が新鮮だった様子。

今回のゲスト

川井麻央(かわいまなか)さん&ホンダ「CB250R」

2002年7月18日埼玉県生まれ。4歳からモトクロスを始める。2011年、MFJモトクロス全国大会で初優勝。2020年、2021年と全日本モトクロス選手権レディースクラスでチャンピオンを獲得する。2022年は同ポイントながら勝率でチャンピオンを逃すも、2023年は3度目の王座を奪還。所属チームは全日本モトクロス選手権国際A級クラスV9の記録を持つ東福寺保雄監督率いる『T.E.SPORT』。

画像5: 全日本モトクロス・川井麻央選手とゆくバイク旅【神社ソムリエ・佐々木優太の開運ツーリング】

神社ソムリエ

佐々木優太

参拝した神社は1万数千社、受けた御朱印は4000以上。ラジオパーソナリティーやテレビMCとして活躍し、神社にまつわる執筆や講演もしています。愛車はハーレーダビッドソン・XL1200NS。

画像6: 全日本モトクロス・川井麻央選手とゆくバイク旅【神社ソムリエ・佐々木優太の開運ツーリング】

全日本モトクロスV3の実力者は神社に興味津々!

僕、佐々木優太が、全国の神社を参拝して得た知識や経験を活かした〝神社ソムリエ〟として、ゲストのお人柄や願いに合う神社へご案内するこの連載。今回のゲストは、2023全日本モトクロスのチャンピオンライダー、川井麻央選手をお迎えしました!

川井選手は現在21歳。この連載史上もっとも若いゲストになりますが、すでに全日本タイトルを3度獲得している、押しも押されぬ日本のトップライダーです。モトクロスを始めたきっかけは、4歳の時に、現在の所属チームが主催するキッズスクールに参加したこと。じつは普通二輪免許を取ってから、まだ2年に満たないそうです。

「最初、公道を走るのが怖くていやでした。モトクロスはみんな同じ方向に走っていくけど、公道だと、いろんな方向から走ってくるじゃないですか」と笑っていましたが、「レースより公道の方が怖い」はレーシングライダーあるあるかもしれないですね(笑)。

「神社めぐりや御朱印集めに興味はあるけど、始め方がわからない」とも仰っていた川井選手。そんな時こそ、神社ソムリエの腕の見せ所です。張り切ってご案内させていただきました!

ツーリングの目的地は茨城県の笠間稲荷神社

川井選手のお悩み

モトクロス会場にもっとお客さんが増えるには、どうしたらいいですか?

数ある稲荷神社の中から笠間稲荷を選んだ理由

今回、川井選手から出た現在のお悩みは「モトクロス会場にもっとお客さんが増えるにはどうしたらいいですか」というもの。そこでご案内したのが、茨城県の笠間稲荷神社でした。

稲荷神社は日本でもっとも数が多い神社です。その中から、笠間稲荷神社がピッタリだと思った理由は、まず、日本三大稲荷の一社で参拝者が多く、〝人が集まる〟あやかりがあること。そして御祭神のウカノミタマノカミは商売繁盛の神様とされるのに加えて、父神はスサノオノミコトという荒れた土地で暴れた神様なことから、オフロードを走るモトクロスが連想できました。

さらに母神のカムオオイチヒメノカミは市場経済の神様なことから、モトクロスと市場の神様が合わさって商売繁盛となり、たくさんのお客さんが集まるイメージに結びつきました。

そして最後は、石造りだった笠間稲荷神社の大鳥居が、一度は地震により折れたものの、鉄骨でより強くなって復活したエピソードが、2022年の背骨の圧迫骨折という怪我から復活し、見事2023年の全日本王者に輝いた川井選手の姿と重なったことが、ご案内する決め手となったのでした。

ご利益の理由

川井麻央さんだから、おすすめの3つの理由

1.茨城県で初詣参拝者数が最も多い神社
→人が集まる場所としてのあやかりを受ける

2.一度折れ、鉄筋で作り直された鳥居がある
→ケガから見事復帰した川井選手に通じる

3.御祭神と御祭神の両親のキャラクター
→商売繁盛+αのご利益で来場者増加に期待

笠間稲荷神社(かさまいなりじんじゃ)

茨城県笠間市笠間1番地

創建は白雉2年(651年)と伝えられる歴史ある神社で、御祭神はウカノミタマノカミ。古くは胡桃の森だったこの地に、稲荷大神がお祀りされていたことから「胡桃下稲荷(くるみがしたいなり)」の名でも知られています。日本三大稲荷のひとつとして広く信仰を集め、年間参拝者数は350万人にもなります。茨城県内で初詣参拝者数が最も多い神社で、2023年11月末の取材時には、すでに社殿が初詣仕様となっていました。

年間350万人以上が参拝する日本三大稲荷のひとつ

画像9: 全日本モトクロス・川井麻央選手とゆくバイク旅【神社ソムリエ・佐々木優太の開運ツーリング】
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大黒様をお祀りする境内社

川井選手は、事前アンケートで「行ってみたい神社」のひとつに出雲大社を挙げていました。出雲大社の御祭神である大国主大神(オオクニヌシノオオカミ)は、七福神の一柱として知られる大黒天=“だいこくさま”と同じ神様。そして笠間稲荷神社は『常陸國七福神めぐり』の一社であり、境内の聖徳殿には、聖徳太子や事比羅社と一緒に大黒天をお祀りしています。

画像1: ツーリングの目的地は茨城県の笠間稲荷神社

せっかく行きたい神社と同じ神様に参拝できる機会。だいこくさまは食料を司る副徳や財宝を与える福の神として信仰されていますので、川井選手がこの先どんな道に進んでも、お金や食べ物などさまざまな“糧”に困らないように、という願いを込めました。

画像2: ツーリングの目的地は茨城県の笠間稲荷神社
画像3: ツーリングの目的地は茨城県の笠間稲荷神社
画像4: ツーリングの目的地は茨城県の笠間稲荷神社

参道入口にある大鳥居はもともと石造りでしたが、東日本大震災で大きな被害を受け、鉄筋で再建されました。初詣参拝者の数は茨城県内で最多。お正月には広々とした参道が人で埋まり、数多くの露店が出て大賑わいとなります。

画像5: ツーリングの目的地は茨城県の笠間稲荷神社

稲荷神社の“イナリ”の語源は、一説には“稲がなる”とされ、社紋もお米の形です。その稲穂を金で塗ると小判に見えるため、商売繁盛のご利益へ繋がりました。

画像6: ツーリングの目的地は茨城県の笠間稲荷神社

ちなみに稲荷神社=キツネの神様ではなく、キツネは神様のお使いです。

画像7: ツーリングの目的地は茨城県の笠間稲荷神社

笠間稲荷神社の御朱印

画像13: 全日本モトクロス・川井麻央選手とゆくバイク旅【神社ソムリエ・佐々木優太の開運ツーリング】

通常の御朱印には、月替りでデザインが変わる御祭神ステッカー「オマイリマンシール」が添えられています。大黒天の御朱印と、毎年秋に開催される「菊まつり」期間だけの限定御朱印は、書き置きのみを頒布。2023年12月1日からは、笠間市がロケ地となったご縁で映画『ゴジラ−1.0』コラボレーション御朱印を頒布中です(準備数が終了次第終了)。「御朱印集めをしてみたかった」という川井選手に、オリジナル御朱印帳をプレゼントさせていただきました。

画像14: 全日本モトクロス・川井麻央選手とゆくバイク旅【神社ソムリエ・佐々木優太の開運ツーリング】
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