2023年10月に茨城県にあるAKAOGI MCPSで開催された「第11回 あかおぎ4ストミニミーティング」。そこで見つけた4ミニカスタムを紹介しよう。
画像: Honda GORILLA OWNER:サトマンファクトリー(24)

Honda GORILLA
OWNER:サトマンファクトリー(24)

今ではハイエンドなマシンになればなるほどカスタムパーツメーカーが発売するアルミフレームに交換しているが、コチラのマシンはあえて純正フレームを加工する手法が取られた。その理由が4ミニ全盛と言われた2006〜2010年頃に流行ったカスタムを見た時に衝撃をうけ、どうしても今、自分の手で再現したかったというオーナーの熱い思いがあった。

カスタムシーンにおいて流行りは何年か周期で繰り替えされるというが、4ミニユーザー、カスタムは独自の進化、流行りがあり、あまり繰り返されるということがないが、このマシンはZ世代の若者が当時の人気カスタムを現代のスペック、カスタムで再現。

その中でも最もポイントとなるのがフレームのロング化。なぜフレームをロング化しなければいけなかったのかというと、このマシンのようにエンジンを124cc化するとエンジンの全長が長くなる、さらに走破性を上げるためにホイールを12インチ化、そうするとコンパクトな車体に8インチホイールのディメンションの車体ではヘッドとフロントタイヤのクリアランスが狭くなり、フロントフォークがフルボトムした時にはヘッドとフロントタイヤがほぼゼロに。最悪前転してしまうというトラブルがあった。対策としてフロントフォークのスプリングを固くしたり、オイルで調整などもしたが、そうすると走り、足まわりのセッティングにかなり手間取ってしまっていた。

その時に見出されたのが純正のフレームをロング化(だいたい3〜5cm程度)。そうすることでヘッドとホイールのクリアランスが確保され、多くのユーザーがマネをし、12インチ化されたフルカスタムが流行した。ちなみにロング化する部分はタンク下が人気だった

フレーム以外にも当時流行ったカスタムを再現したかったというマシンは、キタコから発売されていたローソンレプリカカウルや、ヨシムラのマフラー、オーリンズのリアサスなど、当時人気だったパーツが各部に装着される。

エンジンは現在発売されるパーツを使い124ccにフルチューン済み。近年のカスタムではオイルクーラー、ホースのフィッティングにブラックやシルバーなどのシンプルなカラーを選ぶユーザーが多いが、あえて青×赤の組み合わせに。ここも当時をリスペクトした仕上がり。

画像2: ホンダ「ゴリラ」をベースに、Z世代の若者が憧れの4ミニカスタムを再現!

カウルの下に装着されているオイルクーラーは武川製。パッと見ではただのオイルクーラーかもしれないが、オーナーが当時物にこだわり、長年探し続けていたものがようやく見つかり装着したこだわりアイテム。

画像3: ホンダ「ゴリラ」をベースに、Z世代の若者が憧れの4ミニカスタムを再現!

今では多機能なデジタルメーターが定番だが、当時はスピード&タコーメーターを2連で装着するのが人気だった。こちらはブラックのパネルにグリーンの文字がポイントのSP武川製。ハンドルも当時人気だった奈良県にある水本レーシング製をチョイス!!

フロントブレーキはブレンボ製キャリパーに、当時から通が選ぶアグラス製ディスクローターをチョイス!!  NSRから流用したフロントフォークのボトム部をバフがけする手法も人気だった。リアはゲイルスピード製アルミ鍛造ホイール、OVER製スタビ付きスイングアーム、オーリンズ製リアショックの12インチ最強の組み合わせ。タイヤには120/55-12サイズという扁平タイヤをチョイスするのも当時のアイデア。

画像6: ホンダ「ゴリラ」をベースに、Z世代の若者が憧れの4ミニカスタムを再現!

ペイントはチーム員でもあり、「染谷工房」というカスタムペイントショップを営む中尾氏による美麗仕上げ。ペイントの上に貼られたパーツメーカーの「G-CRAFT」のステッカーも当時物をチョイスするこだわり。

画像7: ホンダ「ゴリラ」をベースに、Z世代の若者が憧れの4ミニカスタムを再現!

マフラーには当時のハイエンド、フルチューンユーザーの多くが愛用していたヨシムラ製トライコーンマフラーを装着。大柄な車体に合わせた大型サイレンサーに、カーボンエンドがたまらない!!

文・写真:山ノ井敦司

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